入居待ちになるシェアハウスの運営マニュアル

入居待ちになるシェアハウスの運営マニュアル 起業後の資金調達 – スペース貸し
入居待ちになるシェアハウス

可能性のある事業で成功を収めてみませんか?

ここ数年で、若者を中心にシェアハウスの需要が高まり、その数もどんどん増えてきています。
不動産投資としても注目されており、うまく運営すれば大きな利益をあげることも可能です。
今回は入居待ちになるほどの人気が出るシェアハウスの運営HOW TOを教えます。

1.シェアハウスって何?

シェアハウスとは「共用スペースを備えた賃貸住宅」を指します。

住居者にはそれぞれの部屋を割り当てられますが、キッチンやリビング、シャワーやトイレといった水周りが共用スペースとなっているところが多いです。

最近ではそれら以外にも、シアタールームやワーキングルーム、リラックスルームなど、一人暮らしでは実現しないような豪華な設備を用意したシェアハウスも増えてきています。

また、家電などが揃っているシェアハウスも多いので、初期費用を抑えることが可能です。

 

2.シェアハウスの市場規模

一昔前までは不動産会社が見向きもしなかった事業でしたが、2015年からの2年間で39.3%も市場規模が拡大しています。

市場が注目され新規参入する運営業者も近年増えており、この先、シェアハウス業界の競争率は高まっていくと思われます。

 

また、シェアハウスは全国で約3,000件あり、そのうちの約70%を東京都が占めており、次に埼玉県、神奈川県など関東圏に集中しているようです。

ただ最近では地域でも需要が高まっている傾向があり、入居希望者も増えてきています。

 

3.主なターゲット

シェアハウスのターゲット層は主に若者と外国人になります。

20代から30代の社会人や学生が一般的で、入居者の平均年齢は28歳と若いです。

外国人の入居者の割合も4割強ほどにのぼります。

 

若者や外国人が多い背景には、入居者同士の交流がある暮らしや、初期費用や家賃などのコストのお得さなど、メリットを強く感じていることにあります。

 

4.シェアハウス経営のメリットは?

シェアハウスのメリットを理解することで物件の収益性を最大限に活かすことができます。 

(1)収益性の良さ

多くの入居者を受け入れることができるのがシェアハウスの最大の特徴です。

一軒一人の家賃収入ではなく、部屋の数だけ賃貸対象になることで、家賃を安く抑えても結果的に全体の家賃収益が増えていきます。

また、入居者は共同生活設備の利用ができるので、家電などを買う必要がありません。

よって初期費用を抑えることができ、入居者の長期契約に結ぶことができます。

 

(2)安定性の高さ

複数の入居者と契約して家賃収入を得ることが可能なシェアハウス。

例えば、入居者が一人退室してしまっても、家賃収入がなくなることはありません。

また、現在20万件以上の入居者希望がいると言われており、安定した入居者の確保と収入の確保が可能でしょう。

 

(3)需要の多さ

前述したように年々シェアハウスの需要が高まってきています。

その背景には、女性限定のシェアハウスやペットが飼えるシェアハウス、保育所付きのシングルマザー限定のシェアハウスなど、コンセプトを選定し特定のニーズに絞ったシェアハウスが運営されていることが挙げられます。

同じ趣味や目的を持った人が集まるコミュニケーションの場として注目され、人気が高まっているのです。

 

5.シェアハウスを運営するポイント

需要が高いシェアハウスですが、何もしないで運営がうまくいくことはありません。

経営者として管理者として運営の目的を定める必要があります。

 

(1)管理業務

シェアハウスに入居している方々にとって、住みやすい環境づくりをしていくことが最も大切であり、その上で重要なのが「管理」です。

 

特にシェアハウスの管理では、「物」だけではなく「人」の管理が必要になります。

まず「物」の管理としては、消耗品の在庫の確認や設備が壊れていないかなど、こまめに確認しましょう。ゴミ出しや掃除なども行います。

もちろん、管理業者を利用するのもひとつの手です。

 

次に「人」の管理ですが、入居者同士のトラブルが起きないようにする必要があります。

入居者同士の関係が悪化すると、最悪の場合、退去にも繋がります。

管理者として入居者とのコミュニケーションを怠ってはいけません。

コミュニケーションが苦手な方にはシェアハウス業界はオススメできません。

 

秩序ある空間を作るためにも「ルール」を決めることがとても大事です。

 

(2)コンセプト選定

シェアハウスを開設する前にどのような利用者に入居してもらいたいのか?どのような雰囲気のハウスを作り上げていきたいのか?それらのコンセプトを考えることが経営していく上で重要なポイントになります。

 

例えば、

・起業を目指すための人のシェアハウス

・女性限定のシェアハウス

・コーヒーがタダで飲めるシェアハウス

・シングルマザーのためのシェアハウス

・語学勉強ができるシェアハウス

など、様々なコンセプトを選定し、運営していくことで利用者が求めていく空間を提供することができます。

また、コンセプトが決まることで入居者募集の際にアピールしやすくなります。

 

(3)+αを用意

コンセプトを選定し運営を開始しますが、入居希望者を集うためには更なるサービスが求められます。

シングルマザーのためのシェアハウスではお母さん達が安心して働けるように保育所を併設したり、起業を目指す入居者のためにコーヒーやWi-Fiなどをタダで提供したりするなど、定めたコンセプトに+αの特典を用意することで、より入居者にとってかけがえない空間に変わっていきます。

 

6.シェアハウスで注意するポイント

シェアハウスを運営する上で注意するポイントがあります。しっかりと理解することで未然に防ぐことや対処へと繋がっていきます。 

(1)入居者トラブル

管理のところでも少しお話しましたが、入居者同士のトラブルが最も注意を払うべきポイントです。

人はそれぞれ生活時間・習慣を持っているため、シェアハウスの運営には入居者同士のトラブルは付きものと言えます。

あらかじめルールを決めておくことや、不満などはないか住民同士で話し合いをする場を設けるなど事前に回避する対処を取り、入居者が退去してしまう事態を回避しておきましょう。

 

(2)コストがかかる

シェアハウスでは、家具や家電などの共同生活設備が壊れてしまうことがあります。

それらのイレギュラーに対応するのは運営者であり管理者です。

また設備のメンテナンスを行う必要もあり、その分追加でコストがかかってしまいます。

 

まとめ

人と人が共同する生活空間にはメリット・デメリットがあります。

運営者として住みやすい空間を作ることが最も大切です。

またシェアハウスはニーズにマッチした収益性が高い事業になりますので、まずはしっかりとコンセプトを考え、入居者が集まるような取り組みを行っていきましょう。

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
inQup     » https://inqup.com/

【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。