飲食店経営に必須!?【現金出納表】とは?

飲食店経営に必須!?【現金出納表】とは? 起業後の資金調達 – 起業後に実施しておくべき準備
飲食店 現金出納帳

経営者の基礎知識【現金出納帳】について知っておきましょう

飲食店を経営する場合、お会計の多くが現金でやりとりされるため、日々の現金の出入りを記録しておくことはとても大切です。また、毎日現金の流れを記録しておくことで、確定申告の際に決算書を作成する場合などの補助資料としても役立てることができます。

1.現金の出入りを日々記録!現金出納帳とは?

現金出納帳では、日々の現金による収支を記録しておくものです。

主に飲食店など、現金商売によって成り立っている場合、いつ・何に・いくらの支出があったのか把握しておくことは非常に重要と言えるでしょう。

現金商売において、現金の管理をしっかりして支出の流れを把握しておくことは、上手な経営を続けていく基本です。

また、確定申告の際の帳簿を作成する際や、税務調査が入った時に収支の流れを証明する際にも必要になります。

2.現金出納帳は誰でも作成できる?

現金出納帳を作成するために、専門的な知識は必要ありません。

インターネット上には現金出納帳のフォーマットが無料でダウンロードできるサイトがいくつかあるので、活用しましょう。

記入項目には

・前月からの繰り越し分

・現金の支出が発生した日付

・何に費用が発生したかの勘定科目

・入金先や支払先の相手

・入金した金額

・支払った金額

・毎日の差引残高

・翌月への繰越金額

などがあります。

3.現金出納帳作成の注意点

現金出納帳は毎日記入しておくことが重要です。毎日記録しておかなければ、現金の流れを正確に把握することができません。

また、原則として書き換えることができる鉛筆等での記入はできません。ボールペンで記入しましょう。

毎日の現金収支を記録した後は、残高を算出し、現金出納帳に記載した残高と手元にある現金の金額が一致しているか確認する作業を忘れずに実施しましょう。

4.現金出納帳の残高と手元の現金が合わない!

現金出納帳への記帳が終わり、現金出納帳の残高と手元にある現金の金額を比較場合、金額にズレが生じてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?

現金の金額と現金出納帳の金額に差があるからと言って、実際の現金を引いたり足したりしてはいけません。

もう一度現金出納帳の差引残高を計算し、記入漏れや計算ミスがないか確認しましょう。

金額が合わない原因が見つかった場合は、現金出納帳の記載を訂正します。

しかし、中には原因が見つからない場合もあります。

金額が合わない原因を見つけることができない場合は、【現金過不足】として処理しておきましょう。

まとめ

飲食店を経営する上で、現金出納帳の作成は必須です。

何にどれくらい現金を使い、どれくらいの現金が入ってきたのかを毎日記録しておくことで、会社の現金を健全に管理することができます。

また、現金出納帳の作成に専門的な知識は不要なので、面倒臭がらずに毎日きちんと記録しておきましょう。

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。