難しそうでも全体をつかめば大丈夫!補助金と助成金の申請の流れについて  

難しそうでも全体をつかめば大丈夫!補助金と助成金の申請の流れについて   助成金・補助金
助成金と補助金の申請の流れについて

補助金と助成金を利用して資金調達!

補助金・助成金について、「よくわからないけど、申請するのはとても難しそう…」といったイメージを持っている方は多いのではないのでしょうか。

補助金を考えるときに、申請から受給までの全体を大まかに把握することが大切です。
もちろん種類や担当する役所などによって様々な手順がありますが、今回は一般的な流れをまとめました。  
 

1.補助金申請の基本的な流れ

 

補助金の申請の場合、一般的に、

 

・受けられる補助金を知る

・申請する

・審査→交付決定

・事業実施

・報告書の作成

・交付実施

 

という順序で行われます。

以下、詳しく説明していきます。

 

①受けられる補助金を知る

まず、どのような補助金・助成金が受けられるのかについて情報を集めましょう。

情報の集め方としては、

・インターネット上のサイトで、補助金の種類を知る

・官公庁のサイトで、補助金の詳細を確認する

・コンサルタント、行政書士などに相談する

などの方法が挙げられます。

 

コンサルタントや行政書士に相談するとお金はかかりますが、どのような補助金を受けるべきなのか、専門的な判断をしてくれます。相談だけなら無料で行ってくれる場合もあります。

 

②申請する

申し込むべき補助金が決まったら、該当の役所に申請します。

申し込むべき役所は、厚生労働省、経済産業省、都道府県など様々です。

補助金は期限が短く定められていることも多いので、必ず期限内に申し込めるように注意することが大切です。

申し込むべき書類は補助金ごとによって異なり、ミスをすると受理してもらえないこともあります。

また補助金の必要性をアピールするために、事業計画などをわかりやすく伝えることも必要になる場合もあります。

 

③審査→交付決定

担当者により、補助金の条件を満たしているかどうかについてかの審査が行われます。

審査は書類のみの場合もありますし、聞き取り調査やプレゼンテーションなどが行われる場合もあります。

審査に通過し、交付が決定した場合、支給決定通知書という書類が会社に送られてきます。

 

④事業実施

多くの場合、支給決定がなされてから補助金に関する事業がスタートします。

実施期間中は、ちゃんと事業が行われているかどうか、定期的にチェックが入ることもあります。

 

⑤報告書の作成

完了期限までに事業を完了し、それに関する報告書を作成します。

この報告書により、交付が実行されるかどうか最終審査が行われます。

 

⑥交付実施

報告書により、事業が適切に遂行されたことが認められれば、いよいよ補助金が振り込まれます。

 

2.助成金の申請の特徴

 

上記が基本的な補助金申請の流れですが、厚生労働省が支給する助成金の特徴をまとめました。

ここでは、厚生労働省が支給するものをまとめて「助成金」、それ以外のものを「補助金」と呼ぶことにします。

 

(1)基準を満たせば支給される

助成金の場合、ほかの事業に対して行われる補助金や給付金などに比べて、手順が少し簡略化されます。

なぜかというと、補助金の場合はコンペ方式のものが多く、申請しても採用されるとは限らないなどの厳しい条件なのに対し、助成金は基準を満たせば交付されるからです。

 

(2)施策の実行から支給まで1年ほどかかる

 また多くの場合、施策を実行してから申請まで半年から一年、申請から承認まで1~2か月ほどかかります。

社員の雇用・キャリアアップなど施策の実行からキャッシュフローが行われるまで、タイムラグがあるということを押さえておきましょう。

 

適切に助成金を活用するためには、事前にどのような助成金を狙い、どのような施策を行うのか検討することが必須となります。

せっかく施策を打ったのにお金が貰えない、ということがないように、慎重に検討しましょう。

また、労務分野の専門家である社労士に相談するとよいかと思います。

 

3.まとめ

 

・補助金や助成金の申請は、事業や施策を行う後と前の2回行う

・助成金の場合、基準を満たすことを証明できれば支給が決定される

・申請の手続きや補助金・助成金の種類は複雑なため、社労士や行政書士、コンサルタントなど、それぞれにあった専門家に相談するとよい

 

 手続きや書類関係などは難しく、ハードルが高いように感じるかもしれませんが、是非申請から給付までの流れを知り、積極的に補助金・助成金を活用できるとよいと思います。

資金調達でお悩みの方は融資の専門家にご相談を!資金調達Q&A

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。