起業前に知っておきたい5つのリスクと対処法!

起業前に知っておきたい5つのリスクと対処法! 起業のための資金調達 – 起業前に実施しておくべき準備
起業 リスク

起業に関するリスクと対処法を知っておきましょう

会社を起業しようとした時、絶対に事業を成功させようと意気込んで起業することでしょう。しかし自信の裏側にはいくつかの不安を抱えているはずです。 起業のリスクと対処法を事前に知っておくことで、事業失敗の可能性を低くすることができ、不安も少なくなるでしょう。

 

1.起業の際には様々な不安が・・・!

起業をする場合、事業が失敗してしまうのではないか、安定した収入を得ることが出来ないのではないか、将来について様々な不安を抱えてしまうでしょう。

これまで勤務していた会社を辞めて起業するのですから、これらの不安を抱えることは当然です。不安を解消するためには具体的な起業のリスクを考えて、回避するための対策をとっておく事が一番有効であると言えます。

お金や将来の保障についての具体的なリスクを見ていきましょう。

2.会社設立には手間がかかる!

会社を設立し事業を開始するためには、様々な手続きをする必要があります。会社の登記や役員の決定、定款の作成など手間のかかる手続きがいくつか考えられるでしょう。

また、起業の際に自分で手続きを全て行おうと考えている場合、申請の漏れがないか不安になってしまうかもしれません。

また、これまで会社が処理してくれていた税金も自身で手続きしなければなりません。自分の給与から算出した税金を支払う必要があります。納税機関を過ぎると滞納していることになってしまうので注意しましょう。

法人として会社を設立した場合には、法人税や消費税の支払いも必須になります。

税金の他にも、社会保険への加入手続きや従業員を雇用した場合の雇用保険手続き、会社の決算など手間のかかる手続きが沢山出てくるでしょう。

もちろん自分自身で全ての手続きを行うことも可能ですが、漏れや間違いのリスクを少なくするためにも、起業もちろん自分自身で全ての手続きを行うことも可能ですが、漏れや間違いのリスクを少なくするためにも、起業時から税理士を付けておきましょう。

3.自分の保障は自分自身で!

起業した場合、これまで勤務していた時とは違い、健康保険等の加入も自身で行い、会社の分の保険料の負担も経営者が行います。

経営者であれば、働く日数も休む日数も自分で決める事が出来ますが、働かなければ会社の売上を立てることができないのでなかなか休暇もとれないでしょう。

病気になった場合も、会社に勤務して雇用保険に加入していた時とは違い、有給をとることもできません。健康診断も自腹で行くことになるでしょう。

忙しあさのあまり健康状態を顧みることが少なくなり、気付いたときには長期療養が必要になっていた、というケースもあります。

 

もちろん、経営者自身が働いて売上を立てることが会社経営を続けるために最も大切です。しかし、経営者自身の健康が損なわれてしまうと元も子もありません。

ストレスをためないように定期的に休暇を取り、万が一病気になってしまった時に会社を守れる保険に加入しておくなどの対策をとっておきましょう。

4.起業には費用がかかる!

会社の企業には登記など会社設立費用がかかります。

株式会社を設立する場合には、約25万円が必要です。

名刺や会社実印、HP・チラシの作成、また資本金の準備なども必要でしょう。

自己資金を準備したけれど、本当にお金が足りるのだろうか。と不安になるでしょう。

また、会社を設立したばかりの時に、事業以外の手続きでお金を使うことは惜しまれます。

事務所の登記場所を自宅にしたり、レンタルオフィスを利用したりすることで初期費用を抑えることができるでしょう。

5.会社の借入の保証人は経営者!?

起業の際に金融機関から創業資金の融資を受けている方は多いでしょう。

しかし会社として借入をした場合、経営者自身が連帯保証人となることがあります。会社の経営がうまくいかず、借入金の返済が追い付かない場合、経営者個人が返済を負担しなければならないのです。

会社経営をはじめるにあたり、借入に関する不安はとても大きいと言えるでしょう。

借入に関するリスクを回避し不安を解消するためには、いくつかの対策をとる必要があります。

(1)自己資金はできるだけ多く準備しよう

借入のみに頼った経営は、返済に追われてばかりでリスクがとても大きいと言えます。また、事故資金が少ないと金融機関からの信用度も低くなりそもそも借入が出来ない、というリスクもあります。

借入をできるだけ少なくして返済への不安を減らしたい!という場合にはあらかじめ十分な自己資金を準備しておくことが大切です。

(2)個人保証不要の融資制度を利用しよう!

融資制度の中には経営者の個人保証が必要ないものがあります。

また、起業時でこれまでの実績がない場合であっても無担保・無保証の融資を実施してくれる日本政策金融公庫の融資制度を利用することもオススメです。

(3)出資を募って事業資金を調達!

借入によるリスクをできるだけ少なくするために、投資家からの出資で事業資金を調達しましょう。

エンジェル投資家やベンチャーキャピタルなど、起業家への出資を行う制度について知っておくと良いでしょう。

6.経営ノウハウはある?

起業する際のリスクと対策についてご紹介してきましたが、そもそも経営者としてのノウハウがなければ事業はなかなか成功しません。

起業してから5年で約85%もの会社が倒産していると言われています。倒産の原因には資金ショートや事業失敗など様々なものがあるでしょう。

しかし、根本として経営者自身の経営ノウハウが乏しいことが挙げられます。

起業の際には一人よがりにならず、多くの経営者セミナーに参加するなどして出来るだけ多くの知識を付けましょう。また、起業時から専属の税理士をつけておくこともオススメします。

まとめ

今回は事前に知っておきたい起業に関するリスク対策についてご紹介しました。

開始する事業に自信があっても、起業のリスクを知ってあらかじめ対策をとっておくことで、廃業の可能性を低くすることができます。起業前に出来る限りの対策をとっておきましょう。

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。