今後の発展にも期待できる事業!
身体が不自由な方にとって、介護タクシーは移動のための大きな助けになります。高齢化が進む日本においては今後も需要が拡大しそうです。 そのような中で、介護タクシーで起業することを考える方も多いようです。そこで今回は、介護タクシーの起業に関して、必要な資格や開業費について説明していこうと思います。
1.介護タクシーでの起業について
介護タクシーとは、身体が不自由で一人では移動が困難な高齢者などをサポートするためのタクシーサービスです。分類としては、一般常用旅客自動車運送事業とされます。
利用者への介助は行いませんし、介護保険も適用されません。そういったことから、「福祉タクシー」とも呼ばれています。
ちなみに、介護タクシーとよく似た仕事に介護保険タクシーというものがあります。介護保険タクシーとは利用者の介助を施すことができるサービスです。そのため、介護職員初任者研修の資格を取得しておくことが必須になっております。
2.介護タクシー事業に必要な資格
介護タクシー事業を行うにあたって必要な資格は自動車二種免許のみです。介護に関する特別な資格を取っておく必要はありません。
しかし、事業を行うにあたって必須ではないにしても介護職員初任者研修は取得しておくことも検討してください。
3.介護タクシー開業の方法
介護タクシー事業を実際に開業するにあたっての流れを説明していきます。
(1)事業許可の獲得
介護タクシー開業のためには、国土交通省運輸局から事業許可をもらう必要があります。
許可を得るためには人的要件、設備要件、資本要件をそれぞれ満たさなければいけません。
すべてを満たしていることが確認できれば、運輸局に申請書を提出します。
(2)法令試験・事情徴収
申請書が受理されれば法令試験と事情徴収を受けます。
法令試験は道路運送法に関する〇×問題で、30問中24問以上正解すれば合格です。法令試験は毎月一回実施されております。
(3)事業許可証の交付
2か月ほどで事業許可証は交付されます。申請書類に不備があればさらに長引くことがあるため申請書類の確認を怠らないようにしましょう。
4.介護タクシーで起業のために必要な費用
介護タクシーで起業するにあたって必要になる費用は以下の通りです。
介護タクシーは開業には、それなりの資金が必要になる事も事実です。特に、開業間もない時期は特にいろいろなものを購入したりする必要があるため、かなりの出費になることが考えられます。
まとめ
介護タクシーは介護に関する資格を持っていなくても開業できるため、比較的開業が簡単な仕事であるといえます。しかし、開業にあたっては許可証の交付や多額の資金が必要になることには注意が必要です。
これから、介護タクシーで開業することを考えている方は上記のことを把握した上で開業に臨むようにしましょう。
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