信用保証協会からの保証付き融資を受けるための完全ガイド

信用保証協会からの保証付き融資を受けるための完全ガイド 起業のための資金調達 – 銀行/信用金庫からの融資
信用保証協会 融資

信用保証協会の保証を得ることで中小企業であっても銀行から融資を受けやすくなります。

信用保証協会の保証付き融資を受けるためにはどうすれば良いのでしょうか?

会社を経営していく上で知っておくべき知識の一つです。

今回ご紹介する完全ガイドでしっかりと確認しておきましょう。

1.信用保証協会の保証付き融資

会社を経営していると、事業拡大などのタイミングで資金調達が必要な場面があります。

しかし中小企業や起業して間もない企業の場合、これまでの業績を把握できない、などという理由から銀行からの融資を受けることができないこともしばしば。

銀行は大手企業を顧客として扱っています。

しかし、中小企業など資金力が弱い企業であっても信用保証協会の保証を得ることで銀行からの融資を受けられる可能性が非常に高くなるのです。

信用保証協会は公的機関で、融資額の約80%を保証してくれます。融資額を保証してくれる信用保証協会が付いていれば銀行も貸し倒れの心配をせずにお金をかしてくれるでしょう。

 

2.信用保証協会の保証は審査が必要

信用保証協会の保証は依頼すれば誰でも利用できるわけではありません。

銀行の窓口を通して保証協会へ審査を申込む必要があるのです。

審査の内容は銀行などから融資を受ける際の融資と同様のもので、審査を通過し、「返済する能力があり、保証しても大丈夫な企業です」と判断されることで保証を得ることができます。

返済能力がないと判断された企業の保証はしてくれないので、保証協会の審査を通すためのコツを抑えておきましょう。

(1)企業概要欄で業績をアピール!

保証協会の審査申込書にある企業概要欄をきちんと作成しましょう。

今の業績がどのような状況なのか、改善するためにどのような対策を実施するのか具体的に記入することが大切です。

信用保証協会の審査は、提出した決算書等をもとに実施されますが、決算書等の数字だけでの判断ではこれから実施しい新事業の合理性は伝えられないでしょう。

これから実施する事業のための資金調達であると審査担当者にアピールするためには具体的な会社の業績を知ってもらうことが重要です。

特に業績推移についてはきちんと記載しておくことをオススメします。

(2)事業計画書を添付しよう!

申込書の企業概要欄だけで伝えたい事項を全て伝えられないかもしれません。

事業計画書を自分で作成・添付することをオススメします。

今期、来期の資金繰り計画や、借入金の返済計画を作成して記入します。

新事業に必要な費用、売上目標などを現実的な根拠と併せて記載することで、返済が可能であることをさらにアピールすることができるでしょう。

調達した資金をどのように使うのか、返済は滞りなくできる事業計画なのかを伝えることができると信用保証協会の審査に通りやすくなります。

(3)直接保証協会に申込む!?

信用保証協会の審査申込は一般的に銀行の窓口を通して行います。

しかし、事業主が直接信用保証協会の窓口に行って審査申込をすることも可能です。

銀行を通して申込を実施した場合、事業主の想いを全部伝えることができないかもしれません。直接信用保証協会の窓口で申し込んだ場合、審査担当者にご自身の想いを伝えることができ審査に通りやすくなるかもしれません。

 

まとめ

信用保証協会の保証付き融資は中小企業の強い味方です。

保証協会が保証人になってくれることで、銀行からの融資の可能性が非常に高くなるでしょう。上手な資金繰りを行うことは、会社経営を順調に進めるための要素の一つです。

また、公的機関である信用保証協会の保証を得ることで会社の信用度も上がるでしょう。

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。