融資失敗事例から学ぶ!融資成功させるためのポイントとは?

融資失敗事例から学ぶ!融資成功させるためのポイントとは?   起業のための資金調達 – 起業前に実施しておくべき準備
日本政策金融公庫 失敗事例

融資審査の減点ポイントを知っておこう

日本政策金融公庫で融資を受けて、失敗する方は、どのような方かご存知でしょうか? 今回の記事では、融資を失敗してしまう方の典型的な例をご紹介し、その例から成功させるためのポイントをご紹介していきます。

 

 

1.融資の審査で減点される6つのポイント

 

面談で減点されるポイント① 売上の根拠が甘い(数字に根拠がない)

面談で減点されるポイント② 信用情報に傷

面談で減点されるポイント③ 自己資金ゼロ

面談で減点されるポイント④ 過去の経験値がない

面談で減点されるポイント⑤ 自己破産歴がある

面談で減点されるポイント⑥ 書類に不備がある

 

面談で確実に減点される7つのポイントは上記の通りです。

この6つを1つ1つが、なぜ融資の審査で減点されてしまうのかを解説していきます。

 

①売上の根拠が甘い(数字に根拠がない)

減点ポイント

日本政策金融公庫の担当は、貸したお金をしっかり返してくれるかを見ています。

基本的には売上がしっかりあがれば、借入の返済もできるので、売上の根拠を必ず面談で聞かれます。

そのため、

・今後の売上見込み

・すでに確定している売上

・前職での取引先がどれくらいあるか

 

などを必ず聞かれます。

日本政策金融公庫の担当に、売上があがることをイメージさせるプレゼンができなければ融資が受からない可能性が高いでしょう。

 

減点されないためには?

審査で、売上根拠が甘いと思われないためには、

・すでに見積りを出している業者があれば、その見積りを提出する

・確定している売上があれば、その請求書を持参する

・今後の売上が見込まれそうなやり取りをしているのであれば、その証拠資料を持参する

・営業先リストを持参する

・前職での顧客リストを持参する

 

など、売上をイメージしやすいものを持参することで、減点を防ぐことができるでしょう。

 

【注意点】

借りたお金をしっかり返済できるだけの計画になっていれば問題はないので、自信があったとしても、売上計画で、あまりに高額な売上の計画は作成しないことをおすすめします。

 

 

②信用情報に傷

減点ポイント

日本政策金融公庫の審査では、借入申込書を提出することで、信用情報を確認することができるため、必ず信用情報を確認しております。

 

・クレジットカードの支払遅延

・携帯代の支払遅延

・水道光熱費の支払遅延

・税金の支払遅延

など、期日までに払わなければならないにも関わらず、期日通りに支払っていないものがたくさんあると、融資はかなり受けにくくなります。

 

減点されないためには?

直近で、支払遅延があると、審査は非常に不利になります。

融資の面談に行く直近半年程度は、最低でも期日は守って支払うことが大切です。

支払遅延の情報は、5年~7年は履歴が残ってしまうので、融資を受ける計画をしている方は、遅延しないように注意しましょう。

 

③自己資金ゼロ

減点ポイント

自己資金がゼロでは、基本的に融資は受けられません。

日本政策金融公庫で融資を受ける場合、面談の際に、個人(法人)の通帳原本を必ず持参します。

最低でも半年分の通帳を見られます。

そのため、いきなりお金が増えていても、そのお金がどこから振り込まれてきたのかを説明することができなければ、自己資金はゼロと判定され、融資を受けられない可能性があります。

タンス預金です!とプレゼンする方は、かなり多いので、タンス預金が自己資金として認められるケースはほとんどありません。

 

減点されないためには?

自己資金は、少しずつご自身で貯めておくことがもっとも大切です。

貯める際にも、必ず通帳で貯めてください。

 

ご家族からもらうことができるお金も自己資金として認められることもありますが、ご自身で貯めたお金が、一番評価が高いということを覚えておきましょう。

 

④過去の経験値がない

減点ポイント

創業予定のビジネスモデルの経験が過去に全くない場合には、融資は非常に厳しいです。

そのため、経験がなく始められるというコンセプトのフランチャイズだとしても、融資を簡単に受けられるわけではありません。

過去の経験と、これからスタート予定のビジネスの関連性を説明できなければ、融資を受けることは難しいと覚えておきましょう。

 

減点されないためには?

創業予定のビジネスモデルの経験を、過去の経験で身に着けておくことが非常に大切です。

アルバイトや、派遣社員として経験するだけでも評価はあがりますが、正社員として、長年経験していると、評価が上がります。

 

 

⑤自己破産歴がある

減点ポイント

過去に自己破産をしている方は、融資が非常に受けにくい状況となります。

 

減点されないためには?

自己破産いるから、100%融資を受けられないわけではないのですが、自己破産している場合には、自己破産後、長年経過していなければ、融資は難しいですし、長年経過していても融資を受けられない可能性もあります。

 

⑥書類に不備がある

減点ポイント

日本政策金融公庫で創業時に融資を受けるためには、【創業計画書】を作成しなければ、なりません。

提出しなければならない書類で、自分で作成しなければならない書類は、創業計画書のみです。

この創業計画書を見て、審査されるため、不備があると融資の審査では不利になります。

 

 

減点されないためには?

初めて、融資を受ける場合、どのように書類を作成すればよいかがわからないでしょう。

日本政策金融公庫で融資を受ける実績をもった専門家に依頼して、書類作成した方が、融資成功率はあがるでしょう。

 

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。