創業後に日本政策金融公庫から融資を受けるメリットデメリット

起業後に日本政策金融公庫から融資を受けるメリットデメリット 起業後の資金調達 – 日本政策金融公庫の融資
創業後 日本政策金融公庫

起業した後に日本政策金融公庫から資金調達をしましょう。

会社経営をしていく上で、より多くの資金調達方法を知っておくことは大きな強みになります。

今回は、日本政策金融公庫から起業後に融資を受けるメリットやデメリットについてご紹介しています。

1.日本政策金融公庫でオススメの融資制度とは?

起業後に利用できる日本政策金融公庫の融資制度に【新創業融資制度】と【中小企業経営力強化資金】があります。

低金利かつ無担保無保証で融資を受けることができ、起業してすぐでも申し込むことができるのでオススメです。

それぞれの制度の特徴は以下の記事でご確認ください。

 

2.起業後に日本政策金融公庫から融資を受けるメリットとは?

(1)融資を受けやすい!

起業後の資金調達で銀行等の金融機関へ融資を申し込んだ場合、これまでの事業の実績等がなく融資審査に落ちてしまうことが多々あります。

しかし日本政策金融公庫は政府系の金融機関で、起業時や創業して間もない企業の支援を積極的に実施しています。

日本政策金融公庫の融資は、比較的創業したばかりの企業でも審査に通りやすいと言えるでしょう。

(2)金利が低い!

一般的に銀行等の金融機関から融資を受けた際の金利は2%~4%程度だと言われています。一方で日本政策金融公庫は比較的低金利での貸付を実施していて、中小企業経営力強化資金を利用した場合の金利は1.45%~1.85%程度の低金利で融資を受けることができます。

(3)固定金利!

日本政策金融公庫は固定金利で融資を実施してくれます。

起業してあまり時間が経っていない企業にとって、固定金利での借入は返済金額の計算がしやすくこれからの資金繰り計画も作成しやすいためメリットになるでしょう。

(4)無担保無保証で借りられる?

日本政策金融公庫の融資制度のうち【新創業融資制度】と【中小企業経営力強化資金】は無担保無保証での資金調達が可能です。

銀行等の金融機関へ融資を申し込んだ場合、保証人をつけずに融資を受けられるケースはほとんどありません。

保証人不要で融資を受けることができる日本政策金融公庫の融資制度は、経営者自身の保証も必要ありません。

(5)長い返済期間で借入できる!

日本政策金融公庫の融資を利用した場合の返済期間は5年以上10年以内で設定します。

金利は固定金利なので、返済期間を長く設定することで毎月の返済額を少なくすることができ会社の資金繰りに与える影響も少なくなるでしょう。

(5)返済期間の相談もできる??

起業後に日本政策金融公庫から融資をうけ、予期せぬ事態が発生し会社の経営がうまくいかなくなることもあるでしょう。

会社の資金繰りが苦しいときの借入金返済は大きなダメージになるかもしれません。

日本政策金融公庫では会社の経営悪化に伴う返済スケジュールの緩和(リスケ)にも対応してくれます。日本政策金融公庫の担当者に、返済期間について相談することで資金繰りの安定にもつながるのでメリットになるでしょう。

(6)自己資金要件がない?

金融機関から事業資金の融資を受ける場合、自己資金がどれくらいあるかによって融資金額が決定することがあります。

日本政策金融公庫の【新創業融資制度】も融資金額の10分の1以上の自己資金が必要です。しかし【中小企業経営力強化資金】は自己資金要件がありません。

起業して間もない会社の場合、自己資金を多く用意することが難しいかもしれません。

自己資金要件なしの融資制度は起業して間もない企業にとって大きなメリットです。

(7)事業計画の助言を受けられる!

日本政策金融金庫からの融資を申込んだ場合、公庫の担当者から事業計画についてのアドバイスを受けることができます。

起業後であっても日本政策金融公庫が開催しているセミナー等へ参加することができるのでオススメです。

(8)銀行からの融資が受けやすくなる!

政府系の金融機関である日本政策金融公庫からの融資を受け毎月の返済を続けることで、他の金融機関からの信用度が増し、銀行等の金融機関から融資を受けやすくなります。

(9)追加融資が受けられる!

日本政策金融公庫の融資制度は事業資金を追加で調達したい場合でも利用することができます。

3.日本政策金融公庫にデメリットはある?

(1)新創業融資は創業2期目まで!

無担保無保証で創業時に利用できる【新創業融資制度】は起業して2年目までの方のみ利用可能です。

(2)審査期間

日本政策金融公庫の融資制度を申込んでから審査を受け、融資の可否が決定するまで約1ヶ月かかります。

まとめ

起業してからの資金用達として日本政策金融公庫の融資制度がオススメです。

メリットが多く、起業後すぐであっても利用可能です。

上手な資金調達で潰れない会社作りをしましょう。

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。