美容室開業で2000万円の融資成功事例

【美容室開業融資】東京都新宿区で開業、2000万円借りた事例 起業のための資金調達 – 美容(美容院・ネイル・エステ・フィットネス)
日本製策金融公庫 美容室 開業

日本政策金融公庫から2,000万の融資を受け、夢を叶えたWさん

日本政策金融公庫から2,000万円を調達するのは簡単ではありません。

美容室店舗を開業する場合、どれくらい融資が受けられるかご存知ですか?

今回は、東京都の新宿区で美容室店を開業したWさんの事例をご紹介していきます。

2000万円の融資を日本政策金融公庫から受けることに成功したWさんの事例

代表者様が貯めたお金は、500万円

定期預金とは別に奥様の通帳に100万円、保険の解約返戻金が350万円でした。

 

最初の面談時、当社への申し込みを一度辞退されましたが、担当税理士が、創業融資について経験があまりないということを正直に伝えてくれたおかげで、再度書類作成と計画作成に携わらせていただけたお客様でした。

 面談では、書類の準備をご協力いただき、Wさんの過去の美容室業でのご経験と、顧客の引継による売り上げの継続が安定して見込める事業計画を作成し、2000万円の借入に成功しました。

 

Wさんが日本政策金融公庫からの融資に成功した理由

Wさんが日本政策金融公庫から高額の融資に成功した理由は現職場の既存顧客が引き継げる許可をいただけたこと、今までに多くのご実績があり、雑誌等にも取り上げられた点、優秀な実績をお持ちの方を自社に引き連れて開業を予定されていた点です。

月間売上が分かる資料のご準備や、雑誌をお持ちいただくことで、経歴を証明し、Wさんのアイデアをもとにセールスポイントを明確にしました。

 

・顧客リスト

・売上管理表

・過去掲載のあった雑誌

・メニュー表

など通常日本政策金融公庫に提出する資料以外にも売上の根拠に繋がるような資料をまとめて、実現可能性が高いことを伝えました。

やはり、日本政策金融公庫に提出する書類として、開業前に行っている業務内容での経験を積んだ結果、独立を検討されている方に対しての評価は高く、今回のWさんの場合、約23年の勤務経験が評価されました。

 

過去の経験がない場合、ご自身が設立することで、過去のどの経験が活かせるのか、事前に考える必要があり、いかに事業成功可能性を上げることができるか、日本政策金融公庫を説得する材料をまとめておきましょう。

経験があまりないからといって、確実に落ちるというわけではないので、そういった場合は融資アドバイザーのような専門家に相談すると解決策が見いだせるかもしれません。

美容室を開業するために一般的に必要になる金額の例

≪設備資金≫

・内外装工事費用

※1坪50万円程度

高サービスの店舗として、顧客満足度を高められる内装工事が必要で、費用が大きくなりました。

 

・商品仕入 

※商品数、店舗の広さによって変動します。

 

・店舗の保証金

※店舗により3か月~12か月と変動します。

 

≪運転資金≫

月商の3か月分程度

※毎月の売上が100万円と考えている方は、300万円程度が運転資金として必要となります。

 

融資に成功した理由① Wさんのご経歴

今回の融資でもっとも評価いただけた点は経験です。

美容室に約23年勤務し、優秀な立ち上げメンバーを揃えられたことも、評価いただけた点です。

また、自分で立ち上げるための事前準備として、前職の美容室オーナーと関係値を作っていた点です。

そのおかげで引き継ぎもうまくいき、融資を受けることに成功しました。

 

融資に成功した理由② 3年後の売上推移も予測し作成する。

3年後の業績を作成する上で、大事なことが、“実現可能性がある数字”を熟考することが大きなポイントです。

適当な数字を当て込むのではなく、資金調達の専門家(認定支援機関)のサポートのもと、商品のラインナップ、単価想定、自分で集客できる顧客リストの作成、告知してくれる友人の数、過去の顧客のリピート率を活用した数字作成など、

ご自身の今打てる手段をありとあらゆるものを考え、1年1年、どんな状況まで行けるのかを想定して作成しました。

 

自己資金は通帳のお金だけではないんです!

ネットでは預貯金が大事とよく言われていますが、それは事実です。ですが、一概にもそれだけとは言えないです。

今回の事例のように、自己資金プラス積立型の保険なども、しっかりと貯めてきた実績として考慮してくれる可能性もあるため、一度ご自身の資金を改めて確認いただき、融資の成功確率をあげましょう。

 

専門家からのアドバイス!美容室は融資を受けやすい?

美容室を開業する方の多くは、経験値や既存の顧客を持っているケースが多くあるため、売上の想定が信じてもらいやすい傾向が強いです。

資料の作成、面談時の話さえ間違えなければ、融資は比較的、受けやすい業種と言えます。

しっかりと内装や、機材の見積もりをとって、設備でかかる費用を明確にして持参することをおすすめします。

 

まとめ

計画性のある経営者の方でも、融資が通らないと理想の店舗を作れないケースで、融資担当としても丁寧な準備が必要なお客様でした。

ですが、事前にそういった状況をお客様にも伝えられたおかげで、資料集めにもご協力いただけたので、いい結果に繋がりました。

資金調達の専門家(認定支援機関)として、過去の経験を活かしながら、融資の可能性を感じられた

美容室開業のために日本政策金融公庫から2,000万の融資を成功させたWさんの事例を元に、美容室を開業する場合どれぐらい融資が受けられるのか、またWさんが高額融資に成功したポイントは何かを解説します。理想の店舗を作る夢を現実のものにするために融資は大きなチャンスです。美容室開業をお考えの方は一人で悩まず成功者の事例を参考に融資を検討してみてはいかがでしょうか。

いい経験でした。

ひとりで悩まず、資金調達の専門家(認定支援機関)に、数字関連や必要書類の準備を依頼しつつ、ご自身の融資可能性を上げられるよう、準備してみてはいかがでしょうか。

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。