判断ミスで日本政策金融公庫の融資に失敗した事例

判断ミスで日本政策金融公庫の融資に失敗した事例 起業後の資金調達 – 起業後に実施しておくべき準備
日本政策金融公庫 融資 時期

資金調達はタイミングが重要!

創業してすぐに融資を受ける方と、創業後、しばらく経過してから融資を受ける方がおりますが、
今回は、融資を受けるタイミングを間違えて、融資に失敗してしまった事例をご紹介します。

創業してすぐに融資を受けなかったことで、融資が受けにくくなってしまった。

 

日本政策金融公庫の創業融資では、

・自己資金がある

・過去の経験に基づき、創業

・信用情報に傷がない

 

この条件をクリアしていれば、創業すぐにでも融資を受けられる可能性が非常に高いです。

 

Sさんも、3つの条件をクリアしていたため、創業してすぐに融資を申し込んでおけば、500万円~800万円程度は借りられる方でした。

 

しかし、創業当時、自己資金が200万円あったことで、お金を借りなくても問題ないだろいう!

と考え、創業してすぐに融資を受けない!という判断をしました。

 

Sさんの場合、この判断をしてしまったため融資を受けられませんでした。

 

〇Sさんは、創業して半年間で自己資金を使い切ってしまった

 

Sさんは、すぐに売上がたち、ビジネスも安定するだろう!と考えていたため、すぐにお金を借りる必要もない!

と考えていたのですが、思っていたよりも売上を計上することができず、半年間で自己資金の200万円がほぼゼロになってしまいました。

 

創業して半年で、自己資金がほとんどなくなってしまったため、このタイミングで日本政策金融公庫から融資を受けよう!

と判断しました。

しかし、このタイミングで融資を申し込んでも融資を受けることは非常に難しくなります。

Sさんも、日本政策金融公庫に融資を申し込みましたが失敗しておりました。

 

〇創業して半年程度は、赤字企業がほとんどという実態

 

創業してから黒字転換するまで、半年程度かかってしまう企業が多いです。

赤字が続いているタイミングで融資を申し込むと、今後も赤字が続くのではないか?

という見方をされてしまい、融資が受けにくいです。

 

創業してすぐであれば、

過去の実績

が評価ポイントとなりますが、

 

創業してから、半年程度経過してしまった場合には、

過去の実績だけでなく、直近の実績も評価ポイントとなってしまいます。

 

この直近の実績がよくない状況であれば、融資が厳しくなるケースがあります。

 

創業者の半数以上は、半年程度は赤字が続くので、日本政策金融公庫から融資を受けようと考えているのであれば、創業してすぐに融資を申し込んだ方が融資を受けやすいです。

 

〇創業融資は、創業してすぐ受けることがおすすめ

 

Sさんの事例からもわかるように、創業して、赤字が続いてしまった後に融資を申し込んでも、融資を受けられる可能性は低いです。

そのため、融資を受けるのであれば、

創業してすぐがオススメ

ということを覚えておきましょう。

 

 

 

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。