うどん屋を開業したのにお客さんが来なくて、廃業を検討している人もいますよね。
当記事では、うどん屋が失敗する理由と、その対応策について説明します。
うどん屋の廃業理由とは?
うどん屋の廃業理由はいろいろありますが、その中でお客様が来ないという理由が挙げられます。お客さんは来るけど、利益が出ないという理由ではありません。
うどんは数ある飲食業の中でも原価率の良い部類に入ります。うどんは冷凍食品でも美味しいものが出ており、例えばコシのある歯ごたえが人気の讃岐うどんや具入りの肉うどんやカレーうどんなど、成長期のお子さんのいる家庭に向けた商品も販売されています。
外食するより、冷凍食品があれば食費も下がるし便利などの理由から、うどん屋を継続するには、これから紹介するような「挽回策」が取られていないと運営しにくい傾向があります。
うどん屋に人々は何を求めてる?挽回策とは
①プレミア感のあるうどん屋
外食全般に言えることですが、プレミア感があるかどうかは人々の需要を作ることにつながる場合があります。なぜかと言うと、冷凍食品の大手メーカーもうどん業界ではライバルだからです。
(1)うどん職人を全面に出す
プレミア感を出すには、職人を全面に出した広告をや商品を打ち出すことがひとつの方法です。〇〇職人と打ち出すことにより、集客につながる場合があります。
(2)施設をバージョンアップする
設備費がかかってしまいますが、うどん屋のイメージとしてどうしてもプレミア感とはかけ離れた生活感のある厨房を思い描いてしまう場合があります。その理由は、駅ホームや駅前にある立ち食いそば・立ち食いうどんの文化があるからです。
立ち食いうどんならそれでジャンルが確立されています。しかし、立ち食いうどんとして勝負できるほど圧倒的な立地(駅と合体など)にないのであれば、創意工夫が必要です。
(3)プレミア感のあるメニュー
たとえば、ソバのゆで汁を活かして、蕎麦屋が作るカレーうどんとして売り出す場合があります。うどんは炭水化物ですので、ごはんやスパゲッティ同様に幅広いメニューの可能性を秘めています。
うどん+出し+トッピングなんだ!という思い込みを捨て、メニュー開発をするのもひとつです。
たとえば、バナナカレーうどんや味噌煮込みうどんなど、うどんの新たなテイストやトッピングを工夫することにより、集客につながる可能性があります。
②うどん屋プラスアルファが必要!
(1)サイドメニューを作る
うどん屋の開業を検討する際に、そのビジネスモデルのシンプルさに惹かれて事業を始める場合があります。
しかし、シンプルなビジネスモデルって調子の悪い時に立て直すのが困難な場合があります。
そこで、サイドメニューの開発やアルコールの提供といった施策を考えておく必要があります。
(2)宣伝は開店当時のまま?
開店後には、定期的に広告宣伝の見直しが必要になる場合があります。
たとえば、地域の区民まつりなどがある場合は、進んで協賛することでチラシにうどん屋の広告を入れられます。そこにクーポン券などを印刷しておけば、お客さんが足を運んでくれる場合があります。
まとめ
うどん屋の中には、儲かっているうどん屋もあります。できる限りの策を講じることは時間の無駄ではなく、あなたの飲食経営の幅を広げることになります。
設備を整えたい、つぶれかけの店を立て直したい、という理由で資金が必要であれば、金融機関から融資を受けることを検討してみましょう。
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平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計6,000件以上(2023年2月末現在)。
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