飲食店のコンセプト、どうやってきめる?

飲食店のコンセプト、どうやってきめる? 起業のための資金調達 – 飲食(飲食店・外食・デリバリー)
飲食店 コンセプト

成功する飲食店を開業するために

飲食店に限らず、どの事業を愛しする場合であっても、コンセプトを決めてから開業することになるでしょう。
特に飲食店経営にとって、コンセプトをきちんと設定できているかどうかは、集客に大きく関わってきます。
今回は、飲食店のコンセプトの決め方についてご紹介します。
開業の前に一度確認しておきましょう。

 

 

1.コンセプトとは?

 

コンセプトとは、概念や構想のことを意味しています。

【お店のコンセプトは何ですか?】と聞かれた場合に、きちんと答えることができますか?

飲食店の場合、商品やお店の構想やテーマであるコンセプトを決めておかなければ、集客力が弱くなり、経営が厳しくなってしまう可能性あるでしょう。

飲食店経営においてコンセプトを熟考し設定しておくことは非常に大切なことなのです。

では、飲食店のコンセプトはどのように決めればよいのでしょうか?

 

2.【7W2H】を利用してコンセプトを設定しよう

 

まず、7W2Hについて考えることで、お店のコンセプトを設定しやすくなります。

 

(1)7つのW

①Why

明確な開業動機を見つけましょう。

何となくやりたいから、などという曖昧な動機で開業した場合、飲食店に限らず多くの事業において失敗してしまいます。

どのような理由で、何を目的として開業するのかを考えることが、飲食店のコンセプトを設定するための第一歩になります。

②When

はっきりとした開業時期を決めましょう。

開業理由と同様、開業時期を曖昧にしておくと、いつまでたっても開業できません。

自己資金を計画的に貯め、飲食店開業のための場所を探し、いつまでに開業するのか、自分で決定しましょう。

③Where

飲食店にとって、開業する場所がどのような場所なのかはお店が成功するかどうかの重要なポイントの1つです。

自分が経営したい飲食店はどのような人に人気なのか、狙っている客層が多い場所はどこなのかを考えましょう。

しかし、クレープ屋を開業したいから10~20代の女性が多く集まる場所で開業したい!といったような設定ではなく、

原宿駅・渋谷駅から徒歩10分以内の路面店に限る、など細かく開業地について設定しましょう。

開業地について細かく設定することで、どのような外観にするべきなのかなど、さらに細かいコンセプトを設定することが可能になります。

④Who

誰と開業するかを考えてみましょう。

開業に際して関わるメンバーや、雇用する予定の従業員数などを細かく考えましょう。

どのような人が関わって開業するかを思い浮かべることで、コンセプトを設定しやすくなります。

⑤Whom

飲食店にとって最も大切なお客様について考えましょう。

どの客層を狙っているのか、ピークの時間帯は何時ころなのか、ランチの客単価、ディナーの客単価、平日の売上予想、などの項目について細かく書き出してみましょう。

客層を明確に設定することができれば、お店のコンセプトの設定に大きく役に立ちます。

⑥What

開業する飲食店で何を販売する?

飲食店のメニューを、価格と共に細かく設定しましょう。

ターゲットとなる客層や開業地に合わせてメニューを設定し、原価率についても計算しておきましょう。

飲食店の経営において、原価率は30%程で設定しておくことが大切です。

⑦Which

看板メニューをきめよう。

看板となるオススメメニューを何にするのかを設定しましょう。

また、平日限定のサービスの実施や、ランチ限定のメニューをいくらで販売するのか、など細かく考えることが重要です。

 

(2)2つのH

①How

お店の知名度を上げるための方法を考えましょう。

日本初上陸、全商品500円、など、売りとなる宣伝文句を考えます。

考えた宣伝文句はコンセプトの設定に重要な役割を担います。

②Howmuch

何にどれくらいの費用が必要なのか考えましょう。

開業のために必要な設備投資費用がいくらで、場所代はいくらなのか、開業後に必要な運転資金がどれくらいなのか。

できるだけ細かく設定し、資金繰り計画を作成しておきましょう。

また、一日どれくらいの売り上げを見込むことが出来るのか把握しておくことで、お店のコンセプトの設定に役立てることが出来るでしょう。

 

2.何度も繰り替えしコンセプトを練る!

 

7W2Hについて考えたら、お店のコンセプトを決めていきましょう。

7W2Hの条件にマッチするコンセプトを考えるには少し時間が掛かってしまうかもしれません。

また、決定したコンセプト通りにお店を開業できないこともあるでしょう。

何度もコンセプトを変更することは望ましくありませんが、開業後に納得できるコンセプトを考えなおすこともできます。

一度、自身が納得いくコンセプトにたどり着くまで何度も繰り替えし構想を練ってみましょう。

 

3.コンセプトが決まった!1行でまとめられる?

 

決定したコンセプトを一行でまとめられますか?

あまり長いコンセプトはなじみにくく、コンセプトとしてまとまっていない、という事です。

やりたいことを全部詰め込んでしまっていませんか?

立地条件や、ターゲットにしている客層、販売する商品を基にコンセプトに盛り込む内容を一度絞ってみましょう。

何度も繰り返すことで、簡潔なコンセプトを決定することができます。

飲食店にとって、コンセプトを上手に設定することで、開業後の経営戦略を立てやすくなり、集客についての対策も取りやすくなるでしょう。

まだお店のコンセプトを設定していない、という方は、今回ご紹介した流れで開業したい飲食店のコンセプトを設定してみましょう。

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
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