日本政策金融公庫の融資を受けられない!?7つのポイントに当てはまっていませんか?

日本政策金融公庫の融資を受けられない!?7つのポイントに当てはまっていませんか? 更新日:2019.09.10 公開日:2018.01.31起業のための資金調達 – 日本政策金融公庫からの融資
当てはまっていると日本政策金融公庫の融資が受けられません

融資を受ける前に必ず確認してください

日本政策金融公庫から融資を受けたいと考えている方。

ここで紹介する7つのポイントに当てはまっていると、お金を借りられない可能性がありますので、融資を受ける前に確認してみましょう。 

1.クレジットブラック

過去にクレジット事故を起こしている方は、融資を受けられないことが多いです。

期間は、直近5年から7年以内が目安となります。

クレジット事故とは、返済の遅延や返済ができず踏み倒すことを言います。

過去に返済が遅れてしまったことがあるなど、少しでも心配がある方は、CICのHPで自身の信用情報を確認することができますので、調べてみましょう。

クレジット事故があったとしても融資を受けられる場合も稀にありますが、希望する額より下がってしまうケースがほとんどです。

2.税金の未納や滞納がある

サラリーマンで会社から給料をもらっている方は、会社が給与から所得税などの税金を天引きしているため、未納や滞納はほとんどないでしょう。

一方、自分で起業し事業をしている方は、所得税や住民税、法人税、事業税、消費税など、税金を自分で支払う必要があります。

もし税金の未納や滞納がある場合には、融資が受けられなくなる可能性があります。

未納や滞納分は、融資を受ける前に必ず全額支払いを済ませておきましょう。

日本政策金融公庫では支払日も確認しますので、期日が守られていないと当然評価は下がってしまいます。

また、年金や健康保険料の支払い状況については、今のところ日本政策金融公庫の融資では確認されません。ただし、今後ルールが変更になる可能性もありますので、期日通り支払っておく方が良いでしょう。

3.水道光熱費や家賃の支払い期日の遅延や支払い漏れがある

日本政策金融公庫は、お金を貸すのであれば、毎月期日通りにきちんとお金を返してくれる方に貸したいと考えています。

その判断材料として、水道光熱費や家賃の支払い遅延がないか、融資を受けるときに確認されます。

これから融資を受けようと考えている方は、融資を受ける6ヶ月前から期日をしっかりと守って支払いましょう。

また、半年分の通帳は必ずチェックされます。

家賃など口座振替で支払いをしている場合には、残高不足による支払い遅延が起こらないよう、6ヶ月前から注意が必要です。

コンビニなどで水道光熱費を現金支払いしている場合には、領収書3ヶ月分を要求されることもあります。

水道光熱費はクレジットカード払いにすることも可能ですので、支払い期日に不安がある方は、切り替えておくと良いでしょう。

4.自己資金がない、あるいは自己資金が不透明

自己資金とは、事業のためにご自身で毎月給料などから少しずつ貯めたお金のことです。

計画的に通帳のお金が増えている方は、特に問題ありません。

すでにご結婚されている方であれば、配偶者の通帳にあるお金も自己資金とすることができます。

また、ご両親からもらったお金も自己資金として認められますが、評価されるのはご自身やご家族で貯めたお金の方です。

いわゆる見せ金は、すぐにバレてしまいます。

「自宅の金庫で貯めていたお金を一括で振り込みました!」と主張しても基本的には認められませんので、融資を受けるまでにコツコツと自己資金を増やしておきましょう。

 

5.金融機関からキャッシングがある

消費者金融やクレジットカードのキャッシングローン、クレジットカードの現金化を利用しているなど、金融機関からの借入残高がある方は、融資を受けられる可能性が低いです。

金融機関には、個人情報からお金の借り入れ状況を把握できるデータベースがありますので、隠していたとしてもバレてしまうでしょう。

6.携帯料金の支払いを遅延している

意外と知らない方も多いですが、携帯電話料金の支払いが遅れていると、信用情報上に遅延したことが登録されてしまいます。

信用情報上に登録されるということは、銀行に遅延していることがバレるということです。

「ちょっとくらい遅れても大丈夫だろう」と支払いが頻繁に遅れていると、いざお金を借りたいと思ったときに融資が受けられないという事態になってしまうことも考えられます。

将来融資を受ける予定のある方は、支払い期日を必ず守りましょう。 

認定支援機関を経由することで融資の確率を高める

 日本政策金融公庫から融資を受ける場合、認定支援機関を経由して申し込むことで審査の通過率が高くなります。

当サイトを運営している株式会社SoLaboは、認定支援機関として4,500件を超える融資サポートを実施しております。ここまで説明してきた内容に当てはまっていても融資が可能なのか無料で診断いたしますので、融資を考えている経営者の方はぜひご活用ください。専門の融資担当者からご連絡させていただきます。

日本政策金融公庫から融資を受けられる?
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7.面談での態度が悪い

日本政策金融公庫から融資を受けるには、必ず面談があります。

大前提として、日本政策金融公庫の担当者はお金を借りたい方の味方なので、融資を通すために頑張ってくれます。

「これでは売り上げが上がらないのでは?」と厳しいことを言われるかもしれません。

しかし、ここでイライラした態度を取ってしまっては、基本的に融資を受けるのは難しいでしょう。

あなたがお金を貸す場合を想像してみてください。

貸してと言われた相手から逆ギレされたら、貸したくなくなりますよね。

日本政策金融公庫の面談も同じです。しっかりと丁寧に伝えることができれば好印象となりますので、面談は真摯な態度で臨みましょう。

まとめ

融資を受けられない方の特徴をまとめました。

記載した内容に該当していると融資を受けられない可能性がありますので、融資を受けたいと考えている方は、一度確認してみてください。

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株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
平成22年8月、資格の学校TACに入社し、以降5年間、税理士講座財務諸表論講師を務める。
平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計6,000件以上(2023年2月末現在)。
自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功。

【書籍】
2021年10月発売 『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
経営支援ガイド » https://support.so-labo.co.jp/

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