飲食店の売上アップ方法。出前事業をていねいに解説。

飲食店の売上アップ方法。出前事業をていねいに解説。 起業後の資金調達 – 飲食(飲食店・外食・デリバリー)
飲食店でデリバリーの売上を上げる方法

飲食の宅配サービスのメリットとデメリットを理解して、新たな顧客を獲得しよう!

みなさんはフードデリバリーと聞いて何を思い浮かべますか?

お寿司やピザ、お弁当など飲食店では、さまざまな宅配サービスを行っています。

「自分のお店でも宅配サービスを始めて売上の増加を図りたい!」と考えている経営者の方もいらっしゃるかもしれません。

では、実際に宅配サービスで売上を上げていくためには、どのような方法が有効なのでしょうか?

 

1.宅配サービスを始めるメリット・デメリット

売上を上げるためのポイントを解説する前に、まずは宅配サービスを行うメリット・デメリットを押さえておきましょう。

2.売上を上げるための3つの方法

宅配サービスを始めたからと言って、すぐに売上に繋がるとは限りません。

宅配を始めるとなると、配達員を新たに雇ったり、宅配用のバイクなどを購入したりと先行投資をしている場合もありますので、反響があまりに少ないと経費ばかりが膨らんで不安になりますよね。

宅配事業で売上を上げるためにまず大事なのは、「知ってもらう」ということです。

どんなに美味しい料理を提供していたとしても、お客さんが知らなければ注文は来ません。

味の好みやメニューなどによって、好き嫌いはありますが、宅配の需要は間違いなくあるので、しっかりと宣伝活動を行いましょう。

思いつく限りの施策をひとつひとつ試していくのも良いですが、次の3つの方法を押さえておきましょう。

 

(1)チラシを配る(ポスティング)

ポストにチラシを投函するだけなので簡単です。

アパートやマンションなどの集合住宅では、炊事をあまりしない一人暮らしの方や上階に住んでいるため上り下りが面倒という方がリピーターになりやすいです。

また、ファミリー層は記念日などのイベント時や時間の余裕がないときなど、定期的に宅配サービスを利用することが多いので、優良顧客になりやすいでしょう。

ただし、最近はポスティングを禁止しているマンションなども増えているので、配布の際は注意が必要です。

 

(2)店舗内外に掲示する

お店に来るお客様への宣伝です。

「出前始まりました!」というポスターを貼ったり、レジ横にチラシを置いたり、目に付くところに掲示しておきましょう。

既存客へのアプローチになりますので、新しい顧客を開拓したいと考えている場合には、あまり効果はないかもしれませんが、お店の外に掲示していれば、近隣の住人の方が見て注文に繋がる可能性もあります。

 

(3)飛び込み営業をする

「今時飛び込み営業!?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は宅配サービスの営業は効果があります。

営業先は個人宅ではなく、大きな会社です。

大きな会社の場合、大抵は受付がありますので、宅配サービスを始めたことを伝え、詳細がかかれたチラシを渡しましょう。

そのとき、各部署に配布可能か確認し、各フロアの部署に直接配ることができれば、より効果的です。

店員の顔や接客態度を実際に見ることで親近感がわき、宅配サービスの受注に繋がらなかったとしても、「近くにこんなお店があるんだ!」と来店に繋がるかもしれません。

 

3.また注文しよう!と思ってもらうには?

一度注文がきたら、次に考えるべきは「リピーター客の獲得」です。

味のクオリティーを上げていくことはもちろん大事ですが、また頼んでもらうためには信用を築く必要があります。

自分に置き換えて考えてみましょう。

また頼みたいなと思うお店はどんなお店ですか?

逆にもう絶対に頼まない‼と思う瞬間を考えるとわかりやすいです。

このような事態が起きたら、クレームにもなりますが、信用を失い注文は来なくなるでしょう。

口コミで周りに広まる可能性もありますので、そうなればさらに多くのお客様を失うことにも繋がります。

お店の経営でも当たり前のことですが、宅配サービスにおいても同様、注意が必要です。

 

4.ドライバーの教育が大事!

宅配サービスでは、直接お客様とやりとりをするのは、ドライバー担当の店員だけになります。

つまり、この配達員の接客態度だけでお店全体の評価をされてしまうということです。

同じ料理を届けてくれるのであれば、態度の悪い配達員が来るより、きちんと挨拶ができて丁寧に対応してくれる方が良いですよね。

普段から店内で対応をしている店員と同じく、接客についての教育が大切です。

また、注文を受ける際の電話対応の教育もきちんと行いましょう。

 

5.他のお店と差別化をして集客を増やしましょう

最近は、宅配サービスをやっている飲食店が増えていますので、集客するためには他店との差別化を図っていく必要があります。

例えば、次のような付加価値をつけると良いでしょう。

 

お客様が「注文したいな」と思っても時間外であったり、自分の居住エリアが配達対象外だったりしたら、せっかくの注文を逃してしまうことになります。

「2,000円以上の注文でドリンク1本サービス!」なども良いですが、サービス品をつけるのをやめた途端に注文率も下がる可能性がありますので、始める場合には注意が必要です。

 

6.配達スピードが何よりも大事です

宅配で売上を上げるための方法を紹介しましたが、何と言っても大事なのは「配達スピード」です。

配達時間はクレームにも繋がりやすいので、調理時間の短縮や事前準備、注文を受けてから配達するまでの仕組みやルール作りをしっかりと行い、回転率を上げていきましょう。

また、宅配ドライバーの人員確保が重要になります。

注文が立て込んだときに一人のドライバーだけでは対応しきれないことも考えられますので、2、3人は常時動けるよう体制を整えておきましょう。

 

まとめ

売上を上げるために宅配サービスを行うことは、とても有効です。

軌道に乗るまで、やるべきことをひとつずつ実践していくことが大事です。

また、宅配サービスを始める際、地域によっては保健所の手続きが必要になる場合もありますので、事前に確認しましょう。

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
【プロフィール】
平成22年04月 資格の学校TAC入社、財務諸表論講座講師を5年間務める
平成24年04月 税理士事務所で勤務
平成24年08月 個人で融資サポート業務をスタート
平成27年12月 株式会社SoLabo設立
現在までの融資実績は1600件以上

【書籍】
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
inQup     » https://inqup.com/

【 動画で確認! 】株式会社SoLabo代表 田原がチバテレビに出演しました。