信用金庫からの融資で資金調達!
金融機関との取引実績を作ることは難しいのですが、簡単に借入実績と返済実績を作ることができた事例をご紹介します。
1.将来のために定期積金を加入し、50万円溜まったタイミングで信金から提案が!
信用金庫は、四半期(3月6月9月12月)ごとに、
・預金残高
・貸付残高
・新規獲得数
など、のノルマがあります。
新規貸付先もノルマにあります。
私の会社では、毎月、定期積金を10万円実施し、50万円が溜まっていたタイミングの9月半ばに50万円の定期積金を担保に融資を受けませんか?という提案がありました。
2.定期積金を担保にしているため、信用金庫はノーリスク
定期積金が担保になるので、信用金庫にリスクはありません。
リスクがないので、融資はすぐに受けられます。
私の会社でも9月20日頃に信金の担当から提案があり、融資が実行されたのは、9月26日でした。
3.定期積金担保融資で借入実績と返済実績が作れる。
定期積金を担保に融資をし、キッチリ返済していれば、借入実績と返済実績が作れます。
金融機関は、初めて取引するのが難しいのですが、定期積金を担保にすることで簡単に取引をスタートすることができます。
一度取引実績があると、2回目以降の融資が非常に楽になるため、将来の倒産リスクを軽減することができると言えるでしょう。
4.初めて信用金庫からお金を借りるのは意外と難しい!
創業して、売上好調のタイミングであれば、融資は受けられることが多いですが、まだ1回も決算を終えていない状況や、赤字が続いている状況であれば、取引をスタートさせることが難しいです。
融資はどんな金融機関でも初回の融資は難しいのですが、定期積金を担保に融資を受ければ簡単に初回の取引実績を作ることができ、2回目以降の融資をスムーズにすることができるということを覚えておくとよいでしょう。
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平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計4,500件以上(2021年7月末現在)。
自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功。
【書籍】
2021年10月発売 『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎)
【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
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