失敗する会社の特徴とは?

失敗する会社の特徴とは? 起業のための資金調達 – 起業前に実施しておくべき準備
起業しても失敗してしまう会社の特徴

当てはまっていたら危険!?

年間どのくらいの企業が倒産しているか、ご存知でしょうか?

東京商工リサーチによると、2017年の倒産件数は8,405件でした。

金融機関が積極的にリスケ要請に対応していることもあり、9年連続で前年を下回っていますが、決して少ない倒産件数ではありません。

では、実際に起業しても失敗してしまう会社には、どんな特徴があるのでしょうか?

起業しようと考えている経営者の方は、起業前にもう一度ご自身の状況に当てはまるものがないか確認してみてください。

 

1.人のお金だけで起業しようと考えていないか

起業して、事業を行っていくにはお金が必要です。

「儲かってるビジネスモデルがあったから出資してもらって資金を集めよう」という方と、

「いつまでに起業したいから、自分でもお金をこのくらいは貯蓄して開業資金にしよう」という方。

起業してから成功するのはどちらの経営者だと思いますか?

計画性と覚悟のある後者の方が、成功する確率は高いでしょう。

決して、出資で資金を集めることが悪いというわけではありません。

他人のお金だからと自分ではリスクを負わず、自分の事業に関して覚悟の足りない人の場合、失敗する可能性が高くなります。

出資を受けて成功している方は、自分のお金以上に責任感を持って事業を行っています。

計画性と本気度は、成功するかどうかの重要なポイントです。

 

2.新しいことだけにチャレンジしていないか

起業には下記の2パターンがあります。

 

起業というと、何か新しいことをしなければいけないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、斬新なアイデアで新たなポジションを確立するには、失敗するリスクも増加するということを念頭に置いておく必要があります。

今は成功している企業であっても、紆余曲折してきた過去がある企業がほとんどでしょう。

日本でも普及が進んできた民泊サービスの「Airbnb」。

少しでも収入をつくるために大統領の顔つきコーンフレークを販売して食いつないでいた時期もあったという創業秘話が有名です。

新しいことにしか挑戦しないという変なプライドを持っていたら、ここまでの成長は見込めなかったかもしれません。

 

3.良い商品・サービスであれば売れる!と売ることを軽視していないか

「良い商品・サービス=売れる」とは限りません。

まず大事なのは、告知や宣伝をしたり、営業したりして製作した商品やサービスをユーザーに知ってもらうことです。

そうすることで、ユーザーのニーズや改善点などを得ることができ、さらにブラッシュアップした商品を作ることも可能になります。

妥協とは言いませんが、売り物として形になったら、まずは世の中に公開し、ユーザーの生の声を聞きながら改良を重ねていくという柔軟性も大事です。

商品のクオリティにこだわりすぎて、ユーザーに受け入れられない自己満足な商品を作ってしまっては意味がありません。

こだわりを持つのであれば、ユーザーに喜んでもらう商品やサービスを作るということにこだわりましょう。

 

4.収益資産を作っているか

創業して間もない時期であれば、自分一人だけでも結果は出せるかもしれません。

しかし、目の前の業務に追われていると、次第に時代の流れや世の中の需要についていけなくなります。

今後事業を拡大しようと考えているのであれば、自分がいなくても業務が回るような仕組みづくりをしていきましょう。

 

まとめ

失敗する会社の特徴について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

当たり前のことと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はその当たり前のことができていないという方が多いのも事実です。

もちろん前述した以外にも失敗する理由はあります。

しかし、起業するのであれば失敗する確率を少しでも下げられるように、上記の項目に当てはまっていないか、まずはご自身のビジネスで考えてみてください。

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。