23歳で飲食店開業!自己資金100万円で600万円の融資に成功した事例

【飲食業の融資】23歳で起業・・・自己資金100万円で600万円の融資を受けた事例 起業のための資金調達 – 飲食(飲食店・外食・デリバリー)
日本政策金融公庫で600万円の融資に成功

日本政策金融公庫から600万円の資金調達!

高校卒業後、販売業を2年、飲食店に3年間勤務していたIさん。

飲食店では食を通して人を感動させられる事、その空間が人と人を繋がる場にもなれるところに感銘を受け、自身でもそんなサービスを立ち上げてみたい!

と思ってみたものの、

 

「開業についての知識ってこれだけであってるのかな。」

「開業にかかる費用と運転資金は手元だけでは足りないし…」

 

どうしたらいいのかわからない所で、融資アドバイザーに相談して融資を成功させて立ち上げることができました。

経験3年、自己資金100万円で日本政策金融公庫から600万円の融資をどのように成功させたのかご説明いたします。

 

23歳、飲食店経験3年だけど融資って通る? 

まず前提としてお伝えするのは、自己資金ゼロではほとんど融資は受かりません。

Iさんのケースでは自己資金100万円を20歳からこつこつと貯めてきており、創業へ向けた計画性が経験年数不足をカバーできるものであったため融資に通りました。

 

・準備期間を確認できる。(通帳を確認し毎月コツコツ貯めてきた実績があった)

・ご家族の資金援助がある(母が将来大きなお金が必要な時の為に貯めていた)

・在職中に飲食店の運営経験あり

・サービス内容が創業予定地では独自性・新規性が高い

・創業後の事業の見通しが良い

 

上記の理由があったことが成功した理由です。

 

家族・親族の資金援助

一般的にはご家族やご親族からの資金援助は正確には自己資金ではありません。

自己資金はあくまでもこれまでご自身で貯めてきたお金のことです。

しかしIさんの場合にはご家族の支援が250万円あったことは自己資金が100万円であっても良い情報となっていました。

創業に際して設備と運転に掛かる資金に対し、足りない部分は金融機関から借りてでも始めたいという想いがあり、融資のお申込みに至りました。

自己資金が借入金額に対してずっと少なくても、家族からこれだけ支援してもらえる!というのを提示したことで自己資金の少なさをカバーすることができました。

 

過去の飲食店運営の実績

3年前から多店舗展開する飲食店に勤務し、店舗運営のための経験を培っていました。

社内では新店舗の立ち上げだけでなく、立て直すために店舗の既存サービスに加え、自身で考えた新規のサービスを上長に提案し、自店舗で展開してながら実績を作ってきました。

 

・ご自身で管理していた日別の売上高と経費の金額をまとめ、サービスの効果を追っていた

・新規サービスの展開後、成功した時と失敗した時の原因分析と戦略立案を説明できたこと

 

当時のご実績を面談時において、経験に基づく内容と効果を数値を用いて説明できたことが日本政策金融公庫の担当者に納得してもらうことに成功しました。

次に記述しますが、この実績が事業創業後の見通しにも繋がっているので非常に重要な提出資料となりました。

 

事業創業後の事業の見通し

いくら創業予定地域では新規性のあるビジネスとはいえ、長期的に経営を続けていけるかどうかは別の問題です。

むしろ、今後近くで類似のサービスを立ち上げられ競合が出来たり、飽きられたり…など不安要素は尽きません。

 

Iさんの場合、多店舗展開する会社の中で20歳そこそこながらもこれまでの経験を詰んできたけい経験を基に、自分よりも目上である周囲を説得、協業しながら自身の考えるサービスを社内で通してきた話を説明されました。

 自身の計画性、実行力、戦略立案の確度について数値を用いながら公庫での面談時に説明できた為、店舗の売上不振に備えた対応策とその効果や、事業性の見込みを訴えることが出来ました。

 創業後の売上見込みについて、「お店に遊びに行くよー。」などという口約束だけでは、日本政策金融公庫の担当としては事業の見通しの確実性が薄いと評価されてしまいます。

 

融資アドバイザーからの助言で、売上見込みリストの作成に取り掛かりました。

社長個人についているお客様創業後にすぐに店舗に来てくれる人、リピーターとして見込めるお客様のリストを作成し公庫担当者普段は提出しました。

創業後の売上と事業計画性を訴えられたことも確実性が高いという評価となりました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

経験3年、自己資金100万で600万円の創業融資を成功させることは非常に難しいと言えます。

しかしIさんのように過去のご実績や事業の見通し、ご家族からの支援があれば融資に通る可能性はあります。

Iさんはご自身で日本政策金融公庫にお申込みしていたら、どんな書類を揃えたらいいのかもわからなかったし、面談で何をどのように伝えれば効果的か、そのための準備はどうしたら良いのか絶対に落ちていた…とおっしゃっていました。

一度融資アドバイザーに相談して日本政策金融公庫の融資をお申込みすることをご検討してみてはいかがでしょうか。

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。