キッチンカーをレンタルするときの料金相場と営業スタイルを解説

キッチンカーをレンタルするときの料金相場と営業スタイルを解説 2020.01.27起業のための資金調達 – 飲食(飲食店・外食・デリバリー)
キッチンカー レンタル

キッチンカーで飲食店を開業するために車両を用意しなければいけません。

しかし、自前の車両を用意すると場所を取ったり維持費がかかったりするため、車両の購入を躊躇している人もいるでしょう。

キッチンカーの車両を手に入れるためには、購入のほかにレンタルする方法もあります。

この記事ではキッチンカーをレンタルするときの料金相場と、レンタルに向いている営業スタイルについて解説します。

キッチンカーのレンタル料金相場は借りる期間によって異なる

キッチンカーをレンタルするときの料金相場は、レンタル期間が1日から数日の「短期」または1か月以上の「長期」なのかによって異なります。借りる期間が長ければ長いほど、一日の料金が低く設定されている傾向があるためです。

たとえば、キッチンカーのレンタルを行っているFOOD TRUCK COMPANYの料金プランでは2週間の短期レンタルで、1日当たり2万円程度かかります。一方、1か月の長期でレンタルする場合は1日当たり1万5千円と割安になります。

レンタル期間によって料金は20万円ほど異なるため、営業スタイルにマッチした期間を選択することで無駄を避けられます。

レンタル期間と料金の目安は次の通りです。

  • 短期(1~数日):2万~10万程度
  • 長期(1か月):30万程度

キッチンカーの車種や装備などによって料金は異なりますので、参考にしてみてください。

キッチンカーの短期レンタルは副業としてやりたい人に向いている

短期間のレンタルは、キッチンカーを1日から数日の間でレンタルするスタイルで、料金相場は2万円から10万円程度です。

1日あたりの料金の目安は大体2万円~5万円ですが、短期間のレンタルであっても日数が長ければ割安になるケースもあります。

副業として休日にキッチンカーの営業をしたい人は短期でレンタルするのが良いでしょう。

キッチンカーを長期間レンタルは期間限定としてやりたい人に向いている

長期間のレンタルは、1か月以上継続してキッチンカーをレンタルするスタイルで、料金相場は30万円程度かかります。

短期間のレンタルに比べると料金はかさみますが、トータルの日数で計算すると短期のレンタルを継続的に利用するよりも割安になります。

そのため、すでに飲食店を営業していて、1か月間の期間限定としてキッチンカーの営業をしたいと考えている人は、長期間のレンタルを検討してみましょう。

販売スタイルでキッチンカーをレンタルするかどうかを判断する

販売スタイルでキッチンカーをレンタルするかどうかを判断しましょう。販売スタイルによっては車両を購入するよりもレンタルすることで、費用が高くついてしまうケースがあるからです。

キッチンカーのレンタル料金は短期では1回10万円程度、長期間では1か月で30万円程度なので、開業費用を抑えることができます。しかし、何度もレンタルを繰り返して営業を続けると、都度レンタル料金を支払わなければいけません。

キッチンカーを1年以上継続して運用する予定なら、車両の購入を検討するのが良いでしょう。

キッチンカーのレンタルに向いている販売スタイルは次の2つが挙げられます。

  • 短期間で営業をする
  • 季節で販売するメニューが異なる

上記を意識することで、効率的なキッチンカーの運営ができるでしょう。

短期間で営業をする

キッチンカーをレンタルして、飲食店を開業するスタイルに向いているケースの1つとして、短期間のみ営業する販売スタイルが挙げられます。

キッチンカーを自前で準備するときは車両や調理機材などの設備を整えなければいけませんが、レンタルすることで自分に適した車種と調理機材を搭載したキッチンカーを必要な日数分だけ利用することができます。

