行政書士に依頼することのメリットとは?!
自分で事業を起こして起業することになった場合、重要なのは資金調達です。その際に、日本政策金融公庫からの融資を検討する方も多いかと思いますが、自分で申し込むべきか行政書士のような専門家に依頼すべきか迷うってしまう方も少なくありません。 そこで今回は、創業融資を行政書士に依頼することのメリットについて説明していこうと思います。
1.融資の審査に通りやすい
行政書士に創業融資を依頼すれば、創業に関する計画やビジネスプランに関して専門的な立場からアドバイスを受けることができます。
創業融資を支援する行政書士は認定支援機関としての認定を受けています。認定支援機関とは創業者支援に関して、一定以上の知識とスキルを有していると政府から認められた期間です。そのため、起業に関して豊富な専門知識を持っていますので、相談すれば必ずよいフィードバックを受けることが出来るはずです。
そして、相談することで起業が成功する確率がより高くなるだけでなく、専門家からのアドバイスを受けたという事で日本政策金融公庫の担当者からの信用度もあがります。
そのため、行政書士に相談すれば自分で融資を申請するよりも融資の審査に通過する確率が高くなるといえます。
2.得られる融資額が大きくなりやすい
行政書士に創業融資を依頼することで、受けられる融資の金額が大きく変わります。
上記のように、行政書士をはじめとする認定支援機関は融資の専門家です。そのような専門家のお墨付きを得ている場合は、個人に比べて信用力が格段に向上します。
日本政策金融公庫は金融機関である以上、その後の返済能力の高い信用力のある人に融資を行いたいのは当然です。
そのため、行政書士に依頼して融資希望者としての信用力が高まれば、得られる融資額がそれだけ大きくなるといえます。
3.良い条件で融資を受けられる
行政書士に創業融資を依頼すれば、融資を受けやすくなるだけでなく金利などの面でも良い条件で融資を受けられます。
日本政策金融公庫は中小企業や個人事業主向けの金融機関であり、基本的に金利は低く無担保・無保証で融資を行っています。日本政策金融公庫の融資には「新創業融資制度」と「中小企業経営力強化資金」という2つの融資制度があります。
このうち、中小企業経営力強化資金は認定支援機関を経由しなければ利用することができません。中小企業経営力強化資金の場合は、低金利であるだけでなく自己資金に関する要件もありません。
まだ資金力に乏しく、まとまった自己資金を用意することが難しい場合は中小企業経営力強化資金は非常に嬉しい融資制度です。
そのように、行政書士に創業融資を依頼することで通常では得られないようなメリットを得ることができるため、その後の経営を安定化させるうえでも大きな助けになるかと思います。
4.面倒な書類作成の作成や手続きを代行してくれる
日本政策金融公庫から融資を受けるためには、借入申込書や創業計画書、事業概要書などのさまざまな書類を作成して提出しなければなりません。これらの書類は非常に複雑で、作成に慣れていない方でしたら、すべて書きこむのは時間がかかるかと思います。
また、融資を申込むにあたっての各種手続きも必要になります。
起業を計画している方の場合は忙しいため、そのような書類の作成に時間を使う余裕がないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、行政書士に創業融資を依頼すればそれらの書類作成をすべて行政書士が代行してくれます。
そのため、本業以外の作業に要する時間を削減することが出来、本来自分がやらなければならない仕事だけに集中することができます。
まとめ
日本政策金融公庫からの融資を希望している方にとって、行政書士は強い味方です。
行政書士に融資を依頼するだけで、上記に挙げたようなさまざまなメリットを享受することができます。これらのメリットはどれも起業したい方にとっては嬉しいものばかりで、その後の経営にも大きく影響します。
そのため、日本政策金融公庫から融資を受けて起業することを考えている方は、是非とも行政書士に融資を依頼してみることをおすすめします。
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平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上
【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)
【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
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