自宅サロン開業が失敗しやすい理由とは?

自宅サロン開業が失敗しやすい理由とは? 2018.07.30起業後の資金調達 – 美容(美容院・ネイル・エステ・フィットネス)
自宅サロンが失敗しやすい理由

ネイリストやエステティシャンとして独立を検討している人の中には、店舗を構えるのではなく自宅サロンの開業を考えている人もいるでしょう。

開業後1年以内に閉店してしまうサロンもあります。

そこで、今回は自宅サロンで失敗してしまう原因を解説します。

集客できない

自宅サロンの場合、店舗と異なり、お客さんにサロンの存在を認識してもらいにくいというデメリットがあります。

どんなに素晴らしいサービスを提供していても、お客さんが知らなければサロンに足を運んでもらえません。

主な集客手段については、次のものが挙げられます。

サロン兼自宅であるため、住所の掲載を避けたい場合があり、チラシやクーポンでの集客を避ける傾向があります。

一方、ブログやSNSであれば、「住所の詳細はご予約時にご案内させていただきます」と断りをしておくことで対処できます。

ブログやSNSを活用して、あなた自身のことはもちろんですが、技術やサロンのこだわり、強みなどを積極的に発信していきましょう。

まずは知ってもらうことが大切です。情報を発信し続けることで、技術力やあなた自身の人柄に惹かれ、ファンの獲得に繋がる場合があります。

情報量が少ない

集客とも繋がる話ですが、情報量が少ないというサロンがあります。

お客さんがネットでサロンを検索してホームページを見たときに、「住所が公開されていない」「お店の写真が載っていない」「施術者の名前が出ていない」だと不安を抱く場合があります。

ホームページはお客さんが来店を判断する基準となることがあるので、公開できる情報はできるだけ公開するように意識しましょう。

安い価格設定

自宅サロンの場合、1日に施術できるお客様の数は限られているので、価格を低くしてしまうと収益が上がらないおそれがあります。

安いお店を探しているお客さんもいるとは思いますが、お客さんの中には「自分をより良くしてくれるサロン」や「価格以上の価値が得られるサロン」を探していて、提供する技術やサービス次第では、料金設定に関わらず来てくれる場合があります。

値下げではなく、サロンの魅力を伝えることを意識してみましょう。 

コンセプトがない

自宅サロンに限った話ではありませんが、「他のお店にはない強み」をアピールすることが大事です。

たくさんのお客さんに来てほしいと考えるあまり、あれもこれもとさまざまなサービスを打ち出してしまうと、他のお店と差別化が図れず、集客が難しくなる場合があります。

ネイルサロンであれば、「どんなネイルでも出来ます!」と謳っているお店より、「キャラクターなどの手書きネイルが得意です」や「オフィスでもOK!おしゃれでシンプルなネイルならお任せ!」というお店にするイメージです。

エステサロンであれば、「細身のジーンズが似合う美脚を目指しましょう」や「毛穴ケアができるサロンで、素肌美人に!」などがコンセプトとして考えられます。

コンセプトを明確にすることで、美脚エステが良かったから、二の腕とウエストのケアもお願いしてみようかなと、結果的に他のメニューでのリピートにも繋がっていく可能性があります。

経営者意識がない

店舗を構えてサロンをオープンする場合と異なり、自宅サロンの場合は経営者としての意識を持ちにくい傾向があります。

そのため、趣味の延長になってしまい、売上がなかなか上がらず失敗に終わってしまうことがあります。

自宅サロンは、店舗取得費などがかからず初期費用が抑えられるため、気軽に開業できる場合がありますが、経営を成功させるためには、「売上管理」「経費削減」「集客」の施策など、経営者としての視点を持って事業を行っていくことが重要です。 

数字管理ができていない

前述した経営者意識がないことにも繋がっていますが、売上や経費など数字を管理できていないと、失敗の原因になることがあります。

数字を管理することにより、固定費を抑えて、利益を大きくしていくためには何をすべきかを分析できる場合があるので、「自分一人だけの自宅サロンだから」とどんぶり勘定にはせず、数字の管理をしていきましょう。 

まとめ

自宅サロンが失敗しやすい理由を解説しました。一度にすべてやるのが難しい場合には、ひとつずつ問題解決をしていきましょう。

資金調達についてプロに相談する(無料)>
株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
平成22年8月、資格の学校TACに入社し、以降5年間、税理士講座財務諸表論講師を務める。
平成24年8月以降 副業で税理士事務所勤務や広告代理事業、保険代理事業、融資支援事業を経験。
平成27年12月、株式会社SoLabo(ソラボ)を設立し、代表取締役に就任。
お客様の融資支援実績は、累計4,500件以上(2021年7月末現在)。
自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功。

【書籍】
2021年10月発売 『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎)

【運営サイト】
資金調達ノート » https://start-note.com/
創業融資ガイド » https://jfc-guide.com/
経営支援ガイド » https://inqup.com/