たとえば、「イベントでの出店」「シーズンを限定した営業で使用」「新商品プロモーション」「サンプルの配布など一時的な販促活動」などを目的として営業する場合です。

短期間でキッチンカーを利用したい人はレンタルで大丈夫でしょう。

季節で販売するメニューが異なる

季節によって販売するメニューが異なるときも、キッチンカーのレンタルは向いています。

キッチンカーは余分なスペースが少ないため、搭載する設備は最低限にしなければいけません。そのため、キッチンカーで季節ごとに販売メニューを切り替えるときは、調理設備も変更しなければなりません。

たとえば、夏はかき氷、冬はたこ焼きを販売するといったケースです。かき氷とたこ焼きでは調理に必要な機材は違います。

キッチンカーのレンタルでは、季節ごとに必要な設備が整っている車両に乗り換えることができるため、メニューが変わる販売スタイルの場合、レンタルを検討するのが良いでしょう。

キッチンカーをレンタルするときの3つの確認ポイント

キッチンカーをレンタルするときは、次の4つのポイントを確認するようにしてください。

  • 必要な設備がそろっているか
  • 営業エリアの保健所の営業許可を受けているか
  • レンタル業者としての基準を満たしているかどうか
  • レンタル料金のプランの仕組みがどうなっているのか

キッチンカーのレンタルを行っている専門業者は様々あります。同じ車種でもとり扱っている設備や料金体系が異なっていることがあるため、上記の3つの項目は特に注意してみてください。

必要な設備が揃っているか

レンタルするキッチンカーに必要な設備が揃っているかどうかは必ず確認することが大切です。販売する食品が調理できる設備がキッチンカーに搭載されていないと、料理を提供することができないからです。

キッチンカーをレンタルでは、すでに調理機材が搭載されている車両から、適した種類のものを選ぶケースが大半です。

カタログの写真だけで判断してレンタルしてしまうと、「作りたい料理のための調理設備がない」という事態に陥ってしまいかねません。

キッチンカーをレンタルするときは、販売メニューの調理に必要な設備をリストアップしてから、現物を見学するようにしましょう。

営業エリアの保健所の営業許可を受けているか

レンタルするキッチンカーが営業エリアの保健所の基準を満たしているかどうかも重要です。キッチンカーの営業を行うためには、営業エリアを管轄する保健所から営業許可を取得していなければいけないからです。

複数の地方自治体にまたがって営業するときは、その地域を管轄している保健所すべてから営業許可を取得している必要があります。

キッチンカーの営業許可は車両に付与されているため、同じ業者にラインナップされている車両でも営業できる地域が異なっていることがあります。営業したい地域の営業許可を取得できているかどうかは、必ずチェックしましょう。

レンタル業者としての基準を満たしているかどうか

車両がレンタカー登録されているかどうかも確認しましょう。

レンタカー登録の正式名称は自家用自動車有償貸渡業登録で、いわゆる「わナンバー」の車のことです。

金銭のやり取りが発生する車の貸し出しが発生するときは、貸し出す側がレンタカー登録することが義務になっています。

レンタカー登録されていない車両のレンタルを行っている業者がいれば利用しないように注意してください。

レンタル料金のプランの仕組みがどうなっているのか

レンタル料金のプランの仕組みがどうなっているのかも確認しましょう。キッチンカーのレンタル料金は、キッチンカーを取り扱う業者によって異なるからです。

一般的にレンタル料金は1日単位で計算されますが、時間単位で計算する業者もいます。また、搬入やそのほかのオプション作業が料金にプラスされていたりすることもあります。

後々トラブルにならないように、提示されたレンタル料金にどこまで含まれているかを事前に確認するようにしてください。

資金調達についてプロに相談する(無料)>
株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
平成22年8月、資格の学校TACに入社し、以降5年間、税理士講座財務諸表論講師を務める。
平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計4,500件以上(2021年7月末現在)。
自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功。

【書籍】
2021年10月発売 『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
経営支援ガイド » https://inqup.com/