バーを開業する場合、どのようなメリットやデメリットがあるのかを気にしている人もいるでしょう。
バーは利益率が高いといったメリットがある一方で、昼夜逆転してしまうデメリットもあります。
今回は、バー開業におけるメリットとデメリットを解説していきます。
バーを開業する場合のメリットとは?
まず始めに、バー開業でのメリットを見ていきましょう。
▪人脈の幅を広げることができる
バーの魅力とは、カウンター越しにお客様から近い距離で話をすることができ、自分の知らない世界を知ることができ、お酒の力を借りて、普段は聞けないことまでも聞くことができる、など、色々な情報を聞き、得した気分にもなります。
また、お客様に気に入ってもらう事で、お客様の仕事での繋がりを紹介してもらえるなど、人脈を広くすることにも繋がります。
▪高い利益率を手にすることができる
バーで提供するものは、主にお酒です。
食材を提供すると言っても「ナッツ類」や「乾きもの」など、痛むようなものではないため、食材を腐らせてしまうなどの問題も少ないと考えられます。
また、お酒の原価は思っているよりも低い為、高利益率を確保できると言えます。
▪朝の起床時間を気にせずゆっくり眠ることができる
バーの経営は夜から朝にかけて行うことがほとんどです。
その為、“朝起きるのがツライ”“朝が苦手”という方にとっては、すごく有難いことでもあります。
朝の忙しい時間帯に起きる必要はなく、満員電車に揺られることもなく、自分の決めた時間に起きる事ができるため、メリットとなるでしょう。
▪お客さん一人の単価が高い
お酒の限界は人それぞれですが、食べ物の限界よりは、はるかに高いと言えます。
お酒が好きな方が飲み続けることができても、食べることが好きな方が食べ続けることは難しいでしょう。
そう考えると、お客様一人に対する単価は高いと言えます。
バーを開業する場合のデメリットとは?
次にデメリット面についてです。
メリットだけではなく、デメリットもしっかりと知っておくことが大切です。
▪接客でストレスを感じることも多い
カウンター越しという近い距離でお客様と接することになるため、自分が聞きたくない話であったり、苦手なお客様であっても対応しなければならないという状況にもなります。
中には、酔った勢いで暴言を吐いてくるお客様もいるでしょう。
そういう場合でも笑顔で対応しなければならない、ということもあってストレスを感じる場面も少なくないでしょう。
▪生活リズムが昼と夜で逆転になる
夜間帯の営業ということもあって、夜中心の生活になる事は間違いありません。
それに伴って体に不調が出る、ということは少なからずあります。
昼夜の逆転生活に時間をかけて慣らしていくということも考えておく必要があるでしょう。
▪開業の際の手続き等に手間がかかる
バーの場合は、風営法を気にする必要があり、風営法での大きな規制というのが、立地条件についてです。
風営法の定める法律により、バーを開業できない地域等も存在します。
バーを開業する場合は、あらかじめ営業が可能な地域かどうかを確かめておく必要があるほか、手続きや申請面で手間となることもあるため、デメリットと言えるでしょう。
バーを開業するうえでお酒の知識とコミュニケーション能力が必要
バー経営で最低限必要なことと言えば、「お酒の知識」「コミュニケーション能力」この2つに関しては、お店の利益にも大きく関わる大切なことになるでしょう。
来てくれたお客様に、“楽しい”“また来たい”と思ってもらえるように、専門分野のお酒の知識や、楽しい会話ができるような高いコミュニケーション能力は必要です。
接客のスキルが、お店の利益に繋がるということもあります。
バー開業を考えている場合は、この二つに関しても意識を持ち、開業を進めていけると良いでしょう。
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