過去に自己破産をしていても300万円の融資に成功した体験事例

【住宅関係の融資】過去に自己破産・・・300万円の融資を受けた事例 起業後の資金調達 – 不動産(販売・仲介・内外装・リフォーム)
自己破産経験者が日本政策金融公庫からの融資を受けた事例

自己破産経験者でも融資は受けられる??

独立して18年経ちますが、10年前に体調を崩し仕事ができず自己破産した経験を持つNさん。

2年ほど前より新規取引先の開拓に成功し、事業拡大のための資金を調達したいと思ってはみたものの、
「過去に自己破産しているので融資は難しいのでは…」

本当に融資の可能性がないのかという素朴な疑問から、融資アドバイザーに相談して融資を成功させることができました。
過去の自己破産がある中で、日本政策金融公庫から300万円をどのように成功させたのかをご説明いたします。

 

過去に自己破産をしていると融資は通らないのか?

 

一般的に過去に自己破産をしていると融資を受けるのは難しいと言われています。

Nさんの場合は自己破産をして以降、事業用と生活用それぞれで手元資金を少しずつ増やしていました。

今後の事業見通しも良かったことと、申込金額を妥当な金額に設定して申込を行ったため融資が通りました。

 

・自己資金をしっかり用意できていたこと

・事業見通しが良く上手く説明できたこと

・妥当な申込金額を設定して申込を行ったこと

 

この3点が成功した理由です。

 

過去の苦い経験から常に確保していた手元資金

 

融資のご相談を受ける中で、手元資金がない状態で借入を希望する方もたくさんいます。

基本的に自己資金がなければ融資を受けることができません。

Nさんの場合は、過去の苦い経験から自己資金をしっかりと貯蓄してきました。

自己破産以降は融資を受けることができないことを前提に、自己資金を常に確保しておくという意識で経営をしてきたようです。

体調を崩したことで仕事ができなかった経験も踏まえて、貯蓄額も半年程度は仕事が出来なくなっても生活できるような金額を意識していました。

こうした考え方と、自己資金が審査で評価されました。

また、万一審査が通らなかったとしても、事業を継続することができたでしょう。

 

直近の実績と事業見通し

 

過去に自己破産がある場合に、金融機関からは再び自己破産する可能性がある人と評価されることがあります。

こうした中で、計画的に業績を上げて、借りられるタイミングで借入実績を作ることが重要です。

この時に一番重要なのは、過去の実績です。

 

Nさんの場合、前々年から前年にかけて売上がわずかですが増加していました。

さらに、今年の直近までの売上が昨年を上回るペースで推移し、受注見通しも増加傾向にありました。

融資アドバイザーからの助言で、直近までの売上を集計した資料と、売上の見込みを一覧にして融資申込書類と一緒に提出しました。

売上の見込みは、これから発行する予定の請求書と、受注している工事の見積書、提案中の見積書を用意しました。

 

こうした資料の提示が、今後も業績向上の確実性が高いと判断され評価につながりました。

 

妥当な申込金額の設定

 

初めに融資アドバイザーと相談した時には、設備投資を考えていたため1000万円以上の融資申込を考えていました。

しかし、融資アドバイザーの助言から、自己破産の経験や業績などから高額の融資は難しいことを知りました。

そこで、一度で高額の融資を受けるのではなく、少し時間をかけ、借入を何回かに分けて資金調達を行い、将来的に必要な金額を確保する作戦に変更しました。

具体的には、現状で借入できる金額を借りて半年から一年間の返済の実績を作ります。

同時に事業における実績も向上させて、時期を見て追加融資の申込をします。

こうして借入額を積み上げていくことで当初の目的だった設備投資に必要な資金を確保します。

 

今回の申込では、融資アドバイザーからの助言で、現状から妥当と判断した300万円で融資を申し込みました。

毎月返済できる金額の範囲であることと、事業の中でなにに必要になるお金かという説明ができたため、申込金額の妥当性も評価されました。

 

まとめ

 

過去に自己破産があると融資を受けることは非常に難しいです。

しかし、自己資金や事業見通しのアピール、妥当な申込内容・金額であれば融資審査に通る可能性があります。

Nさんはご自身で日本政策金融公庫にお申込みをしていたら、業績見通しをまとめて提示する、何回かに分けて借入をするという発想はなく、そのまま高額の融資申込をして審査に落ちていた…とおっしゃっていました。

一度、融資アドバイザーに相談して日本政策金融公庫の融資申込をすることをご検討してみてはいかがでしょうか。

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株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
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【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。