音楽教室を開業したい!何をすればよい?

音楽教室を開業したい!何をすればよい? 起業のための資金調達 – 教育(塾・スクール・社員研修)
音楽教室 開業

音楽教室開業のために必要な準備とは

子供のころから身近な存在の音楽教室。
主婦になり時間の確保ができるようになった、大手の音楽教室から独立したい、などの理由で音楽教室の開業を目指す方がいます。

では、音楽教室を開業するために必要な準備には何があるのでしょうか?
開業準備を開始する前に確認しておきましょう。

1.音楽教室とは?

 

音楽教室と聞いて何を思い浮かべますか?

代表的なもとしてピアノ教室やバイオリン教室などの楽器を学ぶ場としての音楽教室があります。

その他にも、ボイストレーニングやリズム教室など沢山の種類があるでしょう。

音楽教室は、有名な大手企業のものから、自宅を教室として使用している個人経営のものまで全国各地で経営されています。

音楽教室と聞くと、お子様向けの習い事のような気もしますが、近年では大人向けのレッスンをメインにしている音楽教室も増えてきています。

音楽教室を開業する場合、特定の資格は必要ありません。

今回は、音楽教室を個人事業主として開業する場合の手続きや手順いついてご紹介します。

 

2.個人事業主として音楽教室を始めよう!

 

音楽教室を開業する場合、特に必要な資格はありません。

もちろん、コンクールでの成績や、大手メーカーが実施している資格試験はありますが、取得していなくても開業することができます。

しかし、個人で音楽教室を始める場合であっても「開業届」の提出は必須です。

開業届を提出せずに税金を支払っていない、なんてことにはならないように注意しましょう。

管轄の税務署に「個人事業の開廃業等届出書」を提出しましょう。

自分以外の講師を従業員として雇用する場合には「給与支払事務所等の開設届出書」の提出も必要です。

3.開業する場所を決める

音楽教室と一口に言っても、どこでどのような形態で開業するかを決めなければなりません。

 

(1)開業する地域を決める

まず、開業する地域を決めます。

お子様をターゲットとして開業する場合や大人の生徒をターゲットとしている場合など、それぞれ集客可能性が高い地域で開業しましょう。

事前に開業する地域に住んでいる年齢層や性別などを調査しておくことは、音楽教室に限らず経営者にとってとても大切です。

地域を選ぶ場合、アクセスが良いところがオススメです。

 

(2)どこでレッスンする?

音楽教室を開始する場合、レッスンする場所を確保する必要があるます。

地域を決めたら、実際にレッスンする場所を決めましょう。

音楽教室として使用できる場所は、賃貸スタジオや自宅が挙げられます。

以下の点に注目してレッスン場所を探してみましょう。

①防音性

音楽教室を経営する場合、もちろん楽器を使用したり歌を歌ったりすることになります。

周囲の迷惑にならないように防音性は事前に確認しておきましょう。

また、立地条件が良く、ここで開業したい!と思っていた場所でも、音楽教室は騒音問題の要因になるので貸してくれない、というケースもあります。

場所を借りて音楽教室を経営する場合は特に注意が必要です。

②規模

音楽教室の規模に見合ったレッスン場所を準備しましょう。

レッスン場所がとても広いのに講師は自分1人で、開校は週に3日、となると場所を借りている費用が無駄になってしまいますよね。

反対に、生徒数が多く講師も複数人いるのに、場所が狭くてレッスンが思うようにできない、ということも。

事前に場所の大きさや生徒数などを想定して、どのくらいの規模が適切なのか把握しておくべきです。

③自宅で開業

音楽教室を開業する場合、場所を借りて開業する他に、自宅で開業する方法があります。

自宅で開業すると、開業資金を大幅に節約することができるのでオススメです。

立地条件が良く、集客に困らない場合、まずは自宅で開業してみてはいかがでしょうか?

 

4.音楽教室のコンセプトを決めよう

 

どのような音楽教室を開業したいですか?

コンセプトが決まっていないと、集客や教室の雰囲気がまとまらずに、教室のイメージが付きにくくなります。

音楽教室だけではなく、飲食店や小売業であっても、お店のイメージは重要ですよね。

 

(1)誰に向けたレッスンを中心にする?

