学生であっても資金調達をし事業を成功させている起業家はいる!
近年、学生のうちに起業する「学生起業家」が増えています。 額競起業家として成功している例も少なくなく、現在在学中の方にも学生の間に起業したい!と考えている方も多いでしょう。 今回は、学生起業家が利用できるオススメの資金調達方法をご紹介します。
1.学生起業家に資金調達は必要?
学生起業家は様々なジャンルの事業で活躍しています。
学生は資金調達が必要な事業を開始してリスクを負うべきではない、という方もいるでしょう。
しかし、学生であっても資金調達が必要な事業をして成功している事例は多く、利用できる資金調達方法もたくさんあるのです。
やりたい事業があるが資金が足りない・・・という学生起業家の方も諦める必要はありません。
きちんと事業計画を作成することでリスクの少ない資金調達も可能です。
自分に合った資金調達方法を見つけて、学生起業家として活躍しましょう!
2.学生起業家が利用できる資金調達方法
学生起業家が利用できる資金調達方法として、以下の方法がオススメです。
①自己資金を貯めよう!
②親族・知人に借りよう!
③金融機関から資金調達!
④投資による資金調達!
⑤コンテストで資金調達!
⑥支援金を利用しよう!
①自己資金を貯めよう!
学生起業家に限らず、事業を開始する際に事業資金を自分で貯めておくことはとても大切です。
金融機関からの融資を受けて資金調達をする場合であっても、自己資金が全くない場合は融資を受けることがほぼ不可能と言えます。
金融機関の融資審査では、自己資金を自分でどれくらい貯めているかで、事業に対する思いを見ているのです。
学生であれば何百万の自己資金を貯めることは難しいかもしれませんが、アルバイトで何十万かの自己資金を貯めておくことはできるでしょう。
できるだけコツコツと自己資金を貯めておくことが、資金調達の際にも役にたちます。
②親族・知人に借りよう!
まず、一番頼れるご両親に相談してみましょう。
返済期間や利子についても、ご両親であれば融通が利くかもしれません。
両親以外の親族や知人も同様で、事業に対する思いを伝えることができれば資金を貸してくれる可能性が高くなります。
しかし、親や知人であっても、きちんと契約書を作成し金利や返済方法などについての取り決めをしておきましょう。
契約書を作成しなかった場合には、トラブルになったり、借入たお金が贈与とみなされ贈与税が発生したりする可能性があります。
③金融機関から資金調達!
事業資金を調達する場合、学生であるかどうかに関わらず銀行などの金融機関から融資を受けようと考える方が多いでしょう。
もちろん学生であっても、金融機関からの融資を受けることができます。
(1)日本政策金融公庫・自治体からの融資
政府が運営する公的な金融機関である日本政策金融公庫や、地方自治体などから融資を受けて事業資金を調達しましょう。
特に日本政策金融公庫には低金利で自己資金要件も少ない融資制度があります。
また、若者向けの融資制度もあり、学生でも比較的利用しやすい金融機関からの資金調達方法と言えるでしょう。
また、各地方自治体にも学生が利用できる融資制度があるので、自身の管轄の自治体に直接問い合わせてみましょう。
(2)民間の金融機関から資金調達!
民間の金融機関である銀行や信用金庫からも、融資を受けて事業資金を調達することができます。
しかし、日本政策金融公庫などの公的金融機関より融資要件が厳しいことが多く、学生起業家が融資審査に通ることは難しいと言えます。
④投資による資金調達!
クラウドファンディングやベンチャーキャピタル、エンジェル投資家を利用して事業資金を調達しましょう。
学生起業家の中にはこれらの投資を利用して資金調達に成功している人も多く、一度はやってみるべき資金調達方法とも言えます。
(1)クラウドファンディング
インターネット上で自身が行う事業についてアピールし、出資してくれる支援者を集めて資金調達をする方法です。
目標の事業資金の調達を成功させるためには、事業内容について上手にアピールすることが必要で、支援者を集めることができなければ事業資金を集めることができません。
また、事業資金の調達までにじかんが掛かってしまうことも頭にいれておきましょう。
(2)VC/エンジェル投資家
ベンチャーキャピタル(以下VC)やエンジェル投資家からの出資で資金調達をします。
エンジェル投資家などからの出資で資金調達をした場合、金銭面だけでなく事業計画についてのアドバイスなど様々な面でサポートを受ける事が出来ます。
エンジェル投資家やVCと交流できるウェブサイトも多く、学生起業家であれば一度は利用してみることをオススメします。
⑤コンテストで資金調達!
学生起業家のビジネスプランで競い合うコンテストで入賞した場合、賞金として事業資金を調達することができます。
学生起業家を支援するためにいくつかのコンテストが開催されているので、ご自身が応募できるコンテストを見つけて是非応募してみてください。
入賞することで資金調達をすることができますが、入賞できなかった場合でもコンテストに出場することはとても良い経験になるでしょう。
⑥支援金を利用しよう!
学生の起業を支援するための助成金や補助金を利用して資金調達をしましょう。
金融機関などからの融資によって資金調達した場合は、返済する必要がありますが、助成金や補助金は返済の必要がありません。
しかし、助成金等を申込んでから実際にお金を受け取るまでには、時間がかかり、条件も厳しいと言われています。
助成金をもらえる前提で事業資金を管理していると、資金が足りない!ということもあるので注意しましょう。
まとめ
学生起業家として事業を開始する場合であっても、資金調達が必要なケースも多くあります。
学生のうちから借入をして返済の義務を負うことはリスクになるかもしれません。
しかし、借入以外にも学生起業家が利用できる資金調達方法は多いのです。
また、出資や助成金を利用した資金調達には少々時間が掛かってしまいますが、日本政策金融公庫の融資制度を利用することで役1ヶ月ほどの資金調達をすることが可能です。
ご自身の状況から判断し、一番利用しやすい方法で事業資金を調達しましょう。
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平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計6,000件以上(2023年2月末現在)。
自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功。
【書籍】
2021年10月発売 『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎)
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