美容室開業で1200万円の融資に成功した体験事例

【美容室開業融資】神奈川県厚木市で開業、1200万円借りた事例 更新日:2018.01.17 公開日:2018.01.17起業のための資金調達 – 美容(美容院・ネイル・エステ・フィットネス)
神奈川県厚木市で美容室開業、日本政策金融公庫からの融資に成功した事例

日本政策金融公庫から1,200万円の融資を受けて美容室を開業した事例!

美容室店舗を開業する場合、どれくらい融資が受けられるかご存知ですか? 今回は、神奈川県の厚木市で美容室店を開業したYさんの事例をご紹介していきます。

1200万円の融資を日本政策金融公庫から受けることに成功したYさんの事例

 代表者様が貯めた自己資金は、400万円でした。

自己資金が多ければ融資が受けやすくなりますが、それだけではいけません。

代表者であるYさんがなぜ借り入れに成功したのか?ポイントを紹介していきたいと思います。

 

Yさんが日本政策金融公庫からの融資に成功した理由

Yさんが日本政策金融公庫から高額の融資に成功した理由は美容師としてのご経歴、明確なターゲットとそれに合わせた店舗のコンセプトが評価されました。

その他にも日本政策金融公庫が融資を納得するような資料があるともっと良いです。

例えば

・顧客リスト

・売上管理表

・過去掲載のあった雑誌

・メニュー表

など通常日本政策金融公庫に提出する資料以外にも売上の根拠に繋がるような資料を用意してプレゼンすることで融資の可能性を上げることができます。

やはり、日本政策金融公庫に提出する書類として、創業前に行っている業務内容での経験を積んだ結果、独立を検討されている方に対しての評価は高く、今回のYさんの場合、約10年の勤務経験が評価されました。

 

過去の経験がないとダメなのか?

先に結論を申しますと融資が通る場合もあります。ただ、成功率はグンと下がります。

他の業種でも言えることですが過去にその事業を経験してない人に、お金を貸したいですか?貸すなら事業のご経験がある方に貸したいですよね?

でも、諦めてはいけません、ご自身が設立することで、過去のどの経験が活かせるのか、事前に考える必要があり、いかに事業成功可能性を上げることができるか、日本政策金融公庫を説得する材料をまとめておきましょう。

経験があまりないからといって、確実に落ちるというわけではないので、そういった場合は融資アドバイザーのような専門家に相談すると解決策が見いだせるかもしれません。

 

美容室を開業するために一般的に必要になる金額の例

≪設備資金≫

・内外装工事費用

※1坪50万円程度

 

・商品仕入 

※商品数、店舗の広さによって変動します。

 

・店舗の保証金

※店舗により3か月~12か月と変動します。

 

≪運転資金≫

・月商の3か月分程度

※毎月の売上が100万円と考えている方は、300万円程度が運転資金として必要となります。

 

融資に成功した理由① Yさんのご経歴

今回の融資でもっとも評価いただけた点は経験です。

美容室に約10年間従事し、当時勤務していた店舗でも指名客数が110~120人であり

その指名客を自身の店に来ていただく営業など行い固定客数を増やせることが評価いただけた点です。

 

融資に成功した理由② ターゲットと店舗のコンセプト

代表者のYさんは20~50代の女性客をメインターゲットとして活動を行い、お客様が親御さん世代になることも考え、アットホームをコンセプトに子供も連れてきてもらいやすい店舗作りにする点も評価されました。

 

2年後、3年後を見通した事業計画!

融資の成功確率を上げるためにも今後の事業計画の作成はしたほうがいいです。

美容師なら月に何人お客様がいらっしゃるか?ホットペッパーなどの広告で新規のお客様が何人いらっしゃるか?

アシスタントやスタイリストを軌道に乗ってからの採用にするのか、スタイリストを見据えてのアシスタント採用など考えることもポイントだと思います。

 

専門家からのアドバイス!美容室は融資を受けやすい?

美容室を開業する方の多くは、経験値や既存の顧客を持っているケースが多くあるため、売上の想定が信じてもらいやすい傾向が強いです。

資料の作成、面談時の話さえ間違えなければ、融資は比較的、受けやすい業種と言えます。

しっかりと内装や、機材の見積もりをとって、設備でかかる費用を明確にして持参することをおすすめします。

 

まとめ

ご自身の考えがまとまらず時間をかかる方、数字に弱く困っている方、ご自身の理想の店舗実現のためにもまずは融資の専門家に頼んでみませんか?

融資の専門家に頼むことでその理想を実現できるかもしれません。

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
平成22年8月、資格の学校TACに入社し、以降5年間、税理士講座財務諸表論講師を務める。
平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計6,000件以上(2023年2月末現在)。
自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功。

【書籍】
2021年10月発売 『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
経営支援ガイド » https://support.so-labo.co.jp/

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