パーソナルジム資金調達開業マニュアル

パーソナルジム資金調達開業マニュアル 起業のための資金調達 – 美容(美容院・ネイル・エステ・フィットネス)
パーソナルジム 開業

開業のための資金調達方法をご紹介!

最近の流行でもあるパーソナルジムですが、パーソナルジムのトレーナーが自分に固定のお客様が付き始めて、自分でジムを開業することを考えている人も多いでしょう。
今回、そういったパーソナルジムの開業で独立をするために必要な資金調達のマニュアルについてご説明いたします。参考にお使いください。  

 

1、自己資金の確認

 

まず初めに大事なのは自己資金です。

いろいろな記事で書かれていることは割愛しますが、

着々と貯金が出来ていて、

自己資金としてある程度(300万円前後)の準備が出来ている場合は、

金融機関の担当者へ計画性があることを説明しやすくなります。

す。

 

2、独立した場合のコンセプト確認

 

次に必要になるのが、店舗のコンセプトです。

現在のお勤めの店舗を基準に作る事をおすすめします。

単価や、サービスメニューなど、勤務中に感じていた改善ポイント等があれば、

そちらを踏まえた書類になっていると伝わりやすいでしょう。

 

例えば、メニューが時間制なのか、回数制なのか、会員制なのかによっても、

売上が大きく異なるため、ご自身に収益イメージをしっかりと作り、まとめるようにしましょう。

 

また、顧客の想定を明確にしておくことも大切です。

年齢層の対象や、対象の性別、ご自身の店舗の強みを明確にすると、

担当者もイメージがしやすくなるので、会話がしやすいです。

 

過去のパーソナルジム開業のお客様の強み例として下記の項目は聞いたことがあります。

ぜひ、ご自身の強みの整理にご活用ください。

①成果を約束している

②完全予約制なので、他の人の目を気にしないでいい

③発表会があるので、目標を持てる

④選手としての実績があるので、プロ目線でサポートが出来る

⑤安い

⑥好きなだけ利用できるので、理想の身体を作りやすい

 

など、現店舗や元のお勤め先の強みをどう取り込んで、

自社のブランドをお客様に認知させていくのか、

考えてみるいい機会ですので、ぜひ数字を作ってみるといいでしょう。

 

日本政策金融公庫の面談時に、過去に雑誌や、コンテスト等の掲載事例を持っていくと、

いい印象を与えやすいので、もし選手時代の写真や大会写真等もあれば、添えることもおすすめします。

例えば、指導していたお客様が大会での実績等が出ていれば、添えると、日本政策金融公庫の担当者も指導者としての力量を理解しやすいでしょう。

 

3、独立後の既存顧客数を仮定して算出する

 

非常に重要になる売上見込みの計算の仕方についてです。

月額制、回数制、回数券、都度払い等、

仕組みをどうするかが非常に大事になります。

 

その場合、

次のことを考えておきましょう。

1名のお客様の月間平均来場回数、期間、単価です。

 

例えば、毎週1回トレーニングに来て、3ヶ月である程度形になる計画で、

1回単価が12,000円であれば、

4回×3ヶ月×12,000円=144,000円になります。

 

それに加えて、

既存のお客様がリピートで利用いただける見込みがあるのであれば、

144,000円×人数=月間売上

となります。

 

簡単な計算ではありますが、

経費を引いて、個人にどの程度残るのか理解するためにも非常に重要になりますので、

適正な金額を見極めるためにも数字を出してみましょう。

 

4、業績推移を作成してみる

 

三番で作成した月間の数字を基に、

月間の経費等を引いてみて、月間収支計画と年間業績推移を作ってみましょう。

 

お客様の集客計画や既存顧客のリピートを狙う為の施策等もここで考えると、

面談時に質問されても困らずにすみますので、検討しておきましょう。

中でも宣伝費については、計画が大事になりますので、使う予定の媒体や、

チラシの枚数など細かいところまで考えておくといいでしょう。

 

5、必要書類の準備をする

 

①物件の仮押さえをする

公庫に提出する売上推移のイメージが付いたところで、

次は実際に申し込む物件を探しましょう。

公庫の融資の場合、審査のタイミングで、

物件の取得予定を証明する必要があります。

ですので、お気に入りの事業をやる覚悟が決まった物件が出てきたら、

仮申し込みや、申し込みをしてください。

 

②内装費の見積もりを取る

内装費の見積もりを依頼しましょう。

内装の完成イメージを作ってもらうと、

顧客想定が正しく回せるのか、

判断がしやすくなるのでのちのち便利になりますので、

内装業者さんにしっかりと確認しましょう。

 

③図面に合わせた什器や設備費の見積もりを取る

マシンはもちろん、受付台や、PC等の必要になるものを片っ端から見積もりを取りましょう。

ご自身の考える最高の設備をそろえた場合の見積もりをまずは取るといいです。

 

その上で、徐々に節約をした場合の数字を見込んで業者さんには2パターンの見積もりを取ってもらうと、全体像の設計がしやすくなるでしょう。

必要な資金と調達方法について書く項目については、

なるべく計画性が無理のないように選んで記載するようにしましょう。

 

予算を抑えなければいけない時も当然、ありますので、

この2つの見積もりを上手に使いわけて、審査時に持っていきましょう。

 

6、借入申込書を作成する

 

準備が整ったら、

日本政策金融公庫の借入申込書を記入しましょう。

 

おススメの借入申込書の説明されているページです。

 

日本政策金融公庫の融資の申込み「借入申込書」の書き方とは?

 

注意いただきたい点は、

借入申込書は面談時に一番に日本政策金融公庫の担当者が見る書類です。

ぜひ丁寧に記載しましょう。

注意が必要になるのはいくつかサイトにも記載があるので、

ご確認ください。

 

7、創業計画書を作成する

 

創業融資成功の鍵!「創業計画書」書き方とポイントを徹底解説!

当然のことですが、

なるべく埋めることが重要です。

わからない場合は

顧問契約予定の税理士や認定支援機関、融資アドバイザー等に質問してみてください。

当然、公庫の窓口で確認いただくことも可能ですので、しっかり時間をかけて作りましょう。

 

8、公庫面談

 

大事なことは資料に記載されている状況と、

発言にズレをださないことが非常に重要です。

書類は、融資の審査用の書類で公庫の担当者もこの書類をもとに、

社内の稟議にあげてくれます。

ですので、書類に書かれている内容とズレがあると再度、ヒアリングが必要になってしまうのと、信用を失ってしまう可能性があるので、ぜひプレゼンは慎重にお願いします。

 

9、融資成功

 

面談後、追加で指示された書類等を準備して、2週間~3週間ほどで通常、回答をいただけることが多いです。

電話での連絡がくることがほとんどですので、公庫の電話番号を登録しておくといいでしょう。

知らない番号だからと言って出ないと融資の話が進まないことになりますので、注意してください。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

最近はやってきているからこそ、他社競合との違いをしっかりと理解いただくことと、

お客様の安定した売上がどの程度見込めるのか、新規獲得はどのように行うのか、

という点をしっかり準備して望んでみてください。

お忙しい中で、準備が難しい場合は融資アドバイザーと共にぜひ、挑戦してみてください。

 

 

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
inQup     » https://inqup.com/

【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。