必要なものは一度すべて書き出してから整理しましょう!
飲食店のオープン前には備品類だけでもかなりの量になります。 購入した備品は、開店前にすべて洗っておかないと使用できません。以外と時間がかかります。備品類は早めにリスト化し、店舗引き渡しの時には納品されているようにしましょう。ここでは、飲食店を開業するにあたり、一般的に必要になるであろうものをご紹介します。
1.厨房
厨房で必要な設備、備品は業態によっても異なりますが、一般的に必要であろうものをご紹介します。
設備
設備は厨房を設計する際に組み込むことが一般的です。図面が完成したら導線などを確認して極力無駄な動きの無いように配置するようにしましょう。
備品
調理器具類は必要な個数も算出しておきましょう。サイズなども様々なのでどのサイズをいくつ必要かリストに記載しておきましょう。収納場所なども検討しながら準備を進めると納品時がスムーズに進みます。
消耗品類・衛生用品に関しては、ストックするスペースが確保できるようであれば、オープン時は多めに発注しておいても良いでしょう。
2.客席側
客席側では、テーブルや椅子、冷暖房、照明等の設備が必要となります。こちらも基本的には内装工事と一緒に行われるため、事前にどのようなテーブルと椅子にするか、レイアウトはどうするかなどを確認しておきましょう。設備以外に必要となる備品類は、客席の卓上用品、レジ周り、トイレ用品などがあります。
(1)卓上用品
卓上用品はお店の雰囲気に併せた設えの物を選ぶようにしましょう。破損や紛失等に備えて、いくつか予備を準備しておくようにしましょう。テーブル数に応じて必要個数を算出してください。
(2)レジ周り
レジ周りはお会計時に必要になる物の他、売上管理に関連する書類などもまとめておけるようにしましょう。納品伝票など行方不明になりやすいため、納品伝票はここに入れる!などのルールを設けておくようにしましょう。
細かな備品類は記載しませんでしたが、「セロテープ/ハサミ/ホチキス/ボールペン/クリップ/穴あけパンチ/メモ/電卓」はあった方が良いです!!
(3)トイレ
客席内にトイレがある場合、トイレ用品の他に、お客様が使用できるアメニティ的な物を準備しているお店も多いですね。あぶらとり紙やめん棒、マウスウォッシュなどあると便利なグッズを少し置いても良いですね。
トイレは定期的に清掃が必要です。1時間おきなどに交代でトイレのチェックを行ないましょう。トイレチェック用のシートを作成して、トイレに設置しておきましょう。(←定期的に清掃してますよというアピールになるのでお客様の見える場所に設置しましょう)
(4)その他
卓上、レジ周り、トイレ以外にも、必要な設備や備品があります。事務所スペースがある場合には、事務所スペースに何を置くか、スタッフの荷物はどこに保管するかなども検討しましょう。
リストに記載しませんでしたが、テプラやラミネーターなどがお店にあると便利です!
まとめ
飲食店に必要な設備に関しては、内装工事等を行う際に一緒に設置されるというケースが一般的ではないかと思われます。
設備の配置は、図面の段階で導線のシミュレーションを行うようにしましょう。備品類に関しては数人で考えてリスト化しておくようにしましょう。1人でリスト化すると抜けている物が出てしまう可能性があります。必要なものをすべて洗い出し、整理してリストにしていくようにしましょう。
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平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上
【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)
【運営サイト】
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