クラウドファンディングで資金調達をする流れとは?

クラウドファンディングで資金調達をする流れとは? 起業のための資金調達 – クラウドファンディング
クラウドファンディングを活用して資金調達する流れ

クラウドファンディングで資金調達するには?

クラウドファンディングを活用して実行されたプロジェクトは、数多く存在します。

「こんな商品を作りたい」「世の中のためにこのようなサービスを提供したい」など、自分の事業に賛同してくれた方たちから資金調達することができます。

では、実際にクラウドファンディングを利用して資金調達する場合、どのような流れになるのでしょうか。

 

1.クラウドファンディングの流れ

クラウドファンディング市場の拡大に伴い、主要サイトに加え、プロジェクトのジャンルに絞ったものなど、特色あるサイトが増えてきました。

基本的な流れは同じですので、資金調達までのプロセスを見てみましょう。

 

(1)目標を設定する

何のために資金を集めるのか決める必要があります。

どのようなプロジェクトで、そのプロジェクトを実行することで世の中にどのような影響を与えるのか、期限はいつまでなのか、実行するためにはどのくらい資金がかかるのか。

銀行などの金融機関から融資を受ける場合と同様、きちんと計画を立てることが大事です。

明確な計画を立てることで、支援者の賛同も得やすくなります。

何から決めたらいいのかわからない方は、クラウドファンディングで成功した過去の例を参考にしてみるのも良いでしょう。

 

(2)利用するサイトを選ぶ

次にどのサイトを利用して資金調達するかを決めます。

日本国内のクラウドファンディングサイトには、

● CAMP FIRE(https://camp-fire.jp/

● Ready for(https://readyfor.jp/

● Makuake(https://www.makuake.com/

など、数多くのサイトがあります。

 

サイトによって、地域活性化に特化したものやクリエイティブ関係など得意とするプロジェクトのジャンルや資金調達が成功した際の手数料、支払いのタイミングなどが異なります。

自分のやりたい事業に合ったサイトを選びましょう。

クラウドファンディングの種類や特徴など、詳しくは、
融資成功後に実施するクラウドファンディングとは?を参考にしてみてください。

 

(3)プロジェクトの登録・申請

利用するサイトが決まったら、プロジェクトの内容を登録します。

内容は、以下のとおりです。

● タイトル

● カテゴリー

● 目標金額

● プロジェクトの概要

● サムネイルの画像

● リターン(お礼・特典)

● 連絡先

● PR動画 など

クラウドファンディングを成功させるカギは、多くの共感を集めることです。

資金調達したらどのようなプロジェクトをやりたいのか、実体験を交えながら熱意を伝えると、より共感されるプロジェクトとなるでしょう。

 

(4)プロジェクトの審査

申請したプロジェクトがすべて通るのではなく、運営会社による審査があります。

審査基準はサイトによって異なり、プロジェクトの内容は実現可能かどうか、社会的に不適切な内容ではないかなど、チェックされます。

また、運営会社側からスケジュールの調整や画像の変更など、アドバイスをもらえることがあります。運営者とコミュニケーションをしっかりと取り、良好な関係を保ちましょう。

 

(5)プロジェクト開始

審査が通ったらプロジェクトを公開し、いよいよ資金集めの開始です。

プロジェクト内容の掲載にあたり、文章はもちろんですが、相手に伝わりやすいよう写真や動画の素材を使って、見せ方の工夫をする必要があります。

 

目標金額の達成には、多くの支援者が不可欠です。

SNSを活用して積極的に情報発信するなどして、たくさんの人にプロジェクトを知ってもらえるようにPRしていきます。

このとき、期限から逆算して、1日当たりにどのくらい資金を集める必要があるのか意識すると良いでしょう。

 

(6)支援者への活動報告

プロジェクトを閲覧している方が、応援したくなる仕組みを作ることが大事です。

そのために有効なのが、「途中経過の報告」。

「達成まであと〇〇円です!」や「支援者△△人突破しました!」など定期的に経過をお知らせしていくことで、プロジェクトの支援者同士の連帯感が生まれます。

また、募集期間のうちに途中経過を報告することで、あとどのくらいでプロジェクトが成功できるかアピールすることができ、協力してみようか考えている支援者を増やせる可能性もあります。

 

(7)プロジェクト終了・支援者へのお礼

目標金額を達成したら、そこからサイトの手数料等を差し引いた金額が自分の口座に入金されます。

残念ながら達成できなかった場合には、集まった支援金は支援者に返金され、プロジェクト終了です。

プロジェクト終了後もやることはたくさんありますが、プロジェクトの達成・未達成に関わらず、まずは支援してくれた方へ「感謝」を伝えましょう。

お礼のメールや手紙を送ったり、事前に約束しているリターンがあれば実行したり、プロジェクト終了後のフォローが大事です。

 

集まった支援金でどのような活動が行われているのか、プロジェクトの様子をHPやSNSなどで継続的に公開していくことで、支援してくれた方たちとの関係性を維持していくことも重要になってきます。

そうすることで、支援者の信頼が高まり、追加で資金が必要になったときや新たなプロジェクトを立ち上げたときに必ず活きてきます。

 

2.まとめ

今回は、クラウドファンディングでのプロジェクト立ち上げから終了までの基本的な流れを紹介しました。

日本国内にもクラウドファンディングサイトは数多く存在しますので、まずは自分がやろうとしている事業に合ったサイトを見つけるところから始めてみましょう。

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。