確定申告書を紛失した!?再発行する方法とは?

確定申告書を紛失した!?再発行する方法とは? 起業後の資金調達 – 起業後に実施しておくべき準備
確定申告書 再発行

確定申告書の控えはきちんと保管しておきましょう!

個人事業主などの自営業を営んでいる場合、毎年確定申告をして税金を支払う必要があります。 確定申告をした場合、きちんと期限内に申告したことを証明するために税務署のハンコを押した確定申告書の控えを受け取るでしょう。 確定申告書の控えは、様々なシーンで提出が必要になるため大切に保管しておく必要があります。 しかし、確定申告書の控えを受け取っていない場合や紛失してしまった場合、どうすれば良いのでしょうか?

1.確定申告書の控えはいつ必要なの?

 

確定申告書の控えは、サラリーマンの源泉徴収票と同様で、どれくらいの所得があるのかを見る事ができる書類です。

ですから

・融資の申込みをする時

・保育所の申込をするとき

・奨学金の申込みをするとき

など、所得の証明が必要な手続きをする際に提出が求められるでしょう。

 

(1)融資の申し込みをする時

会社員で給与を毎月受け取っている場合は、会社に依頼することで源泉徴収票を発行してもらい所得の証明をすることができます。

住宅ローンや車のローン、事業資金の借入など、どれくらいの収入があるかによって借りられる金額が変わってくるでしょう。

 

個人事業主の場合や、会社員で副業をしている場合、源泉徴収票の代わりとして確定申告書の控えを提出します。

国が運営する金融機関である日本政策金融公庫からの融資を受ける際にも、かくて申告書が必要です。

 

(2)保育園の申込をするとき

保育園の入園申込をする場合は収入が分かる書類の提出が必要です。

両親が働いていない場合、保育園に入ることができる可能性は低くなるでしょう。

 

収入が低い場合であっても、働いていることを証明するためにも必ず確定申告をしておくことをオススメします。

 

(3)奨学金の申込みをする時

両親の収入によって本当に奨学金が必要な学生であるかを判断します。

奨学金は将来的に返済していきますが、利子付きの奨学金か無利子の奨学金かは両親の収入がどれくらいあるかによって変化します。

 

2.失くした確定申告書の控えを再発行しよう

 

確定申告書の控えを紛失した場合、管轄の税務署で【開示請求】か【閲覧請求】をすることで確定申告書の内容を確認することができます。

 

(1)開示請求

①開示に必要な書類

確定申告書を再発行してもらうためには

・運転免許証、健康保険の保険証、個人番号カードなど本人確認書類

・1ヶ月以内に発行された現住所の住民票

等の書類に加え、国税庁のHPで公開されている書類が必要です。

 

②手数料

確定申告書の控えの紙発行には300円の手数料がかかります。

手数料の支払いや申込をする窓口または郵送で実施しましょう。

 

③開示までの期間

必要書類を準備して税務署の窓口で提出するか郵送します。

確定申告書の控えを開示するまでには1ヶ月ほどかかります。

 

(2)閲覧請求

開示請求をした場合、開示までに1ヶ月ほどかかりますが、閲覧請求をした場合はその日に内容を確認することができます。

しかし、書類を受けとることはできず、閲覧して内容を確認するのみの開示方法です。

 

また、内容を手書きで写すことはできますが、写真やコピーをとることはできません。

閲覧請求には運転免許証などの本人確認書類が必要です。

 

まとめ

 

確定申告書の控えは、期限内にきちんと確定申告をした証明をしてくれます。

貰い忘れてしまう場合もあるので、確定申告をしたあとに確定申告書の控えがあるかどうか確認しておきましょう。

確定申告を税理士に依頼している場合、依頼した税理士が確定申告書の控えを保管している場合もあります。

確定申告が終了した後に、控えが必要になる場面があります。

手続きをすることで再発行してもらえますが、きちんと保管しておくことが大切です。

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。