平成30年度の創業補助金の募集は終了!他に狙える助成:補助金は?

平成30年度の創業補助金の募集は終了!他に狙える助成:補助金は? 助成金・補助金 – 取り組みやすい助成金
平成30年度の創業補助金の募集は終了!他に狙える助成:補助金は?
タグ

平成30年度の創業補助金の募集は終了!他に狙える助成:補助金は?

創業補助金とはこれから起業する人へ中小企業庁が支援する補助金のことです。「創業補助金」とは略称で、正式名称は「地域創造的企業補助金」や「創業・事業承継補助金」など年度により変化します。

平成30年度の募集は既に終了した創業補助金ですが、この補助金を狙っていた方は次年度まで待たなければいけないのでしょうか?

1.残念ながら平成30年度の「創業支援事業者補助金 」募集は終了

創業補助金の対象者は、「平成30年4月27日以降に認定市区町村で創業または創業予定の従業員を1名以上雇う方」でした。

4月27日以降に創業で補助金の申請の締め切りが6月22日ということは、この期間に創業(物件取得、法務局や税務署への開業届提出etc)と補助金の申請手続き(事業計画書、申請書類の提出)の両方を行わなければいけないという事ですね。非常にスケジュールがタイトです。

公募期間は平成30年5月21日~6月22日で終了しました。しかし、嘆くヒマはありません。その他でこれから応募できる創業補助金や助成金を調べていきましょう。

2.ミラサポをもっと活用しよう

ミラサポは、中小企業庁による助成金・補助金のデータバンクです。このサイトを見れば、ありとあらゆる助成金、補助金関連の情報を手に入れることができます。

ミラサポ|ミラサポは、中小企業庁委託事業として中小企業・小規模事業者の未来をサポートするサイトです。

※上記URLをクリックすると、ミラサポのサイトにリンクします

但し、そんな最強の公的なサイトである「ミラサポ」にも弱点があります。それは、情報量が多すぎて自分の知りたい情報にたどり着けない、という点です。現代の方はじっくり調べる、というより、手っ取り早く自分の知りたい情報にたどり着きたいのです。そのため、できるだけ簡潔に1ページでまとめられているキュレーションサイトが人気なのですね。

ではミラサポの中から、この後応募できる創業系の助成金・補助金・融資制度をご紹介しましょう。

3.これから応募できる創業系の助成金・補助金

①東京都中央区で事業をするなら!商工業融資 創業支援資金融資

東京都の中央区内で新たな事業を開始するための設備資金または設備資金、また事業転換や多角化するための事業資金を低金利で融資する制度です。

条件 ・事業を営んでいない個人で、原則として融資と同額以上の自己資金があり、融資実行日から1か月以内(個人)、または2か月以内(法人)に、中央区内で創業する者または 中央区内で創業して1年未満の者
・中央区内中小企業者である法人が自ら事業の全部または一部を継続して実施しつつ、新たに中央区内で法人を設立することまたは、その者が設立して1年未満であること(いずれも筆頭株主であること)
・事業転換や事業の多角化を中央区内で行う中央区内中小企業者
支援内容・支援規模 «融資限度額» 1,500万円(創業必要額の2分の1)
«貸付期間» 7年以内(据置6か月を含む)
«利率» 年2.0%
利子補給利率1.6% 本人負担利率0.4%
«保証料補助» 3分の2
募集期間 平成30年4月1日から平成31年3月31日まで
対象期間 平成30年4月1日から平成31年3月31日まで

この融資では、例えば500万円お金を借りたいのであれば自己資金(預貯金)も500万円必要です。募集期間も対象期間も同じ期間になっていますので、平成31年3月末までに創業と融資申請を完了すればよいことになります。

中央区は家賃が高そうですが、年利2.0%は魅力的な数字です!ご興味のある方は是非ご応募ください。

②クラウドファンディングが好きなら!東京都の資金調達支援

主婦や学生、高齢者の方の創業を支援する東京都の制度です。面白いのは、東京都がクラウドファンディングを支援する、ということです。クラウドファンディングはもうマニアックなものではなく、公的なレベルに熟しているのですね。

目的 主婦や学生、高齢者の方による創業や、ソーシャルビジネス等への挑戦を促進するため、手数料の一部補助の他、入門者向け電話相談窓口やセミナー等の支援を行います。
対象者の詳細 都内で行う計画の事業で、次のいずれかに該当する創業希望者又は中小企業者
・創業の計画があるもの又は創業後5年未満の者(個人で創業し、同一事業を法人化した者で、個人で創業した日から5年未満の者を含む)
・新製品・新サービスを創出する者
・ソーシャルビジネスなどを通じ、「都民ファーストでつくる『新しい東京』~2020年に向けた実行プラン~」に記載されたニーズの解決を図る者
支援内容

支援規模

<手数料の補助>
資金調達者が取扱クラウドファンディング事業者(注)に支払う手数料の原則1/2(上限額30万円)を補助
<電話相談窓口>
入門者向けに本事業の概要や一般的なクラウドファンディングに関する情報を提供
<セミナーの開催>
毎月1回、テーマ別のセミナーを開催し、取扱クラウドファンディング事業者による事例紹介や個別相談を実施
募集期間 平成29年10月2日から平成32年3月31日
対象期間 平成29年10月2日から平成32年3月31日

この支援は現金が振り込まれる助成金や補助金とは異なり、「あなたがクラウドファンディングで資金調達するなら、その時にクラウドファンディング業者に支払わなくてはいけない手数料の半分まで(上限30万円)を払ってあげるよ」という内容です。

この内容をそのまま見ただけでは、何となく理解が不十分だと思いますので補足します。クラウドファンディングについては、あなたが好きなクラウドファンディングサイト(CAMPFIREなど)でどれでもいい訳ではなく、東京都と提携している銀座セカンドライフ㈱が紹介するクラウドファンディング業者でなければいけません。

クラウドファンディングの手数料ですが、平均的で15%~20%を推移しています。あなたがCAMPFIREで300万円を資金調達に成功した場合、CAMPFIRE側に支払うサイト利用手数料は以下の算式で求められます。

 

 

結構高いですね。しかし、東京都の制度を利用すると以下の算式となります。

手数料の負担が大きいと、せっかく得た資金調達からのお金が減ってしまいます。資金調達額が大きければ大きいほど、この制度の有難みは高まります。(1,000万円に成功した場合は、手数料170万円です!しかし、東京都は最大30万円までしか払いません)

まとめ

ミラサポを使うと、地域ごとに利用できる創業補助金がいろいろ検索できます。創業補助金より補助額は小さめになりますが、いくつかの補助金を合わせるとかなり事業に役立つことでしょう。

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。