ピアノ教室を開くには?開業届と月謝の目安・防音など

ピアノ教室を開くには?開業届と月謝の目安・防音など 起業のための資金調達 – 教育(塾・スクール・社員研修)
ピアノ教室 開業

いつの時代も習い事のピアノは安定的な需要があります。

数年前にはシニア男性の脳トレの一環としてのピアノがブームになりました。

今回の記事では、あなたがピアノ教室を開く場合に必要な知識を簡単にまとめました。是非お役立てください。

 1. ピアノ教室を開くのに必要な備品

①ピアノ

ピアノ教室ではアップライトではなくグランドピアノを置く教室が一般的です。美しい響きを持つグランドピアノですが、サイズが大きいのが一つの問題点です。奥行きが1M50cm~2M40cm以上あるため、自宅に設置するなら部屋の広さは8~10畳は必要です。また、部屋の間口が狭い場合はグランドピアノを入れることができません。

 部屋の広さに応じて、アップライトピアノかグランドピアノのどちらかを選択しましょう。

 ②楽譜

ご自身で練習している楽譜以外に、教える生徒を想定した楽譜を一通り用意しておくとよいでしょう。例えば、シニア向けであれば懐メロやリチャードクレイダーマンなどの簡単でメロディアスなものがオススメです。

 ③メトロノーム

カチカチとリズムをとるメトロノームは基礎のピアノレッスンに不可欠です。筆者がピアノを習っていた時代は振り子式がメインでしたが、今が電子式のメトロノームもあります。

 ④月謝袋

ピアノ教室でおなじみ、月謝袋です。Amazonで10枚300円程度から購入できます。手作りの袋を作ってもカワイイですね。

 ⑤椅子

ピアノイスとは別に、講師のあなたがピアノ横で座る椅子がないのであれば用意しましょう。レッスンの立て込む日は、一日中立っているのはとても疲労します。

 2.どこでレッスンをするか?

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①騒音について

自宅でレッスンをする場合に気になるのは防音についてです。ピアノ教室を事業として行うのであれば、防音施設は必須になります。しかし、費用が非常にかかります。

 アップライトピアノ用の断熱防音パネルやピアノの脚につけるゴムなどのグッズも売っていて、これらを組み合わせた方が予算ははるかに安く済みます。(10~20万円)これらのグッズや電子ピアノの消音機能などを使うなども合わせて検討しましょう。

 防音ルームを作るのであれば、ネット検索で防音室の工事業者に見積りを複数取って検討します。防音工事には様々な種類の工事があります。例えば、壁を漆喰素揚げにするかどうか、防音ドアをつけるかどうか、反響仕様をいれるかどうか、などなど。まずは防音ルーム工事についての知識をある程度つけてから見積りや問合せをします。ちなみに、工事にかかる期間は約3週間、工事費用は200万円前後が相場です。

 ②自宅ORレンタルスタジオ?

最近では自宅だけでなく防音施設付きのレンタルスタジオでピアノ教室を開く人も増えています。防音施設にお金がかかる、レンタルスタジオが増えているというのが背景にあります。

 1時間1,000円~5,000円程度のレンタル料でピアノの設置されたお部屋を借りることができます。Instabaseなどのスペース貸しサイトを見て検討しましょう。

 3.月謝はいくらが相場?

①子供用の教室の場合

ヤマハやカワイの場合、月謝の相場は7,000円です。(私はヤマハ出身です)個人の教室の場合は、45分前後のレッスンで月謝5,000円が相場です。

 ②一般の方向けの教室の場合

学生~大人やシニア向けの教室では、ヤマハやカワイで9,000円台、山野で5,750円~、島村で8,640円という月謝でした。平均すると7,500円ほどで子供よりレッスン時間も60分と長めなので高額になります。

 個人の場合も同じく相場は8,000円前後です。個人で1万円を超えると「ちょっと高いかな」という印象をもたれます。

 ③音大生向けのレッスンの場合

有名な先生の場合は1レッスン30分で5,500円~、月4回で22,000円前後が相場です。但し、毎年桐朋学園大学に合格させていて、自身も桐朋卒業などの経歴や人気があることが条件です。

 それ以外でも、ソルフェージュや音楽理論など音楽学校の受験対策ができる講師であれば月1万2,000円以上の月謝が相場です。             

4.開業届を出そう

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ピアノ教室で生徒から月謝をもらうと収入が増えます。そのことで、あなたは個人事業主となります。この収入から所得税を払わなくてはいけません。所得税をどう計算するのかというと、あなたの提出する確定申告書から税務署が計算します。

 開業届を開業後1か月以内に提出すると、次年度からは自動的にご自宅または事業所に確定申告書が届きます。開業届は一時的でなく繰り返しその事業から収益を得る方であれば皆提出しなければいけない書類です。

 開業届は、あなたの住む街の税務署(または事業所を所管する税務署)へ提出します。

 まとめ

ピアノ教室を開くためには備品を揃え、開業届を出すことですぐに始められます。対象者を子供とするのか、または子供と大人にするのか、月謝はいくらにするのかなどの細かいことも決めていきましょう。

集客は、スクルーやekitenなどの無料サイトを使えば広告費を抑えられます。

 

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
inQup     » https://inqup.com/

【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。