飲食店開業は焼鳥屋がオススメ!?焼鳥屋経営を成功させる方法とは

飲食店開業は焼鳥屋がオススメ!?焼鳥屋経営を成功させる方法とは 更新日:2018.03.20 公開日:2018.03.20起業のための資金調達 – 飲食(飲食店・外食・デリバリー)
焼鳥屋 開業

焼鳥屋を開業したい人の中には、開業に向けてどのようなポイントがあるのかを知りたい人もいるでしょう。

当記事では、焼鳥屋の開業時におけるポイントを解説します。

焼鳥屋の開業をオススメする理由とは

飲食店成功のカギ!原価が安い!

焼鳥屋で使用する食材は、主に鶏肉です。鶏肉は、牛肉や豚肉など他の肉類と比較すると、原価を抑えられる傾向があります。

飲食店を経営する場合、仕入の原価率を30%以下に抑えることがポイントのひとつと言われています。

食材にこだわって提供したいという場合、原価率は高くなってしまいますが、それでも鶏肉は他の食材と比較すると原価を抑えられる傾向があるため、焼鳥屋は原価率を抑えて美味しい料理を提供することができる場合があります。

調理がしやすい!?

フレンチレストランや割烹料理屋などの飲食店では、仕込みや調理に手間暇をかける場合があります。焼鳥屋も焼く人によって味や見た目が変わるため、誰にでも美味しい焼鳥が焼けるわけではありません。

しかし、他の料理と比較した場合に、仕込みから提供までの手順が少なく、提供できるクオリティの調理ができるようになるまでの訓練期間が短いと言われています。

これから飲食店を開業する場合、すし屋やフレンチレストランなどのお店へ修行しに行く場合、何年もの歳月が必要となる場合があります。

焼鳥屋の場合はあなたの努力次第で、短い期間でも開業することができ、ほかの従業員に調理を任せることも可能になるため、開業しやすい飲食店のひとつと言われています。

アルコール飲料の注文が増加する!?

お酒のつまみになることを想定した焼鳥屋を開業することで、利益率の高いアルコール飲料の売上が増えると言われています。

つまり、お酒が売れれば売れるほど、お店の利益が高くなるため、成功する飲食店の要素を満たすことになるでしょう。

団体での予約が取りやすい!?

焼鳥は宴会において定番メニューのひとつです。焼鳥屋の中には、焼鳥以外のメニューを取り揃えている場合があり、宴会目的として利用しやすい傾向があります。

宴会用の団体席や宴会のコースメニューを用意しておくことにより、大人数の利用客を獲得できる可能性があります。

焼鳥屋をさらに成功に導くためのポイントとは

焼鳥屋は競合店との差別化が求められる飲食店のひとつです。焼鳥屋の経営を続けていくには、どのような対策を取るべきかを紹介します。

他店との差別化!

大衆的な焼鳥屋をコンセプトにする場合、内装費にそれほど費用をかけずに開業することができます。

しかし、煙が充満している大衆的な焼鳥屋の場合、女性のお客さんの集客に難航してしまう可能性があります。

他店との差別化を図るための工夫としてはいくつかあります。

  • 大衆的な印象から離れ、カフェのような店内を目指す
  • 女性向けの限定メニューを作る
  • 煙が充満しないような構造の内装にする

メインターゲットとするお客さんに合わせた内装やメニュー構成にすることを意識することにより、他店との差別化を図ることを検討してみましょう。

技術を磨く!

焼鳥屋だけでなく、どの飲食店であっても、常に技術を磨いていくことが事業成功のポイントのひとつです。

焼鳥屋の場合、鶏肉をさばいて串にさす作業から、実際に串を焼く作業まで、またその他の料理の研究などがあるでしょう。

原価をできるだけ抑えるために、既に加工された冷凍の串を利用すると、品質が下がり味が落ちてしまう場合があります。

また、焼鳥は誰にでも焼くことができますが、焼く人によって味が変わります。日々の研究を怠らずに常に技術を磨くことを忘れないようにしましょう。

仕入先との関係性は築けている?

焼鳥屋を開業する場合、食材の仕入れ先をどこにするかは重要です。

開業前に勤務している会社で利用している仕入先と仲良くなっておくことにより、独立して開業した際にも取引を続けてくれる可能性があります。

これまでの勤務先などで利用していた仕入先を継続して利用することは、食材の質について把握している点や値段の交渉しやすい点などのメリットがあります。

儲かる焼鳥屋経営のためのアイデア

初期費用を抑える!

焼鳥屋を開業するには資金が必要となるため、資金調達を検討する場合があります。

「設備費」「内装・外装費用」「広告宣伝費」など、開業時に必要になる費用をあらかじめ計算しておきましょう。

テイクアウトにも力を入れる!

焼鳥屋を開業する場合、店舗型の居酒屋として開業する場合だけでなく、テイクアウト専門の焼鳥屋を開業する場合があります。

焼鳥居酒屋として開業した場合であっても、入り口付近に小さい窓を付けてテイクアウトも利用できるような店舗にすることにより、テイクアウトと店内で食事をするお客さんの獲得ができる場合があります。

立ち飲みスペースで回転率を上げる!

飲食店を経営する場合、一日にどれくらいのお客さんが来て、単価がどれくらいなのかが売上に影響します。

ゆっくりとくつろげる空間であることで、お客さんに来店してもらえる場合がありますが、飲食店の売上を増加させるには回転率を上げる必要があります。

回転率を上げるために、店内に立ち飲みのスペースをつくったり、カウンターの席を少し高めに設定したり、工夫をしてみましょう。

限定メニューを作ろう!

週末限定のメニューや、早い時間帯のみの割引を実施するなどのサービスを実施することで集客を図りましょう。

居抜き物件を上手に活用しよう

飲食店の場合、居抜き物件を利用して開業することがあります。居抜き物件の場合、以前の店舗が利用していた設備等を利用することができるため、初期費用を抑えられることがあります。

まとめ

今回は飲食店の中でも焼鳥屋の開業が成功しやすい理由について紹介しました。

しかし、いくら焼鳥屋が開業しやすいと言われていても、資金繰り計画や事業計画をしっかり立てていなければ経営は失敗してしまうでしょう。

今回紹介したポイントを参考にして焼鳥屋の開業を進めてみてください。

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株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
平成22年8月、資格の学校TACに入社し、以降5年間、税理士講座財務諸表論講師を務める。
平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計6,000件以上(2023年2月末現在)。
自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功。

【書籍】
2021年10月発売 『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎)

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