起業はジャストアイデアでもコンテストに応募してみよう~TOKYO STARTUP GATEWAY

起業はジャストアイデアでもコンテストに応募してみよう~TOKYO STARTUP GATEWAY 起業のための資金調達 – クラウドファンディング
起業 アイデア コンテスト

起業コンテストに興味がありつつ、応募までには至っていない方は大勢いるのではないでしょうか。

なぜかと言うと、起業コンテストに応募しない人たちは起業のアイデアがあったとしても、応募する段階でアイデアをビジネスプランに落とし込むことが苦手だからです。

 

 「もっと気楽に起業のアイデアを出してもらい、起業のプロがアイデアを磨けばいいのではないか」という発想で始まったのが、東京都の「TOKYO STARTUP GATEWAY」です。

 

 なんと、400字の文章だけで応募できる起業コンテストです。難しいことはヌキにして、まずはアイデアだけでいいのです。

新しいですよね。

 

400字でアイデアを書くだけであれば、「もしかして自分でもできる」?という気がしてきます。 実は、起業のアイデアは樹木に例えるならタネ(種)のようなもの。アイデアがあるのに起業コンテストに応募しないのは、非常にもったいないことです。

 

今回の記事では、起業のアイデアがあるのにコンテスト応募を躊躇している方に向け、現在の日本で最もかんたんに応募できる起業コンテストではないかと思われる「TOKYO STARTUP GATEWAY」について分析していきます。

 

◎起業はジャストアイデアでもコンテストに応募してみよう

画像

TOKYO STARTUP GATEWAYは「東京都創業NET」(https://www.tokyo-sogyo-net.jp/)というサイト内で告知されているビジネスコンテストです。東京都創業NETは東京都産業労働局が運営していて、起業を考えている人々に向けてセミナーやイベント、融資・助成制度などで日々支援をしています。

 TOKYO STARTUP GATEWAYのビジネスコンテストの特徴は3つあります。1つずつご紹介しましょう。

 

特徴①スローガンは「DREAM or NEVER」。夢みることが大切なコンテスト

ビジネスコンテストの多くは、長文であなたの思い描くビジネスプラン(=事業計画)を表現しなければいけません。例えば、あるビジネスコンテストの応募用紙は以下のようにA4用紙2枚にびっしりと記入するフォーマットになっています。

画像

もちろん起業はビジネスですので、コンテストをする側としては「どうやって収益を上げればいいのか」「資金調達はどうすればいいのか」という事業計画の部分はとても大切です。

 

しかし、起業を木に例えるなら起業のアイデアはまさにタネ。何のタネにするか決める前から、「どの土がいいか」「水が少なくないか」などの心配をするのは先回りしすぎです。

 

 画像

 

起業のイメージを樹木に例えて図にしてみました。起業を取り巻く環境はアイデア(タネ)から始まりますが、大きく成長させるには土(自己資金、経験など)や水(ビジネスモデル、資金調達など)も大切です。(すみません、太陽を入れるのを忘れていました、、)

 

TOKYO STARTUP GATEWAYのビジネスコンテストは、まさに起業のタネのコンテストなのです。あなたが「起業のアイデアはあるけど、収支計画とか融資とか言われてもよくわからない」というタイプの方であれば、とてもマッチする起業コンテストだと思います。

 

特徴②若めの起業家を育てる趣旨の、メンターと共に成長できるコンテスト

(1)応募できるのは都内起業予定の15~39歳の若者

TOKYO STARTUP GATEWAYのコンテスト応募対象者は15~39歳までの若者です。15歳からOKなのですから、かなり年齢は若く設定していますよね。

 

若い起業希望者はキラキラした起業のタネを持っているかもしれませんが、タネを育てる知識や経験は少なめです。そこで、TOKYO STARTUP GATEWAYのコンテストではエントリー通過者に対して強力なメンターを用意し、メンターが起業希望者に足りない部分を補いながら、実現可能な事業計画へと導きます。

 

(2)メンターとは

画像

 【引用:TOKYO STARTUP GATEWAY>メンター&講師】

 

ここで、「メンターって何?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。大雑把に言えば、最近IT用語でベンチャーをオシャレに「スタートアップ」と呼んでいますが、メンターも「専門家」をオシャレに言っているIT用語という認識で問題ありません。

真面目に言えば、メンターとは「メンタリング(人の育成・指導)」をする人のことを言い、英語だと「master(師匠)」や「teacher(先生)」に近い言葉です。

 

メンター【master(師匠)、teacher(先生)】

=メンタリング(人の育成・指導)をする人のこと、「専門家」をオシャレにしたIT用語

 

TOKYO STARTUP GATEWAYのメンターに選ばれた方々は、ご自身もスタートアップとして起業した経験を持つ方ばかりです。大企業の創業者、というよりはむしろ、起業について詳しい先輩、といったイメージです。

 中にはTOKYO STARTUP GATEWAYのコンテストのファイナリスト(OG・OB)もいらっしゃるので、OB・OGの話を直接聞けるのは起業希望者としてとても魅力的なのではないでしょうか。

 

ちなみに、起業希望者はどの段階でメンターと出会うのでしょうか?

