どのような飲食店オーナーを目指しますか?
飲食店で働いている方であれば、独立して自分のお店を持ちたい!という目標を持ってる方も多いのではないでしょうか?
まずは修行のために飲食店での経験を積み、知識や技術を身につけることが大事です。
また、開業してお店を持つということは、料理人としての技術はもちろんですが、経営者としての知識も学ぶ必要があります。
自分が飲食店を開業したときにどのような立場でお店に関わって、どのような働き方をするのか3つの例を挙げて紹介します。
1.飲食店オーナーの働き方は3パターン!
(1)オーナー兼料理長
いわゆる「オーナーシェフ」と呼ばれ、自身が料理長を務めながら店舗経営もしていく働き方です。
開業を考えたとき、このケースをイメージされる方が一番多いでしょう。
オーナーシェフというと高級料理店を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、居酒屋やバル、ビストロなど、シェフ自らオーナーである業態はさまざまです。
夫婦二人で個人経営しているお店なども、このオーナーシェフ経営に該当します。
オーナーシェフになることは、料理人として目指すべき目標のひとつと言えます。
オーナーシェフとして飲食店の開業を考えているのであれば、料理の修行は必須です。
有名なレストランや高級店などで働き、高い技術を習得することで、出店店舗の幅を広げることもできます。
どんな飲食店で修行するのか決めるときは、こうしたことも視野に入れると良いでしょう。
また、オーナー兼料理長の場合、料理の腕だけでなく、経営者としての知識も必要になります。
● お金の管理
● 顧客のニーズ把握
● スタッフの教育 など
お店を繁盛させるための経営に関するノウハウや基本的な知識をしっかりと身につけておきましょう。
(2)オーナーソムリエ
「ソムリエ」とは、次のように定義されています。
飲食店というとシェフに注目しがちですが、料理だけでなく、最近ではサービスを含めたお店全体を見て評価されるようになってきました。
有名なオーナーソムリエには、『リストランテ ラ・バリック トウキョウ』の坂田真一郎氏や『ティルプス』の大橋直誉氏などがいらっしゃいます。
ソムリエとしての知識や技術と、サービスマンとしてのお客様をもてなす心が大きな魅力です。
オーナーシェフ同様、オーナーソムリエの場合も経営力が求められます。
店舗マネージャーなどの経験を積むことで、お店の経営についても学ぶことができるでしょう。
(3)店舗プロデューサー
シェフやソムリエとしてではなく、お店のプロデューサーに徹するという働き方もあります。
店舗プロデューサーはお店のコンセプトを決めたり、スタッフ教育をしたり、お客様に楽しんでいただくためにはどうしたらよいのか、売り上げを上げるためには何をすべきかなど、経営戦略を練ることに専念します。
店舗プロデューサーは2店舗目出店にも繋がりやすかったり、他社からプロデュースを依頼されたりと、活躍の場を広げていくことも可能です。
料理全般の知識を持っておくことも大切ですが、現場をまとめる力や消費者のニーズをくみ取ったメニューやサービス作りなど、飲食店での経営や運営に携わった現場経験があると良いでしょう。
まとめ
飲食店オーナーとしての3つの働き方を紹介しました。
将来、どのようなお店を開きたいのか、またどのような働き方をしてお店に関わっていくのか決めることで、学ぶべきことや経験を積むべきことが見えてきます。
まずは、出店のイメージを固めることから始めてみましょう。
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平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
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