採択率がアップ中?今狙うべき補助金と評判のIT導入補助金

採択率がアップ中?今狙うべき補助金と評判のIT導入補助金 助成金・補助金 – 補助金の基礎知識
IT導入補助金 採択率

助成金や補助金には少なからず難易度があります。

難易度は予算や不正受給などの世相を反映するため、毎年変化します。

今、中小企業が狙うべき補助金の一つはIT導入補助金です。それは一体なぜでしょうか? 

1. 2017年、ベンチャー企業・中小企業に人気のあったIT導入補助金

あなたの会社や事業所がソフトウェアやサービスなどを職場で導入する際の経費の一部をキャッシュバックしてくれる制度です。詳細は、以下記事でも詳しく説明しています。

【H29年度版】IT導入補助金でついにわが社もクラウド導入を!

 助成金・補助金の情報は毎年流動的です。去年まであった助成金が統合され今年からは別の名称にもなりますし、支給額もアップしたりダウンしたりするのです。

 その中で、事業者にとって一番気になる点は助成金・補助金の「採択率」ではないでしょうか?全ての事業主が助成金・補助金のために少なからず書類作成や計画実行などで時間と手間をかけて取り組んでいるのです。

 せっかく申請した助成金が採択されない(審査に落ちる)のであれば、やる気も半減してしまいますよね。IT導入補助金は、数ある助成金・補助金の中でも現在(2018年・9月)の良い補助金である、という評判を当サイトでは聞きつけました。

 2.なぜ?採択率が高いと評判の理由とは

①国家予算が増額になった

助成金・補助金には必ず国家予算が充てられます。この国家予算の情報については、テレビやネットなどのニュースをチェックしてくれば容易に手に入れられます。

 社労士事務所のサイトや助成金を扱う情報サイトなどでは、国家予算が組まれる段階から「次年度の〇〇助成金の支給額は引き下げられるのではないか」「〇〇助成金の予算が拡充したから今がチャンス!」などの文言で煽ります。

 今回ご紹介しているIT導入補助金に関しては、2017年(H28年度)に実施されていた際の予算が2018年(H29年度)ではなんと5倍になっているのです。前者では100億円でしたが、後者ではなんと500億円を計上しています。

 ②支給額が半額になった

さらに特筆すべきは、1件あたりの補助金支給額が100万円から50万円に引き下げとなったことです。単純に考え、予算が5倍になり、1件あたりの支給額が半分になったということは、日本政府が「もっと幅広い中小企業にIT導入補助金を支給したい」という意図が透けて見えるのではないでしょうか? 

3. 採択率を上げるには?

①採択率の高い一時公募を狙う!

IT導入補助金は2018年度では、一時公募、二次公募、三時公募の3回に分けて募集されています。(今、まさに第三次公募が実施中です!)

 IT導入補助金

※上記URLをクリックすると、IT導入補助金の公式ページにリンクします 

ご存知ですか?この公募の時期により、採択率はアップダウンするのです。最も採択されやすいのは、なんといっても一時公募です。去年までは約3割と言われていた採択率ですが、今年の一時公募ではなんと8割を超えるのではないかと言われています。

 「一時公募も二時公募もうっかりしてた、、。もうダメだ、、」なんて肩を落とすことはありません。二次公募終了時点で予算はまだ350億円以上残っていました。まだあなたにチャンスはあるようです。

 ②加点を狙う

厚生労働省の主催する助成金の場合は生産性要件をクリアすると支給額の加算があります。IT導入補助金の場合は、以下の場合で加点(評価)があります。

  •  地域未来投資促進法の地域経済牽引事業計画の承認を取得している
  • 固定資産税の特例率をゼロとする意向を表明した自治体に所属している
  • 経済産業省が選定する「地域未来牽引企業」である
  • 「おもてなし規格認証 2018」を取得していること

 ③エリア格差があるらしい

公表されているデータを分析すると、この補助金には非常に地域格差があることがわかりました。全体的には関西の方が応募率は高く、東京などの関東圏の方が応募率は低いようです

 まとめ

IT導入補助金の採択率についてご紹介しました。採択率が高くなったとは言え、IT導入補助金は準備・申請するまでに時間がかかる部類の補助金です。

油断をせず要綱をよく読み、腰を据えて取り組むことで採択の道は開けることでしょう。

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。