新規事業のために1000万円の融資に成功した体験事例

【事業拡大のための融資】安定した事業売り上げ、新規事業のために1000万円の融資に成功した事例 起業後の資金調達 – 自動車(レンタカー・売買)
日本政策金融公庫 車 販売

日本政策金融公庫から1,000万円の資金調達に成功した事例!

経営者の方で、創業時の事業が軌道に乗り、事業の安定化、更なる事業拡大を考えている方も多くいらっしゃるかと思います。

今回は新規事業の拡大のため、日本政策金融公庫との初回取引で1000万円の融資に成功したHさんの事例をご紹介致します。

 

Hさんの状況 

・車の販売を行っており、経験は20年以上

・直近10年間は3000万円の売り上げ

・板金塗装を依頼されることも多く、今までは数を受注することが出来なかった

・板金塗装の経験者である知人の採用が決定、事業拡大を決意

・昨年末、関係のある金融機関から1000万円の融資に成功

 

経験

融資を受ける際、成功確率・融資金額を上げるのに大きな影響を与えるのが、経験と自己資金です。

目安として、6年の経験があると融資は通りやすいです。

なぜ、経験が必要かという点解説します。

また分かりやすく例を挙げて記載します。

AさんとBさんどちらに融資(お金貸す)したいか考えてみてください。

 

<ラーメン屋の創業> 500万円の融資を希望

【Aさん】

・経験無し(今まではサラリーマンとして勤務)

・自己資金 300万円(29年の源泉徴収票では所得として420万円)

・ラーメンは大好きなのでいろいろな店舗で食べてきました!

 

【Bさん】

・業界経験7年(有名店で店長経験あり)

・自己資金 300万円(29年の源泉徴収票では所得として350万円)

・店長として勤務時、ラーメン雑誌に掲載されました!

 

さて、Aさん、Bさんどちらに融資(お金貸す)したいですか。

 

【Bさん】ですよね。

AさんとBさんでは経験以外にも差がありますので、併せて解説していきます。

 

まずは、経験です。

経験がなぜみられるのか、飲食店で例えると分かりやすいですね。

AさんとBさんのお店どちらに行きたいですか?Bさんですよね。

これは飲食店だけでなく、全ての業種でもいえることです。

経験値が高い人にはそれだけ需要が高まりますし、経験の中で構築してきた仕入れ先などがあり、原価や経費を抑えて経営が行えると判断されます。

 

次に自己資金です。

Aさんは所得が420万円で自己資金が300万円、Bさんは所得350万円。

同じ金額の自己資金の場合でも、評価自体はBさんが高く評価されます。

なぜかというと、『計画性』が見られるからです。

生活費などを捻出し、貯蓄をしていた場合、年数をかけ、新規事業に向けて動いていたと考えられるからです。

 

最後に実績です。

正直、未経験の方が様々なお店を食べてきたといっても実績には見られません。

食べてはいても、作れませんからね。

これは、新創業の場合に、勉強してきたから、セミナー受けたから出来ると融資面談で言うのと変わりません。

日本政策金融公庫の評価対象はあくまで実際の勤務経験です。

Bさんはラーメン雑誌に掲載、知名度、味に第三者からの評価があるため日本政策金融公庫の融資評価が高まります。

 

今までに存在していないビジネスモデルの場合には、似たような職務経験や新規の開拓経験が評価対象となります。

 

売り上げの実績

Hさんの場合、実績の提示として確定申告書を提示しました。

通常、直近2年分を提出しますが、今回は事業の安定性を可視化するため3年分を提出しました。

売り上げの安定性によって返済可能性が高いと判断され、融資の成功となりました。

 

体制を整える

新規事業の場合には、体制作りの用意をしておきましょう。

具体的には、人材の採用(内々定)、販路の獲得、設備の見積書等です。

日本政策金融公庫の融資の印象が良いのは、融資後の売り上げが見えることですので、

契約書がまける場合には、用意しておきましょう。

また、人材の獲得や設備の見積もりを取っておくことで、今回の融資の計画性、いくらが何に使われるかという点が明確になり、日本政策金融公庫との面談、結論までがスムーズになります。

新規事業を行うにあたっての体制、環境作りを進めていきましょう

 

メインバンクが動くと融資確率があがる?日本政策金融公庫の立ち位置

また、今回の融資で大きくプラスになったのはメインバンクの存在です。

Hさんは、昨年末に付き合いの長い信金さんから1000万円の融資に成功しておりました。

メインバンクからの融資が成立しているため、日本政策金融公庫も融資に動くことが可能となりました。

どうしてメインバンクが動くと日本政策金融公庫が動きやすいかというと、日本政策金融公庫の立ち位置に起因します。

日本政策金融公庫は中小企業のサポートを行い、労働先の増加による雇用の創出、民間金融機関の補助という立ち位置となっています。

そのため、Hさんはメインバンクが融資を行った実績も含め、総合的に評価され、初回の日本政策金融公庫の取引で1000万円の融資に成功しました。

 

まとめ

・経験がある場合には、融資が通りやすい

・安定した売り上げがある場合には、可視化して提出しましょう

・メインバンクがある場合には、打診してみましょう

 

いかがでしたでしょうか。

既存事業の売り上げを維持しつつ、新規事業の展開を検討していらっしゃる方は上手く資金調達を行い、事業の拡大をしていきましょう!

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
inQup     » https://inqup.com/

【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。