レンタカービジネスで起業。車両購入に必要な資金と調達方法

レンタカービジネスで起業したい!車両購入で必要な資金と調達方法 起業のための資金調達 – 自動車(レンタカー・売買)
レンタカー 開業

レンタカービジネスでの起業を考えている方に抑えてもらいたいポイント

近頃、ガッツレンタカーやニコニコレンタカーなど、格安レンタカーの広告をよく目にしませんか?筆者の家の近所でも、向かいのマンションの1階が空いていたのですがなんとガッツレンタカーがテナントとして入ったため、時代の流れなのかなあと痛感しています。

レンタカービジネスって、景気低迷で新車がバンバン売れる時代でないので借りる人は増えているし、車と駐車場があればいいのであまり人件費がかからないのでお手軽な気がしませんか?

  今回の記事では、レンタカービジネスをするために必要な資金と調達方法をまとめてみました。是非ご覧ください。

1. 拡がるレンタカービジネスの種類

レンタカービジネスと一口に言っても、どのようなレンタカービジネスをしたいかによって必要な資金は異なります。

 

ひと昔前は、レンタカーと言えばトヨタや日産などの自動車メーカー系、またはオリックスレンタカーなどの信販系、そしてニッポンレンタカーという老舗系の御三家が主流でした。

レンタルする場所もきちんと受付があり、トヨタや日産といった国内メーカーを借りる人が多かったのです。

 

それが今は、外資系であるバシェットレンタカー、流通系であるスカイレンタカーなども参入しています。車のレンタルの方法はどんどん拡がっています。ニコニコレンタカーのように、ガソリンスタンドやカーショップで車を貸すという斬新な発想の「店舗のないレンタカー」までが登場して格安化に拍車をかけています。

 

2. レンタカービジネスに必要な資金は最低260万円~

さて、レンタカービジネスは新旧絡み合い盛り上がっているとご説明しましたが、開業に必要な資金はどれくらいなのでしょうか?

 

・店舗:

ビルインで50坪、都心型で250坪、郊外型で350坪ほどの敷地が必要です。例えば、東京都北区の赤羽のロードサイドのビルインであれば、月々の家賃は50万円です。

 

・車両:

中古で2~3台からスタートする場合、必要な資金は100~200万円です。

 

・保険:

ネットでの格安保険は対象外です。店舗離隔の保険代理店に問合せしてみましょう。車両保有台数が10台以下など少ない場合は引き受けてくれない場合もあるようです。予算:20万円~

 

・記録:

車を人に貸す際の書類や約款など、レンタカービジネスでは書類の整理も重要なポイントです。記録に関しては、PCでのデータだけではなく文房具のファイルや紙も必要です。予算10万円~

 

・通信:

ネット予約の方が多いため、ホームページを作成して広告も貼りましょう。予算50万円~

備品:

清掃用具やボールペンやテーブルや椅子が必要です。予算30万円~

 

3.レンタカービジネスをするために必要な申請・資格

①自家用自動車有償賃渡業の許可が必要

レンタカービジネスをするには、自家用自動車有償賃渡業の許可を管轄の運輸局で許可をもらう必要があります。

 

許可をもらうには、添付書類として以下の書類が必要です。

 

・貸渡料金や貸渡約款を記載した書類

・会社の登記簿謄本(個人の場合は住民票)

・1年以上の懲役と2年以上の禁固刑を受けていないなどの条件を満たすかの確認書

・事務所別車種別配置車両数一覧表

・貸渡の実施計画書

 

②普通自動車運転免許、自動車整備士があれば尚よし

当たり前ですが、普通免許を持っていないと車両を動かすことはできません。自動車整備士の資格があれば仕事に活かせるでしょう。

 

4.フランチャイズでやるか?個人でやるか?問題

レンタカービジネスを事業としてやる基盤として、フランチャイズでやるか個人でやるか法人をたてるかという3択が考えられます。

 

『ガッツレンタカー』フランチャイズ募集

https://fc.dai.co.jp/fc/10434

※上記リンクをクリックすると、ガッツレンタカーの公式ページにリンクします

 

例えば、このガッツレンタカーの場合。レンタカーを時間単位ではなく〇日で貸すという新しい試みを打ち出し、営業利益220万円をたたき出す店舗も現れるほど好調です。

 

フランチャイズに加盟すれば、親会社のネームバリューで客足は広告をせずとも途絶える事はないでしょう。しかし、フランチャイズ加盟では最低自己資金300万円といったまとまった額が必要で、親会社の規約を守らなくてはいけないという不自由さも少なからず存在します。

 

レンタカービジネスという特色上、個人ではなく法人をたてた方が顧客の信用は勝ち取りやすいものです。トヨタや日産と勝負をしても仕方がないので、独自のサービスや競合のない立地と価格帯で勝負すれば、成功することでしょう。

 

 

5.レンタカービジネスで必要な資金はどこで調達するのか?

レンタカービジネスで必要な資金はそれほど高額ではないですが、かといって今すぐ現金で300万円はらえるかというとそうではない人もいることでしょう。

 

レンタカービジネスを初めてするなら、日本政策金融公庫という政策金融公庫がおすすめです。なぜなら、事業の成績のない起業家に銀行や信用組合などが事業資金を貸すことはほとんどありません。

 

創業時または創業から2期以内の事業所であれば、無担保・無保証人でレンタカービジネスに必要な資金を1~2%という低金利での融資が可能です。

 

6.融資を成功させるには何が必要?

日本政策金融公庫で融資を受けるには、借入申込書という書類の他に以下のものが必要です。

 

①創業計画書

創業時の事業資金を融資してほしい場合は、最寄りの日本政策金融公庫の支店に電話をし、創業計画書という書類をもって相談に行きます。

 

書式は以下のURLからダウンロードできます。

 

日本政策金融公庫|借入申込書等ダウンロード

https://www.jfc.go.jp/n/service/dl_kokumin.html

※上記のURLをクリックすると、日本政策金融公庫の公式ページにリンクします

 

この計画書には、あなたが何故レンタカービジネスをしようと思ったのか、レンタカービジネスのためにどのような準備をしてきたのか、車両の仕入れや保険はどうするのか、雇用はどうするのか、スタート後の利益はどう出るのか、などを明確に記入しなくてはいけません。

 

②自己資金

レンタカービジネスはさほど自己資金が必要な類の事業ではありませんが、それででも最低で300万円程度は必要です。

 

また、せっかく予約が入ってもいつも車両がないとそれだけでチャンスを逃してしまいます。自己資金は最低でも100万円は準備してから融資に申込みしましょう。

 

③経験

レンタカービジネスを始めようとしているのにレンタカーについて何も知らなければ、融資担当者は不安に思う事でしょう。

 

レンタカービジネスの経験はなくとも、レンタカー会社でのアルバイト経験やガソリンスタンドでのバイト経験など、類似の業界での経験は最低1~2年つけてからチャレンジしましょう。

 

まとめ

レンタカービジネスに目を付けて起業する方は意外に多いものです。その背景として、ガッツレンタカーのように大手にないサービスで新規開拓したことが大きく影響します。

在庫管理は飲食店よりも在庫をもたない分シンプルなレンタカービジネス。立地やサービスを練って計画し、ぜひ融資の審査を通過させましょう。

 

 

 

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
inQup     » https://inqup.com/

【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。