クラウドファンディングの成功率を上げるための3つの方法

クラウドファンディングの成功率を上げるための3つの方法 起業後の資金調達 – クラウドファンディング
クラウドファンディング スタートダッシュ

難しい決算書を作成する必要もないクラウドファンディング。しかし、その成功率は高くありません。

今回の記事では、資金調達方法として定着しているクラウドファンディングの成功率を上げる秘訣をご紹介します。

1.クラウドファンディングの成功率って何パーセント?

クラウドファンディングとはネット上のWebサイトで不特定多数のプロジェクト賛同者から資金を集める方法です。元々海外では数百年前からクラウド(群衆)からファンディング(資金調達)をする事例はありました。それが、ネットの普及で日本では2011年頃から本格的に普及し始めました。

海外で最も利用されているクラウドファンディングサイト:(Kickstarter)の成功率は3割強、みなさんご存知の国内最大手のCAMPFIREの成功率は3割前後です。

つまり、だいたい3割。10人がプロジェクトをつくっても、そのうち7名は希望通りの資金調達ができないのが現在のクラウドファンディングです。

 2. どうしたら成功率を上げられるか?

①出だしが肝心!プロジェクト投稿の初日にスタートダッシュする

クラウドファンディングサイトを見て成功事例を見ていると、ジワジワとパトロンが増えるケースよりも出だしが好スタートな場合は成功率が高いということが分かります。

 クラウドファンディングは今盛り上がりを見せているので、投稿数は何千、何百と大量にあります。その中で目立たせるには、トップページに載ることです。Yahoo!ニュースでもトップページに載るニュースは注目度が高いですよね。下の方に載っているニュースはそれだけ皆から見られる頻度が低くなります。

 プロジェクトのリリース直後は新着のプロジェクトとして通常より目立つ位置に掲載されます。この注目を浴びている新規投稿時にどれだけパトロンを集中して集められるかがとても重要です。

 【プロジェクト投稿初日に多数のパトロンを集めるコツ】

  • タイトル→長すぎず短すぎず、キャッチーに
  • 既に何か実績のある人や会社のチャレンジは賛同を得やすい
  • プロジェクト投稿前にSNSで宣伝しまくる

 本当にプロジェクトで100万円以上という多額のお金を資金調達したいのであれば、いくつかの仕込みをしないと達成できないことでしょう。一番効果的なのはあなた自身がある程度の実績を持つことです。

 画像

FacebookやLINEやTwitterはやっていますか?クラウドファンディングはあなたを知らないネット民(ネットをよく見る人)がお金を出してくれる確率は約35%もあると言われています。そのため、日ごろからSNSを頻繁に更新してあなたのプロジェクトをアピールすることはとても大切です。あなたの友達の友達がもしかするとパトロンになってくれるかもしれないですからね。

②プロジェクト自体が魅力的であること

どんなに宣伝が上手で注目を集められても、あなたのプロジェクトがあまり魅力のないものであれば人はパトロンになってはくれません。クラウドファンディングサイトにはキュレーターというあなたとプロジェクトの間にたつまとめ役の方がいます。

必要に応じて問合せをし、過去の同カテゴリ内の類似プロジェクトを見て言葉の表現を勉強しましょう。

例えば、

 

書き出し

プロジェクト本文

自己紹介

良い表現〇

〇〇が開発する△△の□□の支援を募るプロジェクトです!

毎年〇〇にて行う△△ショーでは□□を行っています。

〇〇生まれ。△年より□年間○○に携わり、△△を展開している。

良くない表現×

私は〇〇をしている△△です。□□県で写真展を開きたいと思っています。

~~しかし、このままだと開催が危ぶまれています!

□□県で会社を経営している△△です。趣味は〇〇です。

良い表現では、書き出しが的確にプロジェクトの内容を表現していて、その先を読み進めようと思わせる内容になっています。パトロンの多いプロジェクトは個人的な内容よいも組織感を感じさせるものの方が強い傾向にあります。また、プロジェクト本文まで読み進めても特に魅力を感じない方には「このままだと、プロジェクトができなくなります!」と書いても心に響かないことでしょう。

③プロジェクトのリターンや目標人数について計画を練る

パトロンになるか微妙なラインのプロジェクトは、リターンが魅力的で希少価値があると人は飛びつく傾向にあります。パトロンの数が10名を超えると、その流れで一気にパトロン数が増えることもあります。少額であまり魅力のないものではなく、1万円でも価値のあるリターンであればパトロンはお金を払います。

クラウドファンディングは一見お遊び的な要素が強いようにみえますが、れっきとした資金調達法です。〇日までに〇人パトロンを集めたい。そのためにはそんなアピール方法をすればいいのか、と逆算して宣伝計画を立てましょう。

また、万が一クラウドファンディングが失敗に終わった場合の次の一手はどうするのかも考えておくことが賢明です。

まとめ

クラウドファンディングでの成功率は3割と言われています。成功率を上げるするコツは、投稿前にSNSで宣伝をすること・自身の職歴や受賞歴をフル活用すること、そして個人ではなくできればチームでプロジェクトを立ち上げることです。

 

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。