音楽教室に通う例として

①子供の習い事

②短期で結婚式などのイベントのために練習したい

③定年後の趣味として

④コンクールに出場するため

などがあるでしょう。

細かいコンセプトを決める前に、生徒の年齢や技術の成熟度などでざっくりとしたコンセプトを決めておきます。

例えば「子供中心の初心者向けの音楽教室」「プロを目指す人向け」「大人向けの初心者向け」のように決めることができるでしょう。

 

(2)コンセプトにあった教室作り

開業する音楽教室のコンセプトをきめたら、コンセプトにあった音楽教室を作ることができます。

また、初心者向けなのか。プロ向けなのか、扱う生徒によって教材も変わるでしょう。

コンセプトを決めずに開業した場合、どの教材が必要なのか、営業時間は何時までにするべきなのかを決めるのも困難ですよね。

事前にコンセプトを決めておくことで、準備するべき教材を決めやすく、教室の雰囲気作りにも役に立ちます。

 

5.音楽教室の集客方法とは?

 

音楽教室を開業する際の集客方法にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

(1)チラシで宣伝!

開業予定地の周辺にチラシを配布して集客しましょう。

チラシを配布する、と聞くと面倒に聞こえますが、最近ではチラシの作成からポスティングまで請け負う業者もあるので、依頼してみると良いでしょう。

 

(2)口コミも重要!

音楽教室であっても開業時の口コミは需要です。

開業前に体験レッスンを無料で開催するなどして口コミによる集客を目指しましょう。

 

(3)HP の作成を忘れずに!

チラシを作成したり、体験レッスンを開催したり、開業前に認知度を上げることはとても大切ですが、音楽教室のHPを開設しておくことも大切です。どんな音楽教室だろう、とインターネットで検索した時にHPが出て来ると安心ですよね。

また、HP上からの集客も見込むことができます。

 

(4)前職からの生徒を引きつぐ!

前職で、大手の音楽教室などに所属し、講師として勤務していた方もいらっしゃるでしょう。

独立して開業する際に、以前勤務していた音楽教室から移ってきてくれる場合があります。

 

6.音楽教室の開業にはどれくらいの費用が必要?

音楽教室を開業する場合

〇施設費用

〇教材費

〇人件費

〇楽器購入費

などが必要です。

 

〇施設費用

レッスンをする場所を借りる場合の契約費や賃料が必要です。

また、賃料は維持費として毎月発生するので、開業時には何か月分かの賃料を確保しておいた方が良いでしょう。

防音のための工事や内装工事費の見積もりも開業前にしておきます。 

その他には設備が壊れてしまった時の修繕費用も用意しておくべきです。

 

開業時に施設費用は決して安いものではありません。

開業後、事業が軌道に乗るまでは自宅で音楽教室を開く方法もあります。

自宅であれば新しく契約費用が必要になったり家賃が追加で発生したりすることがないため、開業時の資金を節約することができます。

 

〇教材費

音楽教室では楽譜などの教材費用が必要です。

開業する音楽教室のコンセプトにあった教材を購入しましょう。

子供を中心とした教室なのに、教材が大人向けでは使用することが難しいですよね。

しかし、全ての層に対応した教材を集めると費用がかさんでしまいます。

ターゲットとなる層に合わせた教材を中心に選ぶことが重要です。

 

〇人件費

個人事業主として開業した場合、開業当初の人件費は必要ないかもしれません。

しかし、開業時にすでに通ってくれる生徒さんが複数人決まっているケースもあります。

1人では対応しきれずに、開業時から従業員を雇用することもあるでしょう。

開業前から給与についてはしっかりと相談して、開業資金の中に人件費を含むようにしてください。

 

〇楽器購入費用

音楽教室を経営する場合、楽器の準備が必要です。

音楽教室の種類によって準備する楽器は異なりますが、決して安いものではなく、開業費用の多くを占めることになるでしょう。

可能な範囲内で準備するようにしましょう。

 

〇他に必要な費用は?

音楽教室を開業する場合、発表会を実施するなどイベントを定期的に開催することがあります。開業してから1年間に開催したいイベントにどれくらいの費用が掛かるのかの見積もりをしておくと良いでしょう。

 

7.音楽教室は開業前の準備が大切

 

音楽教室を開業する場合は事前の準備が大切です。

開業しても生徒が1人もいなければ経営は成り立ちません。

以前から音楽教室の講師として勤務していた場合は、通ってくれていた生徒さんにも独立開業後に来てもらえるように宣伝しておきましょう。

 

開業の際には楽器購入などで費用がかさんでしまうので、自宅で開業するなどして初期費用を抑えるように努力しましょう。

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
inQup     » https://inqup.com/

【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。