創業融資を受けた場合、日本政策金融公庫の金利はいくらなの?

創業融資を受けた場合、日本政策金融公庫の金利はいくらなの? 起業のための資金調達 – 日本政策金融公庫からの融資
創業時の融資。金利ってどれくらいかかるの?

日本政策金融公庫の新創業融資制度で適用される金利とは

起業したい方が創業時の融資で選択することが多い日本政策金融公庫。

その日本政策金融公庫で創業融資として利用できるのは「新創業融資制度」です。

今回の記事では、これから創業を考えている方や、創業して間もない方に向けて、新創業融資制度の「金利」について解説していきます。

1.新創業融資制度の金利は何%?

日本政策金融公庫の新創業融資制度は新たに事業を始める方や事業を開始してからまだ間もない方が、無担保・無保証人で利用できる、創業者向けの制度です。

新創業融資制度の金利は下記のとおりです。

基準利率

特別利率A

特別利率B

特別利率C

2.46

2.85

2.06

2.45

1.81

2.20

1.56

1.95

(※令和2年7月1日現在)

基本的には基準金利の2.46%が適用されますが、借入金の返済期間を7年より長く設定した場合には、金利が高くなる傾向にあります。

また、適用される金利は申込者の性別や年齢、起業する業種によって、異なります。

例えば、「女性、若者/シニア起業家支援資金」の要件にあてはまった場合、どのように適用利率が決まるのか確認してみましょう。

「女性、若者/シニア起業家支援資金」の要件は女性または35歳未満か55歳以上の方で、 新たに事業を始める方や事業開始後おおむね7年以内の方となります。

そして、新創業融資制度の要件「創業の要件」「雇用創出等の要件」「自己資金要件」をクリアしていれば、担保と保証人は原則不要となり、以下の要件を満たす場合には各要件に応じた特別利率が適用されます。

■特別利率B

  • 地方創生推進交付金を活用した起業支援金の交付決定を受けて新たに事業を始める方
  • 技術・ノウハウ等に新規性がみられる方

■特別利率C

  • 地方創生推進交付金を活用した起業支援金及び移住支援金の両方の交付決定を受けて新たに事業を始める方

■特別利率A

  • 上記特別利率B・C要件のいずれにも該当しない方

【参照:女性、若者/シニア起業家支援資金(日本政策金融公庫)

このように、利用する制度と当てはまる要件によって利率が異なるという点にご注意ください。

当サイトでは、日本政策金融公庫での借入が可能か、ご状況や自己資金、起業する業種から無料診断ができます。あわせてどのくらいの金利で借入が可能かなどのご質問にもお答えできますので、一度診断してみてください。

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2.中小企業経営力強化資金の金利

新創業融資制度と同様、中小企業経営力強化資金も基本的には無担保・無保証人で融資を受けることが可能です。

日本政策金融公庫の「中小企業経営力強化資金」とは、認定経営革新等支援機関の指導・助言を受けて、市場の開拓・創出をしようとしている企業に融資をする制度です。
以前は、中小企業経営力強化資金を利用することで特別利率Sが適用されていましたが、現在は以下の要件にすべて当てはまる方に対して「特別利率A」が適用されます。

【特別利率Aが適用される要件】

  1. 「中小企業の会計に関する基本要領」または「中小企業の会計に関する指針」を適用している方または適用する予定である方
  2. 「当面6ヵ月程度の資金繰り予定表」及び「部門別収支状況表」を含んだ事業計画書を策定している方

【参照:中小企業経営力強化資金(日本政策金融公庫)

 なお、中小企業経営力強化資金を利用するには、認定支援機関という事業サポートの専門家を通して融資の申し込みをする必要があります。

当サイトを運営している株式会社SoLabo認定支援機関として、2,400件以上の融資実績があります。少しでも低い金利で借入がしたい、自分にとって最適な融資制度を利用したいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。

3.どの融資制度を使うかで金利は異なる

日本政策金融公庫にはおよそ113種類の融資制度があります。

しかし、融資を申し込む際に、これらの融資制度のなかから自由に選べるわけではありません
特別利率の適用と同じように、提出書類に記された根拠をもとに「今回はこの融資制度を使いましょう」と公庫の融資担当者から判断されるのです。

そのため、もしあなたが日本政策金融公庫でより低金利の融資を希望するのでしたら、自分がどの融資プランを利用できるのか、そして、その融資プランを使うにはどんな条件を満たす必要があるのか知っておく必要があります。

4.金利1%の違いで年間の支払い金額も大きく異なる

日本政策金融公庫の金利は、民間の金融機関よりも低いことが多いです。さらに、認定支援機関を経由することで金利優遇を受けることが出来ます。金利が1%低いとどれだけの差がでるのかをざっくりとご紹介します。

据置期間を設定せずに、固定金利、元金均等返済として1,000万円借りた場合、金利が1%下がることで年間の支払い金額がこんなに違います。

金利/

返済期間

5年

6年

7年

8年

9年

10年

10%

2,541,647円

3,041,647円

3,541,343円

4,041,643円

4541,638円

504,1627円

5%

1,270,809円

1,520,805円

1,770,801円

2,020,798円

2,270,797円

2,520,785円

3%

762,480円

912,471円

1,062,464円

1,212,460円

1,362,458円

1512,460円

2%

508,306円

608,300円

708,295円

808,290円

908,258円

1,008,279円

1%

254,139円

304,132円

354,127円

404,121円

454,117円

504,113円

返済期間が長くなるほど支払い総額は多くなりますので、毎月返済できそうな金額を計算し返済期間を決めるようにしましょう。

まとめ

日本政策金融公庫の創業融資を受ける場合、新創業融資制度を利用するケースがほとんどです。

 基本的には2%前後の金利での借入が可能ですが、申込者の状況や起業する業種などによって金利が下がる場合もありますので、日本政策金融公庫での融資をお考えでしたら、まずは認定支援機関などの融資の専門家に相談してみることをおすすめします。

当サイトを運営している株式会社SoLaboも認定支援機関です。準備できる自己資金や金融機関からの借入等のご状況などから融資の可能性についてご説明させていだきますので、融資に関する疑問や不安のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
inQup     » https://inqup.com/

【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。