1つではない!クラウドファンディングの5つの種類を知っていますか?

1つではない!クラウドファンディングの5つの種類を知っていますか? 起業のための資金調達 – クラウドファンディング
クラウドファンディング 種類

クラウドファンディングには、5種類の方法があり、それぞれの方法によって特徴があるのをご存じですか?

自分の夢をネットを通して発信し、応援してくれる人を募り、資金調達を行う、この流れはクラウドファンディングによる資金調達ですが、このクラウドファンディングには、5種類の方法があり、それぞれの方法によって特徴があります。 今回は、あまり知られていないクラウドファンディングの種類についてご紹介します。  

1.クラウドファンディングとは?

簡単に言うと、「誰もが参加でき皆で協力して作り上げる支援の輪」のことを言います。

知り合いでも知り合いでなくても、ネットを使い多くの人に自分のこと(自分の夢)を呼びかけ、資金での支援をしてもらうのです。

また、達成できたあかつきには、支援をしてくれた方々に対しても、お礼として商品やサービスをお返しする、この流れこそが一般的に知られているクラウドファンディングなのです。

クラウドファンディング 種類 図1

上記でご説明した内容こそがクラウドファンディングなのですが、必ずしも商品等でお礼をするものなのか、支援者にお金が戻ってくることはないのか、など様々な意見があります。

上記の内容は、あくまで一般的なクラウドファンディング方法であり、もちろんお礼等がないクラウドファンディング方法も存在しています。

もしも、利用を考えているのであれば、クラウドファンディングの種類を理解したうえで、利用することをオススメします。

2.クラウドファンディングの種類とは?

クラウドファンディングには、大きく分けて「非投資タイプ」と「投資タイプ」の二つに分けられます。

それぞれのタイプをご説明すると・・・

クラウドファンディング 種類 図2

このように分けることができます。

そして、さらにこの二つを細かく5つに分けることができ、分けたものが以下の図の通りです。

クラウドファンディング 種類 図3

クラウドファンディング方法には、5つの種類があり、企画者も支援者もそれぞれの形に合った方法で利用をしているのです。

3.種類別のクラウドファンディング

ここで、それぞれのクラウドファンディング方法を、詳しくご説明していきます。

寄付型

これは、社会で起こっている問題を解決する為に活動しているNPO、または個人に対して、資金で寄付をし、活動に一緒に参加していく方法です。

寄付をしているため、もちろん戻ってくるものはありませんが、立派な社会貢献でもあり、今後生活していくうえで大切な、助け合い生活をしていくということにも繋がります。

【寄付型クラウドファンディングの例】

▪自然災害時の被災地へ資金支援 ▪貧しい地域での医療環境整備の為の資金支援 等

購入型

企画者が立てたプロジェクトに対して、支援したいものであれば資金支援をし、そのプロジェクトが達成した段階で、プロジェクトにまつわる商品等がお礼として戻ってくる方法です。

お金が戻ってくるものではありませんが、欲しい商品に対してお金を出し、購入している、という感覚が近いかと思います。

【購入型クラウドファンディングの例】

▪日本でたった一つの食器作り…ネーム入りグラスのリターン

▪日本で身につけた芸を海外で披露…招待券のリターン

ファンド型

購入型と似ていて、プロジェクトに対して資金支援をし、商品等がお礼として戻ってくる方法ですが、購入型と大きく異なることが、商品の他に支援した資金も戻ってくるという事です。

企画者がプロジェクトを実行し、そのプロジェクトが成功、収益として企画者に入ってきた場合には、収益・支援した資金・商品までもが戻ってくるという事になります。

プロジェクトが失敗してしまった場合には、支援してもらった資金で残っている資金と商品が戻ってくる形になります。

【ファンド型クラウドファンディングの例】

▪日本でたった一つの食器作り…ネーム入りグラス・支援した資金・収益のリターン

▪日本で身につけた芸を海外で披露…招待券・支援した資金・収益のリターン

貸付型

新事業を行うための資金を必要としている企業や個人に対して資金を貸し、その事業が成功した段階で、貸したお金と戻ってくるまでの間に発生した金利額が戻ってくる方法です。

新事業が失敗してしまった場合には、資金が戻ってこない、一部の資金しか戻ってこないという事もあります。

ベンチャー企業などは、銀行等から融資を受けにくい為、クラウドファンディングを利用して、資金調達を行っている企業も少なくありません。

貸付を行っているのは投資家がメインとなります。

【貸付型クラウドファンディングの例】

▪新事業立ち上げたい…成功後→貸した金額・金利額のリターン

株式型

これは、まだ株式市場で売買の対象とされていない企業の株を購入し、株式市場に公開(売却)、戻ってくるものとしては、その公開した株にて得る事により、成り立つ方法です。

株を購入してもらった企業は、その資金で新事業を進めていくことになります。

【株式型クラウドファンディングの例】

▪新事業を行う為に株を売却…購入した株を公開することで得るリターン

 

5つのクラウドファンディング方法の違いはお分かりいただけましたでしょうか?

投資タイプであるファンド型・貸付型・株式型には、支援した金額よりもマイナスのリターンとなりうる可能性があることが分かりました。

下記図も参考にご覧下さい。

クラウドファンディング 種類 図4

まとめ

クラウドファンディングと言っても5つの種類に分けられることが分かりました。

企画者も支援者も利用するものが、どの種類になるのかをしっかり把握しておく必要があります。

また、各種類によって、専門サイトもあるのでプロジェクトを投稿する際も、専門とする種類のサイトを利用した方がいいかと思います。

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。