病院を開業するメリットは収入と時間確保以外にも!?もう一つのメリットとは?

病院を開業するメリットは収入と時間確保以外にも!?もう一つのメリットとは? 起業のための資金調達 – 接骨院・介護・福祉・医療
病院 開業 メリット

ある医療系サイトの調査によると、現在勤務医として働かれている人の中には、将来的に病院の開業を予定している人が全体の17%ほどいるそうです。

けれども、病院の開業は病院で勤務している時より業務の種類は多く、開業するよりむしろ「勤務医としての方が輝きながら働ける」というタイプの方もいらっしゃいます。

今回の記事では、病院を開業することのメリットと同時にデメリットも考えていきたいと思います。

 1.病院を開業するメリットとは?

①通勤時間が短くなり、長期でみて健康面に有効である

自宅からすぐの病院で勤務している場合は別ですが、多くの勤務医は電車に乗り、緊急時や夜勤の場合は時にタクシーも使いながら、毎日仕事をこなしています。

 勤務医の約6割が「過労死」でなくなっている、というショッキングな内容の記事が某Webサイトで公開されたように、医師の労働状況は必ずしもラクなものではありません。適切な診察や施術を行うには、まず医師自身が健康であることが大切です。

 開業を決意された医師の中には、通勤地獄の電車から逃れるために、自宅から徒歩圏内にクリニックを開いた方も多いようです。

 ②院内での人間関係のストレスが激減する

通勤が身体的なストレスだとすると、病院内での人間関係という精神的なストレスも少なからず感じている医師もいらっしゃいます。例えば、ある病院では派閥や学閥が存在し、パワハラのせいでなかなか有能な医師であると認められない時期が長く続いている、などのケースです。

 また、看護師と医師との間の恋愛関係に辟易している方もいらっしゃるかもしれません。人間関係が適切でない病院は、遅かれ早かれ、その勤務医同士の雰囲気が患者さんにも伝わります。

 あなたがこのような病院内での人間関係にウンザリしているのであれば、開業することにより、スッキリとした人間関係の中で気持ちよく働けるかもしれません。

 ③分野によるが、今より労働時間を減らせる可能性がある

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開業するのは良いことばかりではありません。今まで分野ごとに決められた職務をまっとうすればよかった身分でしたが、あなた自身が開業する場合、医療に加えて「経営者」としての宣伝や確定申告やリース手続きや求人などの職務も同時に行わなければいけません。ですので、開業して1年ぐらいは、勤務医で働いている時期よりも雑務が多く、余計に忙しくなるかもしれません

 しかし、専門分野にもよりますが、あなたの病院が軌道に乗ったあとは、自分で決めた営業時間(例、9時~18時など)以外は基本的に患者さんを診る必要はありません。多くのクリニックでは、午前と午後の診療の間にランチタイムを2時間~2時間半ほど挟み、午後の診療は15時頃からスタートします。また、学会に出席する場合やその他の予定がある場合は、前もってポスターやチラシで告知すれば、プライベートの時間を十分確保することも可能です。

 逆に、あなたの専門分野が外科や救急救命医療などの場合は、開業することによる労働時間短縮の恩恵はあまり受けられません

 ④頑張った分だけ、収入を今より増やせる可能性が高い

地域に愛されるクリニックや病院として定着すれば、固定の患者さんが安定して確保できます。売上高から経費を差し引いた分の所得を院長であるあなたはまるまる手に入れることが可能です

 プライベートを大切にし、あまり医療サービスを広げないという選択肢もできますし、もっと収入を増やしたいと、新たな試みや医療器具を導入するという選択肢も可能です。

 ⑤親の病院を引き継げる

既にあなたの親御さんが開業している場合は、そのノウハウを教えてもらえるため、開業医として進む際の心理的ハードルは低くなります。

 親御さんが培った患者さんや信頼をそのまま引き継げますし、今話題になっている事業承継もできますので、開業するメリットは大きくなります。

 2.意外に知られていない?勤務医にはないもう一つのメリットとは

開業医として独立した医師の中で満足度の高いメリットはもう一つあります。それは、自分が絶対に実現したい信念を具現化しやすいという点です。

 勤務している病院で感じた疑問や不満を、あなたが開業して経営者となった場合は、具体的に解消する権限を持ち合わせられるのです。

 3.メリットだけではない!知っておきたいデメリット3つ

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病院開業に興味はあるけれど、「実際には勤務医の方がラク」「集客できるか不安だし、そこまでリスクを負えない」と二の足を踏む方が多いのも現状です。

 ①自分が健康じゃないときに開業医はキツイ

何人も医師を雇うことができるほどの資産や環境があるのであれば別ですが、多くの開業医は自分がメイン医師として働いています。その場合、あなたが身体を壊してしまった場合は、代わりに担当する医師が勤務医時代のようにいないのです。

 ②経験できる医療の種類が少ない

経験をもっと積みたい!他の分野も担当したい、というように、まだまだ医療経験を多く積みたい方には開業医は向いていません。その場合は、総合病院で働き続ける方がメリットは高いと言えるでしょう。

 ③経営者としての腕が必要になる

開業医のデメリットで最もみなさんが気になっている部分はこの点です。借金して開業したところで、きちんと経営できるのか、という不安感が多いのです。

経営者になり失敗するよりは、いろいろあるけど勤務医でいいや」と半ば諦め?に近いようなコメントも、ネット検索では非常に多く見受けられます。

まとめ

開業医としてのメリットは、通勤時間や不要な人間関係のストレス軽減・収入アップ・自分の時間が増える可能性がある点です。

しかし、逆にデメリットとしては自分が健康でない場合のリスクや経験できる医療が少ない、そして、経営者としてのスキルやノウハウを学ぶ必要があるという点です。

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株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
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【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。