化粧品販売で事業拡大のため300万円の融資に成功した体験事例

【新事業のための融資】化粧品販売で事業拡大 300万円の融資に成功した事例 起業後の資金調達 – 美容(美容院・ネイル・エステ・フィットネス)
化粧品 融資

ネイルサロンの事業拡大で300万円の融資を受けた事例!

銀座で個人ネイルサロンを8年間経営されているHさん。 昔からご自身の肌の悩みもあり、なかなか自分に合う化粧品がなかったため、自分で成分などを指定して化粧品(ボディクリーム)を作成しました。 はじめは、サロンに通われているお客様や知人などに販売する程度だったのですが、反響が大きくなり、生産数を増やし販売していこうと考えました。 業者に生産を依頼するにはコストがかかるので日本政策金融公庫からの融資を検討されて、見事に300万円の融資に成功したHさんの事例をご紹介します。

300万円の融資を日本政策金融公庫から受けることに成功したHさんの事例

個人事業主として開業して8年経過しているHさんですが、これまで確定申告などは税理士に依頼することもなくご自身で行っていました。

はじめにご相談に来られた時に確定申告書を拝見しましたが、、、正直数字がぐちゃぐちゃだなという印象でした(ご本人もそれは認めていました)。

生活には困らないがそこまで利益が出ているわけではなく、自己資金もあまりない状況に加えて、

既存事業(ネイルサロン)ではなく化粧品販売という新規事業での融資であったため、非常に難しい融資でしたが、無事に審査が通りました。

Hさんがなぜ日本政策金融公庫からの融資に成功したかをご説明します。

 

日本政策金融公庫からの融資に成功した理由

理由① 既存事業との関連性

既に事業を開始している方で日本政策金融公庫からの融資を受ける場合、新規事業のための融資を受ける事は既存事業で借りるよりも難しくなります。

既存事業であれば、現状売上高がいくらあって利益がいくら出ているかという過去の実績があるので、今後の計画についても評価しやすくなります。

新規事業だと実績がないので、当然審査が厳しくなります。

しかし新規事業であっても既存事業との関連性があれば融資も受けやすくなります。

 

例えばHさんの場合は、ネイルサロンをやっており、お客様の手を見ているし会話をしている中で肌の悩みを聞く機会も非常に多かったということがありました。

また、銀座周辺の飲食店の方たちと繋がりもあり、手荒れの悩みを持つ方が非常に多く、試供品を提供し高評価を得ていました。

 

新規事業ですが、ネイルサロンとの関連性があり、開始後すぐに反響があることがある程度予測できたことが日本政策金融公庫から評価されました。

  

理由② 商品説明

 今回は化粧品をOEMで生産販売するのですが、Hさんが化粧品開発を行うに当たっての過程や成分の効用の説明、すでにお客様に提供した際の反響の言葉をA4の紙11枚にまとめて提出しました。 

この書面を提出したことにより、日本政策金融公庫の担当者がどんな商品なのかのイメージがつき、すでにお客様から反響があることが評価されて融資の成功に繋がりました。

 

理由③ 見込み客

新規事業の場合はどの程度売上高が獲得できるのかを日本政策金融公庫は審査します。

Hさんはこれまでサロンに訪れてきたお客様で化粧品の話をして前向きに検討してくれている方や、銀座での飲食店で購入を検討されている方の名前のリストを書いて提出しました。

何名くらい書いてあればいいかという目安は特にないのですが、Hさんは約170名分のリストを提出しました。

すでに売上に見込みがあるということが評価されました。

 

日本政策金融公庫からの融資で苦労した点

 今回の融資で最も苦労した点が、現状の業績の説明です。

先ほども述べましたが確定申告の数字があまり良くなかったので、日本政策金融公庫から融資を受けてその後きちんと返済できるかというところは指摘されていました。

Hさんは認定支援機関経由で融資を申し込んでいたため、認定支援機関が担当者に現状を説明したことで無事に審査が通りました。

確定申告書がきちんと作成されていないと融資を受けるのが難しくなってしまいます。

利益が出ているのに、税金を払いたくないために数字をいじって申告をしていると融資自体受けられなくなるケースもあるので注意しましょう。

ご自身で確定申告するのが大変だという方は税理士に依頼することをお勧めします。

 

まとめ

新規事業で融資を受ける場合でも、既存事業との関連性がしっかりと説明できて、売上が獲得できる見込みが書面で提出できれば融資を受けられる可能性は十分にあります。

そのためには毎月・毎年の業績をしっかりと把握しておく必要があります。ご自身で業績管理を行うのが難しい方は税理士等に依頼しましょう。

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
inQup     » https://inqup.com/

【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。