元保育士だからこそできる!保育事業を起業したい | 開業支援の相談なら「開業支援ガイド」

教育(塾・スクール・社員研修)

元保育士だからこそできる!保育事業を起業したい

元保育士の人の中には、保育士としての経験を活かして保育園を起業したいと考えている人もいるでしょう。

この記事では、保育園を起業する方法について解説します。実際の事例も紹介しているので、参考にしてみてください。

1.元保育士でなければできない事業がある

保育や子育ては実際に経験しないと分からない点が多くあります。子供ってかわいいし、何が大変なの?という男性は、実際に赤ちゃんや子供と朝から晩まで15時間以上一緒にいればクタクタになることでしょう。

元保育士の視点を上手に生かし、新たな事業を始められた方をご紹介しましょう。

  •   保育士情報共有サイト「Hoicle(ホイクル)」を立ち上げた雨宮みなみさん

保育の楽しさだけでなく大変さも知った雨宮さん。保育を取り巻く厳しい環境を身をもってしり「このままでいいのか」と自問自答したそうです。保育園は保育園でも、違う園では全く環境が違うことから、保育の安定的な環境作りに貢献したいと保育士情報サイトを立ち上げました。

  •  バーチャル保育園「ほうかご保育園」は元保育士2名が起業

また、元保育士同士が立ち上げた「園舎を持たない保育園」というコンセプトのほうかご保育園は、Web上で親子対象に会費1500円で参加できるバーチャルサロン。子育ての悩みの共有やアドバイスを受けられるだけでなく、実際に科学館などに行ったりゲスト講師を呼んだ企画もある日を「登園日」として設定している。

 2.起業するのに元「〇〇士」という士業は有利

保育士だけでなく、税理士や弁護士など〇〇士という士業は起業をする上でアピールポイントになります。新しい事業を行う場合に融資を受ける場合でも、チラシを作る場合でも「元」〇〇士であるというブランド力を利用できる可能性があります。

「FPが教えるお金の教室」や「現役弁護士が回答するお悩み相談室」など、最初に自分の職業を名乗ることで、その情報の一定の正確性をアピールすることができます。

 3.元保育士が認可外保育園を作ったら?

認可保育園を作るのは自治体の許可を得なければいけないという点と費用がかかるため難しい傾向にあります。補助金を得るための基準も厳密にあるため、あなたの思い描く園を運営できるかは不確かです。

しかし、認可外保育園であればどうでしょうか。現在、保育園の運営は社会福祉法人でなくとも株式会社やNPO法人でも可能な法律となっています。また、保育園の規模としてもアパートの一室のように小規模なものでも十分地域の親御さんは助かることでしょう。

認可外保育園の場合、認可保育園に比べて初期費用が少なくても運営は可能です。年齢が低い子供を預かる場合は、その子たちが小学生になるまでずっと通ってきてくれることでしょう。

 まとめ

元保育士でなくては分からない気づきや視点は社会の財産です。保育園の経営以外にも、Web媒体の運営や子育て支援サービスなど様々な可能性が元保育士さんの起業には可能性があります。社会貢献となるため、融資の際にも有利になる業種でしょう。

関連記事

この記事の監修者

田原 広一(たはら こういち)

株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者

田原 広一(たはら こういち)

平成22年8月、資格の学校TACに入社し、以降5年間、税理士講座財務諸表論講師を務める。
平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計6,000件以上(2023年2月末現在)。
自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功。

【書籍】
2021年10月発売 『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎)

この記事をシェアする

開業に関するお悩みサポートします!

  • 資金調達と財務計画を立てることが難しい
  • どうやって効果的に顧客を獲得するかが分からない
  • 法的な手続きや規制が必要であり、それらに対するリテラシーがない
  • 開業に必要な特定のスキルや知識が不足していると感じる

開業支援ガイドを運営する株式会社SoLabo(ソラボ)は、
事業用融資の資金調達をはじめ、創業者支援をメインとする会社です。
私たちが確かなサポートと専門知識で、あなたの開業をサポートいたします。

開業に関するご相談はこちら

無料相談

無料相談

無料相談