それは、「起業希望者がエントリーを通過したあと」になります。

  

(3)エントリーからファイナリストになるまでは3つのステージがある

画像

TOKYO STARTUP GATEWAYのビジネスコンテストでは、コンテスト部門とアクセラレーション※部門の2つの部門があります。コンテスト部門の最後のステージを通過した人が、アクセラレーション部門のアクセラレーションプログラムに参加できます。

※acceleration=加速、促進、高速化の意味を持つ英単語

 

TOKYO STARTUP GATEWAYのコンテストにエントリーする時点では、起業のアイデアを400字入力して送信すれば応募できます。しかし、初回の審査を通過すれば①First Stage(ファーストステージ)②Second Stage(セカンドステージ)③Final Stage(ファイナルステージ)

と次なる関門が待ち受けています。

 

けれども、TOKYO STARTUP GATEWAYでは起業のタネをお持ちの応募者を放っておくわけではありません。「最初は400字のアイデアだけでいいよ~」と敷居を低くしているのに、急に事業計画を立てろと言われても応募者は困ってしまいますからね。

エントリー通過した応募者には、メンターとのメンタリングや応募者同士のミーティングが用意されています。

 

特徴③やるじゃん東京都!ITとSNSを駆使した最先端の起業コンテスト

東京都などの自治体がやること=ダサイ、というのは昔の話です。いま、自治体のIT化もかなり進んでおり、自治体のホームページがイケてないだけで自治体はITが苦手、なんで思ってはいけません。

 画像

TOKYO STARTUP GATEWAYではツイッターも使っていますし。

画像

エントリー締め切り前は動画配信で400文字のレクチャーもしていますし。

年齢が若い方が楽しんでコンテストに応募したくなる工夫が随所でみられるコンテストとなっています。

 

◎TOKYO STARTUP GATEWAYの応募条件や段取り

①応募条件

TOKYO STARTUP GATEWAYの起業コンテストの応募条件は、前述した15歳~39歳という条件を含め、以下の3つがあります。

 

  • (1)15歳から39歳までの起業を目指すアイデア・プラン段階の個人 ※2019年4月1日現在で15歳以上、40歳未満の方
  • (2)2020年度末までに都内で起業を目指す方
  • (3)プログラム通過者同士で切磋琢磨して、お互いを高め合っていく意思のある方

 

わかりやすいように、以下の図で応募条件チャートを作成してみました。

画像

条件でキビシイと思われるのは、2番目の「2020年度末までに都内で起業を目指している」という点でしょうか。しかし、今の段階ではアイデアで問題ありません。「物件決めてないし」「お金もらえるかわかんないし」という心配はヌキにして、アイデアがあるのならとりあえず応募してみるのをオススメします!

 

②応募期間とメンターリング・ビジネススクール日程について

TOKYO STARTUP GATEWAY過去5年間での実施実績は、以下の通りです。

 

【コンテスト部門の応募期間(目安)】

エントリー期間

5月初旬~7月初旬

First Stage

8月下旬~9月上旬

Second Stage

9月上旬~10月上旬

Third Stage

11月上旬~12月上旬

 

エントリーを通過したら、エントリー通過者同士の集まりである「First Stage Gathering」やメンターとの集まりである「メンタリング」が実施されます。基本的に休日や平日の夜に開催されますので、現在会社員をしている方でもTOKYO STARTUP GATEWAYには参加しやすいと思います。

 

また、東京都創業NETでは無料のビジネススクールも開講していますが、コンテストのエントリー通過者は優先的にビジネススクールへの参加案内が届きます。

 

TOKYO STARTUP GATEWAY|ビジネススクール

※上記URLをクリックすると、東京都創業NETのビジネススクールのページへリンクします

 

③申込み方法

エントリー開始の5月前になると、TOKYO STARTUP GATEWAYの公式ページ(https://tokyo-startup.jp/)上でエントリーの事前登録が始まります。事前登録では、あなたがTOKYO STARTUP GATEWAYと連絡を取るためのメールアドレスを入力して送信します。

 

入力したメールアドレス宛に、後日TOKYO STARTUP GATEWAYの事務局よりエントリーのためのフォーマットにリンクするURLが返送されます。

 

エントリーが管廊すると、次の段階である一次審査(First Stage)に必要な書類について、また事務局よりメールが届きます。

 

◎融資・資金調達での認定支援機関は、TOKYO STARTUP GATEWAYのメンターに似ている

画像

「コンテストに応募しないで、すぐに開業したい!」「起業のタネはないけど、今の事業で追加融資を受けたいんだけど」などと、起業の「土」や「水」としての資金調達・融資でお困りの方もいらっしゃることでしょう。

 

当サイトを運営している株式会社SoLabo(読み方=ソラボ)は、東京・秋葉原にある事業融資をお手伝いしている認定支援機関です。

 

認定支援機関とは、経済産業省から「起業したいけど、そのままだと融資に落ちそうな人を助けてね」と専門家として認定された組織です。

起業のタネを持つ起業希望者を東京都から依頼されて手伝うのがメンターであれば、私たちソラボは事業融資をしたい事業者を手伝うメンターと言えるでしょう。

なぜなら、私たちは融資希望者とカウンセリングをし、豊富な経験上のアドバイスを行います。また、融資希望者に代わって(有料で)事業計画を作成します。

 

まとめ

今回は起業のアイデアのみで応募できるコンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY」についてご紹介いたしました。

起業のタネをお持ちで条件に合う方はぜひ、本記事を参考にコンテストに応募してみてはいかがでしょうか。

 

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
inQup     » https://inqup.com/

【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。