「起業家精神」は今の日本に重要!高校の授業でも起業家育成がスタート

「起業家精神」は今の日本に重要!高校の授業でも起業家育成がスタート 起業のための資金調達 – 起業前に実施しておくべき準備
起業家精神は今の日本に重要です。

起業家精神とは、よく「責任感」「自己管理能力が高い」「好奇心旺盛」などの性格のことだと言われています。

年功序列が崩れ、将来もらえる年金額も乏しい日本では、そんな起業家精神は今後ますます重要になることでしょう。

今回の記事では、「起業家精神がなぜ今の日本で重要なのか?」をテーマに深く掘り下げた内容をお届けします。

1.「起業家精神」って具体的にどんな精神?

サラリーマンと比べると、起業家はなんだか元気な人が多いように思えます。なぜかと言うと、起業家精神ってどんな精神?と思ってネット検索をすればお分かりになるでしょう。よく書かれているのは、以下のような説明です。

 起業家精神=「責任感があり」「自己管理能力が高く」「好奇心旺盛」「リスクに物怖じせず」。

 起業家精神は、こんな勇敢でしっかりもののイメージが思い浮かぶ言葉でよく説明されています。実際、起業家精神の要素(責任感があり、自己管理能力が高く、など)を持つ一般の方はたくさんいらっしゃると思います。でも、起業家精神があるからと言ってその人が必ず起業するわけではありません。

 人が起業をするかしないかは、起業したいと心底思う心の動きがあったかどうか、そして実行したかどうかの違いです。起業して、実際に成功したあと、後付けで人々は「あの人には起業家精神があるから」と評価するものです。

 2.今の日本になぜ起業家精神は重要なのか

①今の日本が昔の日本と違うから

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では、本題に入りましょう。今の日本(令和元年)は1990年時点での日本とだいぶ変わったなと思います。日本がかなり昔と変わったから、起業家精神が今の日本にとても重要だと思えるのです。

 日本は1990年代と比べると貧乏です。バブル崩壊後、「失われた20年」と揶揄されるように、日本経済は長期で低成長。また、少子高齢化で社会保障費が1990年の11.5兆円から2016年の31.5兆円まで約3倍へと増加しています。税金が増え、手取りが減っているため、自由に使えるお金が減ってしまいました。

 財務省のシンクタンク・財務総合制作研究所による以下の文書によれば、2050年には65歳以上の高齢者を1.7人の日本人で支えるという構図になると示唆されています。2014年時点では65歳以上の一人を22人の20歳~64歳の人達で支えていますので、約13倍の負担となる計算です。考えるだけで閉塞感に見舞われます。

 財務省|第4章 これからの高齢者の生活設計(1)年金制度の状況とこれまでの改革①人口構造の変化

※上記URLをクリックすると、財務総合制作研究所作成のPDFへリンクします

 その反面、今の日本ではインターネットでなんでもできるようになりました。申込手続きや知りたいことを調べることから音楽を作ることから、思いつくことはたいていネットでできますよね。ネット上で資金調達できる「クラウドファンディング」も今の時代ならではの制度です。

 お金はないけど、アイディアがあれば何かを起こす土壌やノウハウは用意されている。それが今の日本です。大企業のみが正しいという風潮が強かった昔の日本と比べ、今はだいぶ起業しやすい時代ですよね。

 ②今の若者が昔の若者と違うから

日本がバブルだった時とそうでない時。この2つの時期が日本人に及ぼす影響は少なくありません。お笑い芸人の平野ノラさんやブルゾンちえみさんはバブルを題材にした芸風やキャラでご活躍されていますが、バブルの時は本当にあんな感じの女性が多くいたものです。

 お金がない時ってどうしても、自信がなくなるものです。そして、節約志向になるものです。節約志向はいいことですが、自由な発想までなくなってしまっては、将来の発展のためによろしくありません。現在の停滞を打破するには、小さく縮こまっていてはダメなのです。

 財務省は日本経済の再生を地方から始めようと「地方創成コンシェルジュ」の設置など、さまざまな企画を打ち出しています。以下のように、女性の起業支援へも積極的です。

日本政策投資銀行の女性起業支援に向けた取組について~DBJ女性新ビジネスプランコンペティション~

※上記URLをクリックすると、財務省の記事へリンクします

 国や自治体は日本経済を再生させるための一つの行動として「起業」を視野に入れています。しかし、これまで起業について学校や親から何も教えられていない私たちは急に起業体質になれる訳もありません。

 そのため、起業に興味があっても何をすればいいかが分からない方はこの世に大勢いるのです。

 3.高校や大学の授業でも起業家育成はスタートしている

大学と企業のコラボはこれまで多く実施されてきました。例えば、大阪府の梅花(ばいか)女子大学では博報堂や凸版印刷など多くの有名企業とコラボレーションしています。在学中に多くの企業と触れ合うことで、学生側は起業感覚が磨かれますし、企業側も生の若い意見を取り入れられるというメリットがあります。

 チャレンジ&エレガンス梅花女子大学|Baika×起業コラボプロジェクト

※上記URLをクリックすると梅花女子大学の公式ぺージへリンクします

 居酒屋ワタミで有名な渡邉 美樹氏が理事を務める東京の郁文館夢学園では、平成30年4月より高校在学中から生徒へ起業塾を実施しています。郁文館夢学園の中等部ではなんと「お金科」がスタートし、特色ある授業内容は定評を得ています。

「起業」を天性の才能で難なくやりとげる人もいますが、学校教育として知識を得れば、より多くの人が起業への心理的ハードルを下げ、起業を「特別な天才だけがするもの」と思わなくなることでしょう。

 まとめ

今の日本が今後再生するためには「元気」な人が必要だと思います。

起業家にやどる精神はまるで元気そのもの。起業家精神を使って、ぜひあなたにぴったりの方法で起業を成功させましょう。

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株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。