飲食店開業で900万円の融資成功事例

【飲食店開業融資】目黒区で開業、900万円借りた事例 起業のための資金調達 – 飲食(飲食店・外食・デリバリー)
フレンチバルを開業

フレンチバルの開業資金を日本政策金融公庫から調達したOさんの事例

飲食店を開業する場合、どれくらい融資が受けられるかご存知ですか? 今回は、目黒区でフレンチバルを開業したOさんの事例をご紹介していきます。

900万円の融資を日本政策金融公庫から受けることに成功したOさんの事例

代表者様が貯めたお金は80万円でご両親からの支援が100万円でした。

 

一般的には、自己資金180万円という条件での融資は、500万円~700万円程度となるケースが多いです。しかし、Oさんの経験値と、事業計画が評価され、900万円の融資に成功しました。

 

Oさんが日本政策金融公庫からの融資に成功した理由

Oさんが日本政策金融公庫から高額の融資に成功した理由は、過去の経験が素晴らしかった点と、店舗コンセプトやメニュー案を準備していた点、事業計画書の作成を資金調達の専門家に依頼し、完成度の高いものを提出したためでしょう。

評価された過去の経験とは、フレンチ・イタリアンのお店で17年間働いていたこと、ミシュランの一つ星を獲得した店舗での修行経験です。

 

同じ飲食店でも

「イタリアンで働いていた」方が「イタリアンレストランを開業」であれば、経験値が評価されますが、

「ラーメン屋で働いていた」方が「寿司屋を開業」のように業種が異なると経験値の評価がされにくいという現状があります。

 

過去の経験があまりないと、評価が低くなってしまうため融資に受かる可能性が低くなることを覚えておきましょう。

 

Oさんは開業予定と同じフレンチでのご経験が長く、料理長も務めていた点が評価されました。

 

飲食店を開業するために一般的に必要になる金額の例

≪設備資金≫

・内外装工事費用

※1坪30万円程度

 

・厨房機器 

※居抜き物件か、何を購入するかで大きな差がでます。

 

・店舗の保証金

※場所によって、3か月~12か月と変動します。

 

≪運転資金≫

月商の3か月分程度

※毎月の売上が100万円と考えている方は、300万円程度が運転資金として必要となります。

 

融資に成功した理由① Oさんのご経歴

この融資でもっとも評価が高かったのが経験値です。

フレンチやイタリアンレストランで17年間厨房担当として経験されていました。また、前職を退職後、開業までの6か月間、ミシュラン一つ星を獲得した店舗等で給料を貰わずに修業していた点も開業への本気度を伝えることができました。

※事業経験が少ない方でも、半年間は経験を積むと融資成功確率は上がります。必ずしも社員でなければならない訳ではありません。アルバイトでも経験として評価されます。

 

融資に成功した理由② セールスポイント

飲食店を開業目指している方はそれぞれセールスポイント(得意分野)があると思います。

いくら立派なセールスポイントがあってもそれをアピールできなければ意味がありません。Oさんはソーセージやハムといった自家製豚肉加工食品を店舗のメイン料理として売り出したいと考えていました。

さすがに面談時に現物を持っていくことはできない・・・

そこでOさんは自分で作った料理を一品一品写真に撮って、調理場でご自身が働いている写真も一緒に提出しました。そうすると日本政策金融公庫の担当者もOさんのセールスポイントをイメージしやすくなり、より鮮明に伝わり、融資の成功につながりました。

※以前の店舗で雑誌の取材を受けた、ネットニュースに取り上げられた等の実績がある場合、切り抜き記事等を提出すること評価が上がることがあります。セールスポイントをしっかアピールすることにより融資成功確立が上がります。

また、手書きでも結構ですので「メニュー表」を作成しておくことも効果的です。

 

融資に成功した理由③ 創業計画書の完成度を上げる!

創業計画書を作成する上で、大切なポイントは、数字をしっかり作成することです。

「内装費・運転資金は“大体”これくらい!」「売上は“大体”これくらい!」

と主張しても何も根拠もありません。

見積書を取得して金額を明示し、1人あたりの平均単価は〇〇円で、1日の来店数は〇人と考えながら具体的な数字の作成をすることが大切です。

面談当日、ざっくりと作った創業計画書を前に、何も回答することが出来ないという状態では、日本政策金融公庫の担当者は理解することが出来ません。

理解することが出来ない融資を担当者は通してくれるでしょうか?

融資を成功させる、事業を成功させるためには、まず、日本政策金融公庫の担当を納得させる説明をすることが大切です。

 

仕入れ先や顧客ターゲットを明らかにしおくことが大事!

飲食店営業を行うにあたり、必ず食材やドリンク等の仕入れが発生します。融資を受ける際にも「仕入れ業者の選定がされているか」ということがチェック項目にございます。

前に勤めていた店舗で利用していた業者さんや知人の業者さんから仕入れるなど、利用する予定の段階でも結構ですので創業計画書に記載しておくようにしましょう。

 

また、顧客ターゲットを明確にしておくことも非常に大事です。

Oさんは「30代後半~50代の比較的お金に余裕のある世代」をターゲットにしていました。そのため、単価が多少高いが回転率が低くても採算が取れる計画でした。

どの層をターゲットにするかで単価や回転率も異なるため、必ずターゲットを絞っておくようにしましょう。

 

専門家からのアドバイス!飲食店は融資を受けやすい?

飲食店を開業する方の多くは、飲食店で数年勤務し、その後開業されると思います。

経験値が評価されるため、いろいろな業種がある中でも飲食店は融資が受けやすい業種と言えます。融資の成功率を高めるために、自己資金のご準備、創業計画書や写真・メニュー表などの資料のご準備をしておくことをお勧めします。

 

まとめ

自己資金が少なく融資がおりるか不安だったOさんでしたが、希望通り、900万円の満額で融資が確定しました。Oさん本人もビックリされていましたが、大変喜ばれ、無事にフレンチバルを開業されました。

Oさんの融資成功はご本人の「開業したい」という強い気持ちと、開業を考え、早い段階から資金調達の専門家に相談した点がポイントだったのかもしれません。

開業準備で資料作成する時間がない方や、資料作成するのが苦手な方、数字が苦手な方、融資受けられるか不安な方、様々な方がいらっしゃると思います。融資に成功してご自身の夢を叶えるため、一度専門家に相談してはいかがでしょうか。

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
inQup     » https://inqup.com/

【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。