創業融資を受けられる確率を上げるために何が必要かご存知ですか?
融資を絶対に受けたい!という方はぜひ参考にしてください。 また、現在融資を受けられる可能性がどれくらいあるのかがわからなければ、融資の専門家に一度相談してみるとよいでしょう。
当サイトを運営している株式会社SoLaboは、認定支援機関として日本政策金融公庫の融資サポートを1,600件以上行ってきました。これまでの融資実績を基に専門の融資担当者がみなさんの疑問や審査に関する悩みにお答えします。無料で相談できますので、まずはお気軽にご相談ください。
1.創業者は、起業してすぐに融資を受けよう!
個人事業主でも、法人でも融資を受ける場合には、起業してすぐが、お勧めです。
起業してすぐであれば、過去の実績と、自己資金があれば大抵融資を受けることができます。
起業してからしばらく時間がたってしまうと、起業からそこまでの試算表を求められてしまうため、提出書類が多くなり、融資の審査が厳しくなることがあります。
ポイント:ベストは、起業してから1か月以内に融資を受けよう!
起業してから、黒字になるまでの期間の平均が6か月~7か月というデータあります。
起業してすぐに融資を受けずに、半年後に融資を受けようと考えた場合、多くの起業は、半年間赤字が続いている可能性が高いです。
赤字続きの会社には、審査が厳しくなる為融資を受けにくくなります。
その点、起業して1か月以内に、融資を受けることができれば、会社が毎月どれくらいの売上になっているかを見せる必要がないため、結果的に、その方の今までの経験値と、自己資金を重視して融資の判断をすることになります。
2.過去の経験値でアピールする!経験値があればあるだけ評価があがる
起業してすぐに融資を受ける場合、過去の経験値が融資の審査に大きな影響を与えます。
創業融資を受ける場合には、直近2年分の確定申告書又は源泉徴収票の提出が義務付けられます。
直近2年間でどのような業務を行い、その経験を起業するビジネスにどのように結びつけるかをうまく説明することができれば、融資を受けやすくなります。
【評価が高い経験値とは?】
平成20年4月から10年間でずっと美容室で修行し、固定客がついたので、働いていた美容室の近くで独立することになった
上記は、起業するために、10年修行した!と判断されますので、評価が高いです。もちろん半年~1年程度修行するだけで、評価されることもありますが、修行期間は短すぎると評価が下がってしまうことがあります。
3.自己資金を少しでも多くためる。
自己資金は多ければ多いほど融資を受けやすくなります。
ビジネスは、計画性が高い方が成功しますが、自己資金が多い方は、起業するために、計画的にお金を貯めてきた人だ!と判断されるため、融資を受けやすくなります。
4.用意する自己資金は、通帳で貯める
500円玉貯金や、タンス預金で自己資金を貯める方をいらっしゃるのですが、通帳に入っていないお金は、自己資金として認められない可能性もあります。
そのため、お金は通帳でコツコツ毎月貯めるようにしておきましょう。
定期積金や、定期預金で貯めていると、さらに評価があがることがあります。
今まで通帳にお金が入っていなかったにも関わらず、いきなり通帳残高が増えている場合には、どこからお金を調達してきたかを必ず聞かれます。
この時に、タンス預金として貯めていた!と伝えてもほとんどのケースで、信用されておりません。
ポイント
自己資金は、総投資額の3分の1以上あることが理想的です。
1,500万円を必要とするビジネスモデルなのであれば500万円自己資金があることが理想です。
もちろん、自己資金が3分の1以上でなくても融資を希望通り受けられることもありますが。。
5.創業計画書は、丁寧に作成する
日本政策金融公庫から融資を受ける場合には、必ず、創業計画書を作成しなければなりません。創業計画書には、数字を記載する部分が多いですが、この数字の根拠を聞かれた際に、回答することができないと評価が下がります。
何を聞かれても回答できるような状態にしておくことがお勧めです。
日本政策金融公庫の担当いわく、融資が通りそうな方でも、この創業計画書がひどい場合には、融資の審査で落ちることもあるそうです。
6.信用情報に傷がないかをチェック!
個人の信用情報に傷があると、融資は受けにくくなります。
CIC
とネットで調べて頂くと、個人の信用情報をチェックすることができるので、心配な方は、確認してみるとよいでしょう。
1,000円かかりますが、自分の状況確認は大切なので、心配な方はぜひやりましょう。
信用情報に傷がついて融資を受けられるケースもありますが、希望額よりも減額されてしまう可能性が高いでしょう。
7.税金は完納する
日本政策金融公庫では、融資を受ける条件として、税金をすべて払っていることが要件となります。
税金を支払っていない場合には、そもそも融資を受けることができませんので、しっかり支払っておきましょう。
8.期日のあるものは、期日通り支払う
水道光熱費や、家賃、携帯代など、支払期日があるものは、必ず期日通りに支払っておくようにしましょう。
期日に遅れて毎回払っている方は、お金を貸した後に、期日通り払ってくれないだとう!と連想できてしまうため、お金を借りにくくなります。
9.応援したい!と思わせる
日本政策金融公庫の面談担当者も人間です。
応援したい!と思ってもらうことができれば、担当者が頑張ってくれて融資を受けられることもあるでしょう。また、頑張ってくれることで、借りられる金額が増加することもあります。
10.融資実績のある融資のプロの紹介で融資相談に行く
日本政策金融公庫に、いきなりお金を貸してください!といった場合、半数以上はお金を借りることができません。
関係値がない方からいきなりお金を貸してさい!と言われても、その方がどんな方かもわからないため、お金を貸しにくい現状があります。
その点、融資のプロを経由して、日本政策金融公庫の融資に申し込んだ場合には、融資のプロが、融資希望者がどんな方なのかを把握し、紹介しているため、日本政策金融公庫も安心してお金を貸します。
尊敬している方からご紹介される方は、よい方が多いと思いますが、そのようなイメージです。
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平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上
【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)
【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
inQup » https://inqup.com/