ポイントは「自己資金」「経験値」「収支計画」
鍼灸院開業のために日本政策金融公庫から融資を受ける場合、ポイントは「自己資金」「経験値」「収支計画」の3つです。他の業種でもてびたび登場するキーワードですが、本当に大事なんです!! 今回、ご紹介するKさんのご経歴は以下の通りです。 ・開業に向けての資金の準備があった(自己資金100万円) ・スポーツトレーナーとしての8年の経験と鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師としての国家資格を保有している ・融資を受ける鍼灸院の開業場所を決めていた そして、今回は最初にお伝えした3つのポイントの中で収支計画の部分を掘り下げてご紹介します。
技術の高さを面談でアピールする方法!
鍼灸院の施術に必要な技術の高さを面談でどうやって伝えれば良いかという点に悩まれる方が多くいらっしゃいます。
まさか、公庫の担当者を相手に実際に施術を行うわけにはいきません。
しかし、技術の高さは、その方の稼ぎに繋がります。つまり、「この腕でいくら稼げるか」を理解してもらうために「収支計画」が必要なのです。
創業前なのに、どうやって売上見込みをアピールするの?
「売上なんて開業してみなければわからないじゃないか!」とおっしゃりたい気持ちはよくわかります。
その通りです。しかし、融資を成功させるためには売り上げ見込みとなる収支計画をしっかりと立てる必要があります。では、どうやって収支計画を立てていけば良いのでしょうか?
Kさんの収支計画のポイントは「過去の経験を整理して数値化」したこと
Kさんの場合、これまでの8年間の現場での実績を積む中で、Kさんの施術を受けたいという患者さんがいらっしゃいました。
このように、Kさんの施術を受けたいという方が
・どれくらいいるか
・どの程度の頻度で来院してくれるか
という点を整理し、数値化することで売上見込みを立てることが出来ます。
この際に、数字により根拠を持たせるために施術を受けに来て下さる患者さんのリストなどを簡単に作成しておくとアピールに繋がります。
これまでの経験を踏まえ、実績値を基にした売上見込みを作成することで、日本政策金融公庫の担当者を納得させることが出来ます。
事業計画を正しく理解してもらうためにも収支計画はとても大切です。
Kさんの場合には事業計画を正しく理解してもらうための収支計画が作れたという点も融資成功に繋がったポイントと言えます。
ご自身で収支計画を立てることが難しいと感じたら
過去の経験をうまく整理することが難しい、数値化ってどうしたらいいかわからないというお悩みをお持ちの方は、ぜひ、融資アドバイザーにご相談ください。
今回のKさんのように、お一人お一人のご状況に応じた事業計画をご提案させていただきます。
資金調達にお悩みの方へ
この記事をご覧になられている方の中には、
「過去に返済の遅延があるから融資は無理かな?」
「ほかの金融機関から借入があって、返済途中だけど追加で借りることはできる?」
「高額な融資を希望しているけど、設備資金の見込みでは希望通りの融資は通らないかな?」
「過去に債務整理をしているんだけど」
「病気でしばらく働けなかったんだけど・・・」
など、融資に不利に働く状況なのではないかとお考えの方や、特別な事情があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このような状況の方ほど、ぜひ一度、ご相談ください!一緒に作戦を考えさせていただければと思います。
状況によっては融資を断念しなければならないというケースもありますが、そのような場合にはすぐにお力になれないこともあります。
しかし、資金調達を行う上で、今すべきことをお伝えさえていだけることもあります。
また、ご相談者様の状況によっては日本政策金融公庫以外からの資金調達もご提案させていただけることがあるかもしれません。
あらゆる可能性を探るためにも、ぜひ、融資アドバイザーにご相談ください!
平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計6,000件以上(2023年2月末現在)。
自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功。
【書籍】
2021年10月発売 『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎)
【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
経営支援ガイド » https://support.so-labo.co.jp/
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